日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。
4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)
13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。
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QUOTACHECK(8) FreeBSD システム管理者マニュアル QUOTACHECK(8) 名称 quotacheck -- ファイルシステムのクォータ (quota) の整合性のチェッカ 書式 quotacheck [-guv] [-c 32 | 64] [-l maxrun] -a quotacheck [-guv] [-c 32 | 64] filesystem ... 解説 quotacheck ユーティリティは、各ファイルシステムを調査し、現在のディスク使 用量のテーブルを構築し、ファイルシステムのためのディスクのクォータファイ ルに記録されたものに対してこのテーブルを比較します。何らかの矛盾が検出さ れるなら、クォータファイルと不正確なクォータの現在のシステムコピーの両方 が、更新されます (アクティブなファイルシステムがチェックされるなら、後者 のみが更新されます)。デフォルトで、ユーザとグループのクォータの両方が チェックされます。 次のオプションが利用可能です: -a あらゆるファイルシステム名の代わりに供給されるなら、quotacheck は、ディスククォータで読み込み書き込みするために /etc/fstab で示 されたすべてのファイルシステムをチェックします。デフォルトで、 /etc/fstab にリストされたクォータのタイプだけがチェックされます。 -c 32 | 64 そのチェックを実行する前に、quotacheck は、クォータファイルを、指 定された単語のサイズに変換します。64 の変換サイズは、新しい 64 ビットクォータファイル形式への変換を要求するために与えられます。 32 の変換サイズは、古い 32 ビットクォータファイル形式に逆の変換を 要求するために与えられます。オリジナルのクォータファイルは、変更 されないままにされ、下線とその形式サイズにその名前に追加された .orig 拡張子を追加して、横に移動します。したがって、64 ビット形式 のクォータファイルに変換されたオリジナルの 32 ビットの quota.user クォータファイルは、quota.user_32.orig に名前が変更されます。 -g /etc/fstab にリストされたグループのクォータだけがチェックされま す。 -l maxrun 変列してチェックするためのコンカレントファイルシステムの最大数を 指定します。このオプションが省略されるか、または、maxrun が 0 で あるなら、並列したパスは、fsck(8) のように実行されます。このオプ ションは、推奨されません、並列したパスは、常に、fsck(8) のように 実行されます。 -u /etc/fstab にリストされたユーザのクォータだけがチェックされます。 -v 計算され、記録されたディスククォータと他の追加の診断のメッセージ の間の違いを報告します。 -g と -u の両方を指定することは、デフォルトと同等です。並列したパスは、 fsck(8) のやり方と同様に /etc/fstab のパス番号を使用して要求されたファイ ルシステムで実行されます。 通常、quotacheck は、静かに動作します。 quotacheck ユーティリティは、関連するファイルシステムのルートに置かれる、 quota.user と quota.group と名前が付けられたクォータファイルを持つために チェックされる各ファイルシステムを期待しています。これらのデフォルトは、 /etc/fstab で上書きされます。ファイルが存在しないなら、quotacheck は、そ れを作成します。これらのファイルは、edquota(8) ユーティリティで編集される べきです。 quotacheck ユーティリティは、通常、/etc/rc ファイルからブート時に実行され ます。rc スタートアップ手続きは、/etc/rc.conf 変数 check_quotas によって 制御されます。/etc/rc のこの機能を有効にするために、また、利用者は、 /etc/rc.conf の変数 enable_quotas でスタートアップのクォータ手続きを有効 にすることを必要とすることに注意してください。また、カーネルは、options QUOTA で構築されなければなりません。 quotacheck ユーティリティは、ユーザごとの実際のディスクの使用量を計算で、 生のデバイスをアクセスします。したがって、quotacheck が実行されている間 に、チェックされるファイルシステムは、不活発でなければなりません。 関連ファイル quota.user ユーザのクォータがあるファイルシステムのルートで quota.group フループのクォータがあるファイルシステムのルートで /etc/fstab デフォルトのファイルシステム 関連項目 quota(1), quotactl(2), fstab(5), rc.conf(5), edquota(8), fsck(8), quotaon(8), repquota(8) 歴史 quotacheck ユーティリティは、4.2BSD で登場しました。 バグ クォータシステムは、符号付きの値として評価されるとき、負の UID または GID を無視します。通常、ID のそれらのタイプは、他のオペレーティングシステムか ら NFS マウントまたはアーカイブファイルからファイルシステムに現れることが できます。極めて大きな UID または GID によって、quotacheck は、妥当でない 量の時間実行して、極めて大きいクォータデータファイルを生成します。 FreeBSD 11.2 January 25, 2007 FreeBSD 11.2