日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。
4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.4-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.3-RELEASE-K, 14.0-RELEASE-K から 14.1-RELEASE-K は、全翻訳済み)
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LS(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル LS(1) 名称 ls -- ディレクトリの内容をリストする 書式 ls [--libxo] [-ABCFGHILPRSTUWZabcdfghiklmnopqrstuwxy1,] [-D format] [file ...] 解説 ディレクトリ以外のタイプの file を指定する各オペランドに関して、ls は、要 求された名前だけでなく、関連する情報を表示します。ディレクトリタイプの file を指定する各オペランドに関して、ls は、要求されたディレクトリ内に含 まれているファイルの名前だけでなく、関連する情報を表示します。 オペランドが与えられないなら、カレントディレクトリの内容が表示されます。2 つ以上のオペランドが与えられるなら、ディレクトリでないオペランドが最初に 表示されます。ディレクトリとディレクトリでないオペランドは、辞書編集順に 別々にソートされます。 次のオプションが利用可能です: --libxo 異なる人間とマシン読み込み可能な形式の選択で libxo(3) を通して出 力を生成します。コマンド行引数の詳細については、xo_parse_args(3) を参照してください。 -A . と .. を除いて、名前がドット (`.') で始まるディレクトリエントリ を含めます。-I が指定されないなら、スーパユーザに対して自動的に設 定します。 -B \xxx としてファイル名中の (ctype(3) と現在のロケール設定によって 定義されるように) 非印刷可能文字の印刷 (表示) を強制します、ここ で xxx は、8 進数の文字の数値です。このオプションは、IEEE Std 1003.1-2001 (``POSIX.1'') で定義されていません。 -C 複数のカラムの出力を強制します。これは、出力が端末であるときのデ フォルトです。 -D format ロング (-l) 形式で印刷するときに、日付と時間の出力で format を使 用します。引数 format は、strftime(3) によって使用される文字列で す。format 文字列の選択によって、これは、出力で異なった数のカラム の結果となるかもしれません。このオプションは、-T オプションを上書 きします。このオプションは、IEEE Std 1003.1-2001 (``POSIX.1'') で 定義されていません。 -F ディレクトリである各パス名の直後にスラッシュ (`/') を、実行形式で ある各ファイルの後にアスタリスク (`*') を、シンボリックリンクであ る各ファイルの後に符号 (`@') を、ソケットである各ファイルの後に等 号 (`=') を、ホワイトアウトである各ファイルの後にパーセント記号 (`%') を、FIFO である各ファイルの後に縦棒 (`|') を表示します。 -G カラー化の出力を有効にします。このオプションは、環境変数の CLICOLOR を定義することと同等です。(後述)。COLORLS の定義を削除す ることによって、この機能をコンパイルすることができます。このオプ ションは、IEEE Std 1003.1-2001 (``POSIX.1'') で定義されていませ ん。 -H コマンド行のシンボリックリンクをたどります。-F, -d または -l オプ ションのいずれも指定されないなら、このオプションが仮定されます。 -I スーパユーザに対して自動的に設定される -A を抑制します。このオプ ションは、IEEE Std 1003.1-2001 (``POSIX.1'') で定義されていませ ん。 -L 引数がシンボリックリンクであるなら、リンク自体ではなく、リンクが 参照するファイルまたはディレクトリをリストします。このオプション は、-P オプションを取り消します。 -P 引数がシンボリックリンクであるなら、リンクが参照するオブジェクト ではなくリンク自体をリストします。このオプションは、-H と -L オプ ションを取り消します。 -R 遭遇するサブディレクトリを再帰的にリストします。 -S 辞書編集順でオペランドをソートする前に、(最も大きなファイルを最初 に) サイズでソートします。 -T ロング (-l) 形式で印刷 (表示) するときに、月・日・時・分・秒・年 を含めて、ファイルのための完全な時間情報を表示します。