日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。
4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)
13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。
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VLAN(4) FreeBSD カーネルインタフェースマニュアル VLAN(4) 名称 vlan -- IEEE 802.1Q VLAN ネットワークインタフェース 書式 このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル 設定ファイルに置きます: device vlan もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするため には、次の行を loader.conf(5) に置きます: if_vlan_load="YES" 解説 vlan ドライバは、単一のスイッチトランクポートを介する複数の VLAN の間の ルーティング/ブリッジすることを許す、論理的な vlan ネットワークインタ フェースへの IEEE 802.1Q 規格に従ってタグ付けをされたフレームをデマルチプ レックス (逆多重化) します。 それぞれの vlan インタフェースは、インタフェースクローニングを使用して実 行時に作成されます。これは、ifconfig(8) の create コマンドで最も簡単に行 なうか、または rc.conf(5) の cloned_interfaces 変数を使用します。 機能するために、vlan インタフェースは、ifconfig(8) を使用して親インタ フェースと数値 VLAN タグを割り当てなければなりません。単一の親は、それら が異なったタグを持つことを条件とする複数の vlan インタフェースを割り当て ることができます。親のインタフェースは、適切に設定されたスイッチポートに 接続されたイーサネットカードとなりそうです。VLAN タグは、交換ネットワーク で設定されたものの 1 つに一致するべきです。 最初に vlan は、タグ付きとタグ付け解除のフレームと同じ最小の長さを仮定し ます。このモードは、sysctl(8) 変数 net.link.vlan.soft_pad を (デフォルト の) 0 に設定することによって選択されます。しかしながら、タグ付け解除のた めに許可された最小を下回るとき、フレームの長さの調整に失敗するネットワー クデバイスがあります。そのようなデバイスは、net.link.vlan.soft_pad の値を 1 を変更した後に、vlan で同時に使用することができるべきです。後者のモード で、vlan は、それらの長さが、準拠しないデバイスによってタグ付け解除した後 に、少なくとも最小値であるように、それらをタグ付けする前に短いフレームを 詰めます。 ハードウェア vlan ドライバは、VLAN の処理で支援を提供できる親のインタフェース上の効率 的な操作をサポートします。そのようなインタフェースは、それらの能力によっ て自動的に認識されます。物理的なインタフェースで見つけられた洗練のレベル によって、それは、完全な VLAN 処理を行うか、または単にロングフレーム (イーサネットヘッダと FCS を含む最大 1522 バイト) を受信して送信すること ができます。ケーパビリティは、ifconfig(8) へのそれぞれのパラメータ、 vlanhwtag と vlanmtu によってユーザによって制御されます。しかしながら、物 理的なインタフェースは、それらに反応する義務はありません: いずれも、それ をオフにする方法なしで永久にケーパビリティを有効にするかもしれません。特 定のデバイスとそのドライバにとって、全体の問題はたいへん明確です。 今のところ、これらのデバイスは、ハードウェアで完全な VLAN 処理の能力があ ります: ae(4), age(4), alc(4), ale(4), bce(4), bge(4), bxe(4), cxgb(4), cxgbe(4), em(4), igb(4), ixgbe(4), jme(4), liquidio(4), msk(4), mxge(4), nge(4), re(4), sge(4), stge(4), ti(4), txp(4) と vge(4) です。 他のイーサネットインタフェースは、vlan ドライバでソフトウェアエミュレー ションを使用して VLAN を実行することができます。しかしながら、一部は、ロ ングフレームを送信して受信するケーパビリティが不足しています。vlan の親と してそのようなインタフェースを割り当てることは、対応する vlan インタ フェースで減少した MTU をもたらします。現代のインターネットでは、これは、 大規模なため tcp(4) 接続性の問題、パス MTU 発見メカニズを遮断する不十分な icmp(4) フィルタリングを引き起こしそうです。 これらのインタフェースは、自然に vlan のためのロングフレームをサポートし ます: axe(4), bfe(4), cas(4), dc(4), et(4), fwe(4), fxp(4), gem(4), hme(4), le(4), nfe(4), rl(4), sf(4), sis(4), sk(4), ste(4), tl(4), tx(4), vr(4), vte(4) と xl(4)。 vlan ドライバは、vlan 使用のためにロングフレームを本来サポートするデバイ スを自動的に認識し、親インタフェースのケーパビリティに基づく適切なフレー ムの MTU を計算します。上にリストされないいくつかの他のインタフェースは、 ロングフレームを取り扱うことができますが、この能力の通知を行いません。 vlan での MTU の設定は、そのような親のインタフェースと連動して使用される なら、手動で修正することができます。 関連項目 ifconfig(8), sysctl(8) FreeBSD 12.2 May 8, 2018 FreeBSD 12.2