FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
セクション:
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名称 | 書式 | 非推奨の注意 | 解説 | 診断 | 関連項目 | バグ
TX(4)              FreeBSD カーネルインタフェースマニュアル              TX(4)

名称
     tx -- SMC 83c17x Fast Ethernet デバイスドライバ

書式
     このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル
     設定ファイルに置きます:

           device miibus
           device tx

     もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするため
     には、次の行を loader.conf(5) に置きます:

           if_tx_load="YES"

非推奨の注意
     tx ドライバは、FreeBSD 13.0 以降に存在しません。詳細については、
     https://github.com/freebsd/fcp/blob/master/fcp-0101.md を参照してくださ
     い。

解説
     tx ドライバは、SMC 83c17x (EPIC) チップに基づいたイーサネットアダプタのサ
     ポートを行ないます。これらのほとんどは、SMC 9432 シリーズのカードです。

     tx ドライバは、(カードのケーパビリティによって) 次のメディアタイプをサ
     ポートします:

     autoselect   自動ネゴシエーションを有効にします (デフォルト)。

     100baseFX    100Mbps (ファーストイーサネット) 光ファイバオペレーションを
                  設定します。

     100baseTX    100Mbps (ファーストイーサネット) ツイストペアオペレーション
                  を設定します。

     10baseT/UTP  10BaseT ポートでの 10Mbps を設定します。

     10base2/BNC  10Base2 ポートでの 10Mbps を設定します。

     tx ドライバは、次のメディアオプションをサポートします:

     full-duplex  全二重オペレーションを設定します。

     tx ドライバは、大き過ぎるイーサネットパケット (最大 1600 バイトまで) をサ
     ポートします。インタフェースの MTU を設定することについては、ifconfig(8)
     マニュアルページを参照してください。

     設定の古い ``ifconfig tx0 linkN'' 方法は、サポートされていません。

   VLAN (IEEE 802.1Q) サポート
     tx ドライバは、vlan(4) インタフェースの MTU を減少せずに、(vlan(4) インタ
     フェースを使用して) VLAN オペレーションをサポートしています。

診断
     tx%d: device timeout %d packets  デバイスが、応答することを停止しました。
     デバイスとドライバは、このエラーに従ってリセットします。

     tx%d: PCI fatal error occurred (%s)  次のエラーの 1 つが生じました: PCI
     ターゲット中断、PCI マスタ中断、データパリティエラーまたはアドレスパリ
     ティエラー。デバイスとドライバは、このエラーに従ってリセットします。

     tx%d: cannot allocate mbuf header/cluster  受信されるパケットのためのメモ
     リを割り付けすることができません。パケットは、破棄されます。

     tx%d: can't stop %s DMA  リセットしている間に、ドライバが、デバイスを正確
     に停止することに失敗しました。

関連項目
     arp(4), miibus(4), netintro(4), ng_ether(4), ifconfig(8)

バグ
     自動ネゴシエーションは、あまり動作していません。

FreeBSD 12.2                   October 24, 2018                   FreeBSD 12.2

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