-D オプショ ンは、出力形式のさらなる制御を与えます。このオプションは、IEEE Std 1003.1-2001 (``POSIX.1'') で定義されていません。 -U ファイルがソートまたは印刷 (表示) のために作成されたとき、時間を 使用します。このオプションは、IEEE Std 1003.1-2001 (``POSIX.1'') で定義されていません。 -W ディレクトリをスキャンするとき、ホワイトアウトを表示します。この オプションは、IEEE Std 1003.1-2001 (``POSIX.1'') で定義されていま せん。 -Z 各ファイルの MAC ラベルを表示します。maclabel(7) を参照してくださ い。このオプションは、IEEE Std 1003.1-2001 (``POSIX.1'') で定義さ れていません。 -a 名前がドット (`.') で始まるディレクトリエントリを含めます。 -b -B に似ていますが、可能であるならいつでも、C のエスケープコードを 使用します。このオプションは、IEEE Std 1003.1-2001 (``POSIX.1'') で定義されていません。 -c ファイルのステータスがソートまたは印刷 (表示) のために最後に変更 されたとき、時間を使用します。 -d ディレクトリは、普通のファイルとしてリストされます (再帰的に検索 されません)。 -f ソートせずに出力します。このオプションは、-a をオンにします。ま た、それは、-r, -S と -t オプションの影響を打ち消します。IEEE Std 1003.1-2001 (``POSIX.1'') によって許可されるように、このオプショ ンは、-d, -l, -R と -s オプションに効果がありません。 -g このオプションには、効果がありません。それは、4.3BSD との互換性の ためだけに利用可能で、ここで、それは、ロング (long) (-l) 形式の出 力でグループ名を表示するために使用されました。このオプションは、 IEEE Std 1003.1-2001 (``POSIX.1'') と互換性がありません。 -h -l オプションとともに使用するとき、次の単位サフィックスを使用しま す: サイズに対して 2 のべき乗を使用して 4 以下に桁数を縮小する順 序で (Byte, Kilobyte, Megabyte, Gigabyte, Terabyte, Petabyte) バ イト、キロバイト、メガバイト、ギガバイト、テラバイト、ペタバイ ト。このオプションは、IEEE Std 1003.1-2001 (``POSIX.1'') で定義さ れていません。 -i 各ファイルについて、ファイルのファイルシリアル番号 (inode 番号) を印刷 (表示) します。 -k これには、その左へのあらゆる -h オプションも無効にすることを除い て、環境変数 BLOCKSIZE を 1024 に設定するのと同じ効果があります。 -l (小文字の ``エル)''。下記の「ロング形式」サブセクションに記述され ているように、ロング形式でファイルをリストします。 -m ストリーム出力形式。コンマによって区切られたページに渡ってファイ ルをリストします。 -n ロング (-l) 出力でユーザまたはグループ名に変換することではなく ユーザとグループ ID を数値で表示します。 -o ロング (-l) 出力にファイルフラグを含めます。このオプションは、 IEEE Std 1003.1-2001 (``POSIX.1'') で定義されていません。ファイル のフラグのリストとそれらの意味ついては、chflags(1) を参照してくだ さい。 -p そのファイルがディレクトリであるなら、各ファイル名の後にスラッ シュ (`/') を書き込みます。 -q ファイル名中の表示できない文字を文字 `?' として強制的に印刷 (表 示) します。出力が端末であるとき、これは、デフォルトです。 -r ソートの順序を逆向きにします。 -s 各ファイルによってファイルシステムで使用されるブロックの数を表示 します。ブロックサイズとディレクトリの合計は、(また、ロング形式が 要求されないなら) ディレクトリの合計が、マルチカラム出力が要求さ れても、出力がシングルカラムであるとき、出力されないことを除い て、下記の「ロング形式」セクションで説明されるように取り扱われま す。 -t 更新された時刻の降順にソートします (最も最近更新したものを最初 に)。2 ファイルに同じ更新のタイムスタンプがあるなら、辞書編集の昇 順に、それらの名前をソートします。-r オプションは、これらのソート 順序を両方とも反対にします。 これらのソート順序は、矛盾していることに注意してください: 時刻の シーケンスは、降順で、辞書編集順のソートは、昇順です。この振る舞 いは、IEEE Std 1003.2 (``POSIX.2'') によって強制されています。