FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)

日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索がコンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。

検索コマンド： man apropos whatis
コマンド／キーワード：
日本語マニュアル RELEASE :
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名称 | 書式 | 解説 | ハードウェア | ローダ調整変数 | サポート | 関連項目 | 歴史 | 作者

LIQUIDIO(4)        FreeBSD カーネルインタフェースマニュアル        LIQUIDIO(4)

名称
     liquidio -- FreeBSD オペレーティングシステムのための Cavium 10Gb/25Gb
     イーサネットドライバ

書式
     このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル
     設定ファイルに置きます:

           device lio

     もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするため
     には、次の行を loader.conf(5) に置きます:

           if_lio_load="YES"

解説
     liquidio ドライバは、23XX 10Gb/25Gb イーサネットアダプタのサポートを行い
     ます。ドライバは、ジャンボフレーム、Transmit/Receive チェックサムオフロー
     ド、TCP セグメンテーションオフロード (TSO)、Large Receive Offload (LRO)、
     VLAN タグ挿入/抽出、VLAN チェックサムオフロード、VLAN TSO と Receive Side
     Steering (RSS) をサポートします。

     ジャンボフレームのためのサポートは、インタフェース MTU 設定を通して提供さ
     れます。ifconfig(8) ユーティリティで 1500 バイトより大きい MTU を選択する
     ことは、受信と送信ジャンボフレームへのアダプタを設定します。ジャンボフ
     レームのための最大の MTU サイズは、16000 です。

     このデバイスの設定に関する詳細については、ifconfig(8) を参照してくださ
     い。

ハードウェア
     liquidio ドライバは、次のカードをサポートします:

     •   LiquidIO II CN2350 210SV/225SV
     •   LiquidIO II CN2360 210SV/225SV

ローダ調整変数
     調整変数は、カーネルをブートする前に loader(8) のプロンプトで設定するか、
     または loader.conf(5) に格納して設定することができます。

     hw.lio.fw_type

             ロードされるファームウェアのタイプを指定する文字列。デフォルト
             は、"nic" です。フラッシュからファームウェアをロードするために、
             "none" を使用します。

     hw.lio.num_queues_per_pf0

             PF0 ごとのキューの数を指定する符号なしの整数。有効な範囲は、0 か
             ら 64 です。最大 8 の cpu 数に基づいてドライバの自動設定に 0 を使
             用します。

     hw.lio.num_queues_per_pf1

             PF1 ごとにキューの数を指定する符号なしの整数。有効な範囲は、0 か
             ら 64 です。最大 8 の cpu 数に基づいてドライバの自動設定に 0 を使
             用します。

     hw.lio.console_bitmask

             コンソールが、syslog にリダイレクトされたデバッグ出力があるかを示
             しているビットマスク。

     hw.lio.rss

             ドライバ RSS サポートを有効/無効にするために。

     hw.lio.hwlro

             ハードウェア LRO を有効/無効にするために。

サポート
     一般的な情報とサポートについては、次の Cavium サポートウェブサイトに行き
     ます: http://support.cavium.com.

関連項目
     altq(4), arp(4), netintro(4), ng_ether(4), vlan(4), ifconfig(8)

歴史
     liquidio デバイスドライバは、FreeBSD 12.0 ではじめて登場しました。

作者
     liquidio ドライバは、Derek Chickles <derek.chickles@cavium.com> によって
     書かれました。

FreeBSD 12.2                    August 17, 2017                   FreeBSD 12.2

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