日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。
4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.4-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.3-RELEASE-K, 14.0-RELEASE-K から 14.1-RELEASE-K は、全翻訳済み)
13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。
Table of Contents
NDA(4) FreeBSD カーネルインタフェースマニュアル NDA(4)
名称
nda -- NVMe ダイレクトアクセスデバイスドライバ
書式
device nvme
device scbus
解説
nda ドライバは、CAM サブシステムによってサポートされたホストのアダプタを
通してシステムにアタッチしている NVMe コマンドプロトコルを実装して、ダイ
レクトアクセスデバイスのサポートを行います。
SYSCTL 変数
次の変数は、sysctl(8) 変数と loader(8) 調整変数の両方で利用可能です:
hw.nvme.use_nvd
nvme(4) ドライバは、0 に設定されるとき、ブロックの記憶域のための nda
デバイスノードを作成します。1 に設定されるとき、ブロックの記憶域のた
めの nvd(4) デバイスノードを作成します。1 に設定されるとき、nvd(4) を
参照してください。
kern.cam.nda.nvd_compat
1 に設定されるとき、nvd(4) エイリアスは、ディスクの名前からそれらの名
前をとる、パーティションと他の geom(4) プロバイダを含んで、すべての
nda デバイスのために作成されます。しかしながら、nvd(4) デバイスは、
kern.disks sysctl(8) で報告されません。
kern.cam.nda.sort_io_queue
この変数は、ソフトウェアキューのエントリが LBA 順序でソートされている
かどうかを決定します。ソートは、ほとんどの場合時間の浪費です。デフォ
ルトは、ソートしないことです。
kern.cam.nda.enable_biospeedup
この変数は、nda デバイスがスピードアッププロトコルに関与するかどうか
を決定します。デバイスがスピードアップに関与するとき、次に、上位のレ
イヤが BIO_SPEEDUP を送信するとき、まだハードウェアに送信さなかった、
すべての現在の BIO_DELETE 要求は、それらをハードウェアに送信すること
なしでの即座に成功して完了されます。ファイルシステムが直ちに、危険な
不足と必要なブロックに遭遇するとき、少ないディスク空間のシナリオで使
用されます。トリム (trim) は、LBA が長い間未使用であるとき、最大の利
点があるので、空間が、余分なウェアにほとんどない即座の書き込みの結果
のために必要とされるとき、トリム (trim) をスキップします。参加が無効
にされるとき、BIO_SPEEDUP の要求は、無視されます。
kern.cam.nda.max_trim
DSM トリム (trim) ごとにともに収集される LBA 範囲の最大の数は、ハード
ウェアに送信します。サポートされる範囲プロトコルの最大の数で、デフォ
ルトは、256 です。時々デバイスに送信する範囲の数を制限することによっ
て貧しいトリム (trim) 性能を軽減することができます。この値は、両端を
含めて 1 から 256 まででなければなりません。
次は、デバイスごとの設定を報告し、そのほかの点で示されないなら、読み込み
専用です。N は、デバイスのユニット番号に置き換えます。
kern.cam.nda.N.rotating
この変数は、記憶域ボリュームが回転しているか、またはフラッシュしてい
るかどうかを報告します。その値は、フラッシュを示す 0 に決め打ちされま
す。
kern.cam.nda.N.unmapped_io
この変数は、nda ドライバがこのユニットのためのマップされていない I/O
を受け付けるかどうかを報告します。
kern.cam.nda.N.flags
この変数は、現在のフラグを報告します。
OPEN
デバイスがオープンされます。
DIRTY
ドライブへの書き込みがスケジューリングされるとき、設定します。フ
ラッシュ (flush) コマンドの後にクリアされます。
SCTX_INIT
内部のフラグは、sysctl(8) ノードが作成された後に、設定します。
kern.cam.nda.N.sort_io_queue
kern.cam.nda.sort_io_queue 調律変数と同じです。
kern.cam.nda.N.trim_ticks
書き込み可能。0 より大きいとき、ドライブに送信する前に、この多くの
ticks までトリムを保持します。時々、同時に送信するためにより多くのト
リム (trim) を収集するために少しだけ待つことは、トリムの性能を改善し
ます 0 であるとき、トリムの延期は、行なわれません。
kern.cam.nda.N.trim_goal
書き込み可能。複数のトリムを収集するために少し遅延するとき、蓄積され
た DSM TRIM をドライブに送信します。
kern.cam.nda.N.trim_lbas
トリムされた LBA の合計数。
kern.cam.nda.N.trim_ranges
トリムされた LBA 範囲の合計数。
kern.cam.nda.N.trim_count
トリムの合計数は、ハードウェアに送信します。
kern.cam.nda.N.deletes
BIO_DELETE 要求の合計数は、デバイスにキュウーに入れられます。
名前空間のマッピング
各 nvme(4) ドライブは、それと関連する 1 つ以上の名前空間があります。nda
ドライバの 1 つのインスタンスは、ドライブで名前空間ののそれぞれのために作
成されます。nvme(4) デバイスのためのすべての nda ノードは、ターゲット 0
です。しかしながら、名前空間 ID を、カーネルメッセージと camcontrol(8) の
devlist サブコマンドで報告されるような、CAM lun にマップします。
名前空間は、nvmecontrol(8) の ns サブコマンドで管理されます。すべてのドラ
イブは、名前空間の管理をサポートするわけではありませんが、すべてのドライ
ブは、少なくとも 1 つの名前空間ををサポートします。nda のためのデバイス
ノードは、作成され、名前空間が活性化されるか、またはデタッチされるよう
に、動的に破壊されます。
関連ファイル
/dev/nda* NVMe 記憶域デバイスノード
関連項目
cam(4), geom(4), nvd(4), nvme(4), gpart(8)
歴史
nda ドライバは、FreeBSD 12.0 ではじめて登場しました。
作者
Warner Losh <imp@FreeBSD.org>
FreeBSD 13.2 June 6, 2020 FreeBSD 13.2