こ の機能は、同じタイムスタンプがある 2 つ以上のイメージを持つことが 可能なところで、ディジタルカメラからのように、FAT ファイルシステ ムで連続する名前でソートされたファイルをリストする問題を引き起こ すかもしれません。そのような場合に、写真は、それらが取られたシー ケンスでリストすることができません。時刻のためと辞書編集順のソー トのための同じソート順序を保証するためには、環境変数 LS_SAMESORT を設定するか、または -y オプションを使用します。これによって ls は、同じ更新のタイムスタンプがあるファイルをソートするとき、辞書 編集順のソート順序を反対にします。 -u ソートの (-t) または印刷の (-l) のためのファイルの最終更新時刻の 代わりに、最終アクセス時刻を使用します。 -w 非印刷可能文字をそのまま強制的に印刷します。これは、出力が端末で ないとき、デフォルトです。このオプションは、IEEE Std 1003.1-2001 (``POSIX.1'') で定義されていません。 -x マルチカラム出力のカラムが下方向でなく、横方法にソートされたエン トリで生成されることを除いて、-C と同じです。 -y -t オプションが設定されるとき、時刻の出力と同じ順でアルファベット の出力をソートします。これは、LS_SAMESORT を設定することと同じ効 果があります。より詳しい情報については、-t オプションの説明を参照 してください。このオプションは、IEEE Std 1003.1-2001 (``POSIX.1'') で定義されていません。 -1 (数字の ``1)''。出力を 1 行ごとに 1 つのエントリとするように強制 します。これは、出力が端末でないとき、デフォルトです。 -, (コンマ) -l オプションが設定されるとき、localeconv(3) によって返 された非貨幣のセパレータを使用して無数のグループ化され、分離され たファイルサイズを印刷します。ロケールが設定されていないか、また は、ロケールに非貨幣のセパレータがないなら、このオプションには、 効果がありません。このオプションは、IEEE Std 1003.1-2001 (``POSIX.1'') で定義されていません。 -1, -C, -x と -l オプションは、すべて互いに上書きします。最後に指定された ものが、使用される形式と決定します。 -c, -u と -U オプションは、すべて互いに上書きします。最後に指定されたもの が、使用されるファイル時間と決定します。 -S と -t オプションは、互いを上書きします。使用された順序で、最後に指定さ れたものに決定します。 -B, -b, -w と -q オプションは、すべて互いに上書きします。最後に指定された ものが、印字不可文字のための使用される形式と決定します。 -H, -L と -P オプションは、すべて互いに上書きします (部分的または全体的の いずれか)。それらは、指定された順序で適用されます。 デフォルトで、ls は、標準出力に 1 行ごとに 1 つのエントリをリストします。 例外は、端末または -C または -x オプションが指定されるときです。 ファイル情報は、-i, -s と -l オプションに関連した情報を分離する、1 つ以上 の <空白> を付けて表示されます。 ロング形式 -l オプションが与えられるなら、次の情報が各ファイルに対して表示されます: ファイルモード、リンクの数、所有者名、グループ名、MAC ラベル、ファイル中 のバイトの数、短縮された月、最後に修正されたファイルの月の日 (day-of-month)、最後に修正されたファイルの時、最後に修正されたファイルの 分、またパス名。 ファイルの更新時刻が 6 ヶ月以上の過去または未来であり、-D または -T が指 定されないなら、時間と分のフィールドの代わりに最後の更新時刻の年が、表示 されます。 所有者またはグループ名が既知のユーザまたはグループ名でないか、または -n オプションが与えられるなら、数値の ID が表示されます。 ファイルがキャラクタ特殊ファイルまたはブロック特殊ファイルであるなら、 ファイルのデバイス番号がサイズフィールドに表示されます。ファイルがシンボ リックリンクであるなら、リンクされたファイルのパス名は、``->'' で先行され ます。 ディレクトリの内容のリストは、ディレクトリの内容 (他のオプションによっ て、. と .. およびドットで始まる他のファイル含むかもしれない) としてリス トされるファイルによってファイルシステムで使用されるラベルが付けられたブ ロックの合計数によって先導されます。 デフォルトのブロックサイズは、512 バイトです。ブロックサイズは、オプショ ン -k または環境変数 BLOCKSIZE で設定されます。出力でのブロックの数は、切 り上げられてしまうかもしれないので、バイトの数は、すくなくとも (異なった サイズがあるるかもしれない) 対応するファイルシステムブロックによって使用 されるのと同じ数です。 -l オプションの下で印刷 (表示) されるファイルモードは、エントリタイプと パーミッションから成ります。エントリタイプの文字は、次のように、ファイル のタイプを説明しています: - 通常ファイル。 b ブロック特殊ファイル。 c キャラクタ特殊ファイル。 d ディレクトリ。 l シンボリックリンクファイル。 p FIFO。 s ソケット。 w ホワイトアウト。 次の 3 つのフィールドは、次のそれぞれ 3 つの文字です: 所有者パーミッショ ン、グループパーミッションとその他のパーミッション。各フィールドには、次 の 3 つの文字位置があります: 1. r であるなら、ファイルは、読み込み可能です。- であるなら、ファ イルは、読み込み可能ではありません。 2. w であるなら、ファイルは、書き込み可能です。- であるなら、ファ イルは、書き込み可能ではありません。 3. 次の最初のものを適用します: S 所有者パーミッションであるなら、ファイルは、実行形 式ではなく、セットユーザ ID (set-user-ID) モードが 設定されます。グループパーミッションであるなら、 ファイルは、実行形式ではなく、セットグループ ID (set-group-ID) モードが設定されます。 s 所有者パーミッションであるなら、ファイルは、実行形 式であり、セットユーザ ID (set-user-ID) モードが設 定されます。グループパーミッションであるなら、ファ イルは、実行形式であり、セットグループ ID (set group-ID) モードが設定されます。 x ファイルは、実行形式であるか、または、ディレクトリ は、検索可能です。 - ファイルは、読み込み可能、書き込み可能、実行形式で もなく、セットユーザ ID (set-user-ID) も、セットグ ループ ID (set-group-ID) モードで、スティッキビッ トもありません。(以下を参照。) これらの次の 2 つは、最後のグループ (その他のパーミッション) の 3 番目の文字にのみに適用します。 T スティッキビットが設定 (モード 1000) されますが、 実行可能ではなく、検索パーミッションです。 (chmod(1) または sticky(7) を参照)。 t スティッキビットが設定 (モード 1000) され、検索可 能または実行可能です。(chmod(1) または sticky(7) を参照)。 次のフィールドは、ファイルに ACL があるなら、プラス (`+') 文字を含み、そ うでなければ、空白 (` ') を含みます。ls ユーティリティは、実際の ACL を表 示しません。これを行うためには、getfacl(1) を使用します。 環境変数 次の環境変数は、ls の実行に影響します: BLOCKSIZE これが設定されるなら、512 まで切り上げるか、または 512 の 倍数まで切り捨てる、その値は、-l と -s オプションによって バイト単位のブロックサイズとして使用されます。詳細につい ては、「ロング形式」サブセクションを参照してください。 CLICOLOR ファイルのタイプを識別するために ANSI カラーシーケンスを 使用します。下記の LSCOLORS を参照してください。-F オプ ションに記述されたファイルタイプに加えて、いくつかの特別 の属性 (setuid ビット設定など) も表示されます。カラー化 は、適切な termcap(5) ケーパビリティがある端末タイプに依 存します。デフォルトの ``cons25'' コンソールには、適切な ケーパビリティがありますが、例えば、xterm(1) でカラーを表 示するためには、TERM 変数を ``xterm-color'' に設定しなけ ればなりません。他の端末タイプは、同様の調節を必要とする かもしれません。CLICOLOR_FORCE 変数が定義されていないなく て、出力が端末に向けられないなら、カラー化は、静かに無効 にされます。 CLICOLOR_FORCE カラーシーケンスは、出力が端末に向けられないなら、通常、 無効にされます。この変数を設定することによって、これに優 先することができます。しかしながら、TERM 変数は、それで も、カラー表示可能な端末を参照する必要があります、そうで なければ、どのカラーシーケンスを使用するか決めることはで きません。 COLUMNS この変数が 10 進整数を表す文字列を含んでいるなら、複数の テキストカラム出力を表示するためのカラム位置の幅として使 用されます。ls ユーティリティは、与えられた幅に基づいてど のくらい多くのパス名テキストカラムを表示するかを計算しま す。(-C と -x を参照)。 LANG ロング -l 形式の出力で、日と月の順序を決定するとき、使用 するロケール。詳細については、environ(7) を参照してくださ い。 LSCOLORS この変数の値は、色が CLICOLOR で有効にされるとき、どの属 性のためにどの色を使用するかを記述します。