FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
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Table of Contents
名称 | 書式 | 解説 | フィールド | 正規表現 | キーワードリスト | 関連ファイル | 使用例 | 関連項目 | 歴史
VGRINDEFS(5)        FreeBSD ファイルフォーマットマニュアル        VGRINDEFS(5)

名称
     vgrindefs -- vgrind(1) のための言語定義データベース

書式
     vgrindefs

解説
     vgrindefs ファイルは、vgrind(1) のためのすべての言語定義を含んでいます。
     データベースは、termcap(5) に非常に似ています。

フィールド
     次の表は、各フィールドの名前と説明です。

     名称       タイプ    説明
     ab         str       代替のコメントの始まりのための正規表現
     ae         str       代替のコメントの終りのための正規表現
     pb         str       手続きの始まりのための正規表現
     bb         str       字句解析ブロックの始まりのための正規表現
     be         str       字句解析ブロックの終りのための正規表現
     cb         str       コメントの始まりのための正規表現
     ce         str       コメントの終りのための正規表現
     sb         str       文字列の始まりのための正規表現
     se         str       文字列の終りのための正規表現
     lb         str       文字定数の始まりのための正規表現
     le         str       文字定数の終りのための正規表現
     nc         str       コメント以外のための正規表現 (下記参照)
     tl         bool      存在は、手続きがトップの字句解析レベルでのみ定義され
                          ることを意味します
     oc         bool      存在は、大文字と小文字が同等であることを意味します
     kw         str       空白によって区切られたキーワードのリスト

     コメント以外は、通常、コメントを始めるシーケンスが、その特別な意味を失
     う、特定のコンテキストを記述するために必要です。これのための典型的な例
     は、Perl で見つけることができます、ここで、コメントは、通常 `#' で始まり
     ますが、文字列 `$#' は、配列のオペレータです。

正規表現
     vgrindefs は、ex(1)lex(1) の正規表現に非常に似ているものを使用しま
     す。文字 `^', `$', `:' と `\' は、予約された文字であり、それらが通常の文
     字として含まれているなら、先導する `\' で "引用" されなければなりません。
     メタシンボルとそれらの意味は、次の通りです:

     $       行の終り

     ^       行の始まり

     \d      デリミタ (空白、タブ、改行、行の始まり)

     \a      シンボルの任意の文字列に一致する (lex での .* に似た)

     \p      あらゆる英数字の名前に一致する。手続きの定義 (pb) で、このシンボ
             ルに一致する文字列は、手続きの名前として使用されます

     ()      グループ分けする

     |       交互選択

     ?       最後の項目は、オプションです

     \e      あらゆる文字列に先行することは、入力文字列が、エスケープ文字 (\)
             によって先導されるないなら、文字列が入力文字列と一致しないことを
             意味します。これは、通常、それをエスケープすることによって文字列
             の文字列のデリミタを含むことができる (C のような) 言語のために使
             用されます。

     システムの他の正規表現と違って、文字ではなく、これらの単語に一致します。
     それゆえ、"(tramp|steamer)flies?" のようなものは、"tramp", "steamer",
     "trampflies" または "steamerflies" に一致します。

キーワードリスト
     キーワードのリストは、単に空白によって区切られた言語のキーワードのリスト
     です。"oc" ブール値が、大文字と小文字が同等であることを示して、指定される
     なら、すべてのキーワードは、小文字で指定されるべきです。

関連ファイル
     /usr/share/misc/vgrindefs  端末記述を含んでいるファイル

使用例
     C 言語を記述する、次のエントリは、言語エントリの典型です。

     C|c::pb=^\d?*?\d?\p\d?\(\a?\):bb={:be=}:cb=/*:ce=*/:sb=":se=\e":\
     :lb=':le=\e':tl:\
     :kw=asm auto break case char continue default do double else enum\
     extern float for fortran goto if int long register return short\
     sizeof static struct switch typedef union unsigned while #define\
     #else #endif #if #ifdef #ifndef #include #undef # define else endif\
     if ifdef ifndef include undef:

     最初のフィールドは、単に言語名 (と、それのあらゆる変異型) であることに注
     意してください。したがって、C 言語は、"c" または "C" として vgrind(1) に
     指定されます。

     エントリは、行の最後の文字として \ を与えることによって複数の行で続きま
     す。vgrindefs のケーパビリティは、次の 2 つのタイプです: 言語が、いくつか
     の特定の機能があることを示すブール値のケーパビリティと正規表現またはキー
     ワードのリストを与える文字列のケーパビリティです。

関連項目
     troff(1), vgrind(1)

歴史
     vgrindefs ファイル形式は、4.2BSD で登場しました。

FreeBSD 11.2                     June 6, 1993                     FreeBSD 11.2

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