FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
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名称 | 書式 | 解説 | ハードウェア | | 関連項目 | 歴史 | 作者
CAS(4)             FreeBSD カーネルインタフェースマニュアル             CAS(4)

名称
     cas -- Sun Cassini/Cassini+ と National Semiconductor DP83065 Saturn ギガ
     ビットイーサネットドライバ

書式
     このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル
     設定ファイルに置きます:

           device miibus
           device cas

     もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするため
     には、次の行を loader.conf(5) に置きます:

           if_cas_load="YES"

解説
     cas ドライバは、Sun UltraSPARC マシンとアドオンカードとして搭載されたもの
     に見つかる Sun Cassini/Cassini+ と Semiconductor DP83065 Saturn のサポー
     トを行います。

     cas ドライバによってサポートされるすべてのコントローラには、受信と送信の
     両方のための TCP/UDP チェックサムオフロード機能、vlan(4) のための拡張フ
     レームの受信と転送のサポート、と 512 ビットのマルチキャストハッシュフィル
     タと同様に割り込み合体/モデレーションメカニズムのサポートがあります。

     また、cas ドライバは、インタフェース MTU の設定によって設定でる、(最大
     9022 バイトの) Jumbo Frame をサポートします。ifconfig(8) ユーティリティで
     1500 バイトより大きい MTU の設定で、Jumbo Frame を受信して、送信するアダ
     プタを設定します。

ハードウェア
     cas ドライバによってサポートされるチップは、次の通りです:

     •   National Semiconductor DP83065 Saturn ギガビットイーサネット
     •   Sun Cassini ギガビットイーサネット
     •   Sun Cassini+ ギガビットイーサネット

     次のアドオンカードが、現在 cas ドライバで動作することが知られています:

     •   Sun GigaSwift Ethernet 1.0 MMF (Cassini Kuheen) (part no. 501-5524)
     •   Sun GigaSwift Ethernet 1.0 UTP (Cassini) (part no. 501-5902)
     •   Sun GigaSwift Ethernet UTP (GCS) (part no. 501-6719)
     •   Sun Quad GigaSwift Ethernet UTP (QGE) (part no. 501-6522)
     •   Sun Quad GigaSwift Ethernet PCI-X (QGE-X) (part no. 501-6738)


     sparc64 で、cas ドライバは、setenv コマンドを使用するか、または eeprom(8)
     によって、Open Firmware ブートで設定できる local-mac-address? システム設
     定変数を順守します。``false'' (デフォルト) に設定されるなら、cas ドライバ
     は、デバイスのすべてのために、システムのデフォルト MAC アドレスを使用しま
     す。``true'' に設定されるなら、システムのデフォルト MAC アドレスでなく、
     存在しているなら、各インタフェースのユニークな MAC アドレスが使用されま
     す。

     それら自体の MAC アドレスがあるサポートされるインタフェースは、2 つ以上の
     イーサネットインタフェースとすべてのアドオンカードを備えているボードの搭
     載バージョンを含んでいます。

関連項目
     altq(4), miibus(4), netintro(4), vlan(4), eeprom(8), ifconfig(8)

歴史
     cas デバイスドライバは、FreeBSD 8.0 と FreeBSD 7.3 で登場しました。
     OpenBSD 4.1 ではじめて登場した cas ドライバにちなんで名前つけられ、コント
     ローラの同じセットをサポートしますが、その他は、関係ありません。

作者
     cas ドライバは、gem(4) ドライバに基づいて、Marius Strobl
     <marius@FreeBSD.org> によって書かれました。

FreeBSD 12.2                    March 24, 2012                    FreeBSD 12.2

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