この文字列は、 形式 fb のペアを結合したもので、ここで、f は、前景色で、b は、背景色です。 色の識別子は、次の通りです: a 黒 b 赤 c 緑 d 茶 e 青 f マゼンタ g シアン h 明い灰色 A 太字の黒、通常暗い灰色のように見えます B 太字の赤 C 太字の緑 D 太字の茶色、通常黄色のように見えます E 太字の青 F 太字のマゼンタ G 太字のシアン H 太字の明い灰色、明い白のように見えます x デフォルトの前景と背景 上記は、標準の ANSI カラーであることに注意してください。 実際の表示は、使用している端末のカラーの機能性に依存して 異なります。 属性の順序は、次の通りです: 1. ディレクトリ 2. シンボリックリンク 3. ソケット 4. パイプ 5. 実行形式 6. ブロック特殊 7. キャラクタ特殊 8. setuid ビットが設定された実行形式 9. setgid ビットが設定された実行形式 10. スティッキビットが付いた、他の人が書き込み可能 なディレクトリ 11. スティッキビットがない、他の人が書き込み可能な ディレクトリ デフォルトは、"exfxcxdxbxegedabagacad" で、すなわち、通常 のディレクトリに対して青い前景とデフォルト背景、setuid の 実行形式に対して黒い前景と赤い背景、その他です。 LS_COLWIDTHS この変数が設定されるなら、それは、最小のカラム幅のコロン で区切られたリストと見なされます。適切でなく、不十分な幅 は、無視されます (したがって、0 は、動的にサイズが決めら れるカラムを表します)。すべてのカラムが変更可能な幅がある とは限りません。フィールドは、次の順序です: inode、ブロッ クカウント、リンクの数、ユーザ名、グループ名、フラグ、 ファイルサイズ、ファイル名。 LS_SAMESORT この変数が設定されるなら、-t オプションは、時刻でソートさ れるように、同じ意味の同じ更新のタイムスタンプがあるファ イルの名前をソートします。より詳しい情報については、-t オ プションの説明を参照してください。 TERM CLICOLOR 機能は、カラー機能がある端末タイプに依存します。 TZ 日付を表示するときに使用するタイムゾーン。詳細について は、environ(7) を参照してください。 終了ステータス ユーティリティ ls は、成功すると 0 で、エラーがあった場合は >0 で終了しま す。 使用例 ロング形式で現在の作業ディレクトリの内容をリストします: $ ls -l ロング形式で現在の作業ディレクトリの内容のリストすることに加えて、inode 番号、ファイルフラグ (chflags(1) 参照) とそのファイルタイプを表わすシンボ ルで各ファイル名に接尾辞を付けて表示します: $ ls -lioF 最近修正されたエントリが最初に印刷 (表示) されるように出力をソートして、 /var/log 中のファイルをリストします: $ ls -lt /var/log 互換性 グループフィールドは、現在、IEEE Std 1003.2 (``POSIX.2'') 仕様と互換性を とるために、ファイルのための長いリストを自動的に含んでいます。 関連項目 chflags(1), chmod(1), getfacl(1), sort(1), xterm(1), libxo(3), localeconv(3), strftime(3), strmode(3), xo_parse_args(3), termcap(5), maclabel(7), sticky(7), symlink(7), getfmac(8) 規格 オプション -g, -n と -o を除いて、ls ユーティリティは、IEEE Std 1003.1-2001 (``POSIX.1'') に適合しています。オプション -B, -D, -G, -I, -T, -U, -W, -Z, -b, -h, -w, -y と - は、IEEE Std 1003.1-2001 (``POSIX.1'') で定義されていない互換性がある拡張です。 ACL サポートは、IEEE Std 1003.2c (``POSIX.2c'') Draft 17 (取り下げられた) と互換性があります。 歴史 ls コマンドは、Version 1 AT&T UNIX で登場しました。 バグ 後方互換性を保守するために、多くのオプションとの関係が、かなり複雑です。 -s オプション記述で述べられた例外は、通常、シングルカラム出力が端末以外の 何かに行くという事実に基づいた機能であるかもしれません。それは、これが設 計バグであろうとなかろうと、論争の余地があります。 IEEE Std 1003.2 (``POSIX.2'') は、-t オプションでソートするとき、同じタイ ムスタンプがあるファイルに対して反対のソート順序を強制します。 FreeBSD 11.2 December 1, 2015 FreeBSD 11.2