日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。
4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)
13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。
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CFUMASS(4) FreeBSD カーネルインタフェースマニュアル CFUMASS(4)
名称
cfumass -- 大容量記憶装置クラス転送のための USB デバイス側のサポート
書式
このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル
設定ファイルに置きます:
device usb
device usb_template
device ctl
device cfumass
loader.conf(5) に次の行を追加することによって、また、ドライバモジュールを
ブート時にロードすることができます:
cfumass_load="YES"
解説
cfumass ドライバは、ctl(4) フロントエンドドライバとして実装された USB 大
容量記憶装置クラスの Bulk-Only (BBB) 転送指定のエミュレートのデバイス側サ
ポートを提供しています。
cfumass を使用するためには、次の通りです:
• cfumass(4) は、モジュールとしてロードされるか、またはカーネルにコンパ
イルされなければなりません。
• USB 大容量記憶装置のテンプレートは、hw.usb.template sysctl を 0 に設
定することによって選択されなければなりません。
• USB OTG ポートは、USB デバイス側のモードで動作していなければなりませ
ん。これは、USB ホストとの接続で自動的に起こります。
• cfumass ポートのために設定された ctl(4) LUN がなければなりません。
ロード時に、ドライバは、USB ホストへのそのポート - 通常 LUN 0 - のために
マップされた最初の LUN を提示して、cfumass で指定された ctl(4) ポートを作
成します。LUN の設定に関する詳細については、ctl.conf(5) と ctld(8) を参照
してください。ブートで、設定する自動化された方法のために rc.conf(5) の
cfumass_enable と cfumass_dir rc(8) 変数を参照してください。
SYSCTL 変数
これらの変数は、両方の sysctl(8) 変数と loader(8) 調整変数の両方して利用
可能です:
hw.usb.cfumass.debug
cfumass ドライバのログメッセージのための冗長レベル。ログ記録を無
効にするためには、0 に潜在的な問題に関して警告するためには、1 に
設定します。より大きな値は、デバッグ出力を有効にします。デフォル
トは、1 です。
hw.usb.cfumass.ignore_stop
クリアされた START と LOEJ ビットで START STOP UNIT SCSI コマンド
を無視します。いくつかのイニシエータは、ユーザが、ドライブをしと
やかにイジェクトすることを試みるとき、ターゲットを停止するるため
に、コマンドを送信しますが、ドライブが再接続されるとき、それを開
始することに失敗します。標準に準拠した方法でコマンドを処理するた
めには、0 に、それを無視して、警告をログ記録するためには、1 に、
またはそれを静かに無視するためには、2 に設定します。デフォルト
は、1 です。
hw.usb.cfumass.max_lun
イニシエータ (USB ホスト) に報告する最大の LUN 数。0 から 15 まで
でなければなりません。いくつかのイニシエータは、0 より大きい値を
間違って処理してします。デフォルトは、0 です。
関連項目
ctl(4), umass(4), usb(4), usb_template(4), ctl.conf(5), ctld(8)
歴史
cfumass ドライバは、FreeBSD 11.1 ではじめて登場しました。
作者
cfumass ドライバは、FreeBSD 財団の資金提供の下で Edward Tomasz Napierala
<trasz@FreeBSD.org> によって開発されました。
FreeBSD 12.2 April 21, 2018 FreeBSD 12.2