FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
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名称 | 書式 | 解説 | 関連ファイル | 関連項目 | 歴史
NFSSTAT(1)              FreeBSD 一般コマンドマニュアル              NFSSTAT(1)

名称
     nfsstat -- NFS の統計値を表示する

書式
     nfsstat [-cdEemszW] [-M core] [-N system] [-w wait]

解説
     nfsstat コマンドは、NFS クライアントとサーバの活動状況に関して保持してい
     る統計値を表示します。NFSv4 サーバについて、統計値は、RPC のカウントでは
     なく Compound RPC 内の操作のためです。NFSv3 と NFSv4 の間の RPC カウント
     を比較したいなら、利用者は、クライアントの統計値を使用しなければなりませ
     ん。

     オプションは、次の通りです:

     -c      クライアント側の統計値のみを表示します。

     -d      iostat(8) によって表示されるそれらに似た新しい NFS サーバのための
             統計値を表示します。これは、読み込み、書き込みとすべての操作のた
             めの転送ごとのキロバイト、秒ごとの転送と秒ごとのメガバイトを含み
             ます。また、それは、すべての操作のための現在のキューの深さ、ビ
             ジーのパーセンテージと待ち時間を含みます。-W フラグが追加されるな
             ら、秒ごとのコミット、コミット待ち時間、読み込み待ち時間と書き込
             み待ち時間も、また、表示に追加されます。表示されたビジーのパーセ
             ンテージは、時々 100 を越えるかもしれません。これは、ビジーのパー
             センテージが計算される方法のためです。ビジー時間は、操作が始めら
             れるか、または終わった最後の時間と現在の時間の間の経過時間を追加
             することによって計算されます。未解決のただ 1 つの操作があるなら、
             "ビジー時間" の時間は、その操作の合計の時間で更新されます。それ
             は、2 つの測定間隔 (しばしば、1 秒) の間のビジー時間の違いが測定
             間隔より大きく増加することを意味します。

     -e      NFS クライアントと NFSv4 のためのサーバによって集められた追加の統
             計を報告します。

     -E      統計が NFSv4.1 を含み、数値が 10 億で切り取られないことを除いて、
             -e と同様です。-e または -E の 1 つだけを指定することができます。

     -M      デフォルトの /dev/kmem の代わりに指定された core から名前リストに
             関連する値を抽出します。

     -m      すべての新しい NFS クライアントのマウントについて、マウントオプ
             ションを報告します。このオプションは、すべての他のオプションを無
             視します、そして nfsstat は、報告を完了した後に終了します。このオ
             プションは、新しい NFS クライアントによってのみサポートされていま
             す。

     -N      デフォルトの /boot/kernel/kernel の代わりに指定された system から
             名前リストを抽出します。

     -s      サーバ側の統計値のみを表示します。

     -W      インターバルの短い要約で広い形式を使用します。このオプションは、
             -c, -d または -s と時間の遅延を組み合わせるとき、特に役に立ちま
             す。

     -w      wait 秒のインターバルで、クライアントとサーバの両方のための NFS
             の活動状況のより短い要約を表示します。

     -z      統計を表示した後に、それらをリセットします。

関連ファイル
     /boot/kernel/kernel  デフォルトのカーネルの名前リスト (namelist)
     /dev/kmem            デフォルトのメモリファイル

関連項目
     fstat(1), netstat(1), ps(1), systat(1), sysctl(3), iostat(8),
     nfsdumpstate(8), pstat(8), vmstat(8)

歴史
     nfsstat コマンドは、4.4BSD で登場しました。

FreeBSD 11.2                   November 23, 2016                  FreeBSD 11.2

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