FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
セクション:
Table of Contents
名称 | 書式 | 解説 | 環境変数 | 関連ファイル | 診断 | 互換性 | 関連項目 | 歴史 | バグ
MT(1)                   FreeBSD 一般コマンドマニュアル                   MT(1)

名称
     mt -- 磁気テープ操作プログラム

書式
     mt [-f tapename] command [count]
     mt [-f tapename] command argument

解説
     mt ユーティリティは、データを読み込むか、または書き込み以外の操作に対して
     磁気テープドライブを駆動するために使用されます。

     -f オプションの tapename は、下記に記述された TAPE 環境変数を上書きしま
     す。

     利用可能なコマンドは、下記にリストされています。コマンドをユニークに識別
     するために必要なだけの文字が、指定される必要があります。

     次のコマンドは、デフォルトが 1 である、オプションの count を取ります。

     weof   現在の位置に count 個のファイルの終り (EOF) マークを書き込みます。
            これは、ファイルマークがメディアに書き込まれたとき、返ります。

     weofi  現在の位置に count 個のエンドオブファイル (EOF) マークを書き込みま
            す。これは、コマンドがテープドライブによって有効にされるとすぐに、
            返ります。

     smk    現在の位置に count 個の setmark を書き込みます (DDS ドライブの
            み)。

     fsf    count 個のファイルの間隔を前方に送ります。

     fsr    count 個のレコードの間隔を前方に送ります。

     fss    count 個の setmark の間隔を前方に送ります (DDS ドライブのみ)。

     bsf    count 個のファイルの間隔を後方に送ります。

     bsr    count 個のレコードの間隔を後方に送ります。

     bss    count 個の setmark の間隔を後方に送ります (DDS ドライブのみ)。

     erase  長い (しばしば非常に長い) 方法を使用してテープを消去します。0 の
            count で、迅速な方法を使用してテープを消去します。操作は、テープが
            始めにないなら、保証されません。テープは、完了時に始まりに戻されま
            す。

     次のコマンドは、count を無視します。

     rdhpos       ハードウェアのブロック位置を読み込みます。報告されるブロック
                  番号は、そのハードウェアだけに特有です。特にドライブデータ圧
                  縮で、この位置は、テープに書き込まれたデータの量より、ドライ
                  ブに送られたデータの量を抱えています。いくつかのドライブは、
                  これをサポートしません。

     rdspos       SCSI の論理的ブロック位置を読み込みます。これは、通常、ファ
                  イルの終り (end-of-file) のマークの数によってハードウェア位
                  置より大きくなります。いくつかのドライブは、これをサポートし
                  ません。

     rewind       テープを巻き戻します。

     offline, rewoffl
                  テープを巻き戻して、ドライブをオフラインにします。いくつかの
                  ドライブは、決してオフラインになりません。

     load         テープをドライブにロードします。

     retension    テープを張り直します。これは、現在の位置から終りまでテープを
                  巻き取り、そして最初にします。これは、時々、特に、ストリーミ
                  ングのドライブのために、その後の読み込みと書き込みを改善しま
                  す。いくつかのドライブは、これをサポートしません。

     ostatus      ドライブに関する状態情報を出力します。SCSI 磁気テープデバイ
                  スのために、密度、ブロックサイズと圧縮が有効にされているかど
                  うかの現在の操作モードが、報告されます。(デバイスで行われて
                  いることが何かを考えること) ドライバの現在の状態が報告されま
                  す。ドライバが (ファイルマークとレコードに関して) BOT からの
                  相対的な位置を知っているなら、それを出力します。(BOT のみ、
                  記録メディアの終わりと (ドライブがそのようなものをサポートす
                  るなら) ハードウェアまたは SCSI 論理的ブロック位置は、最終的
                  なテープ位置と見なされます) この情報が最終的ではないことに注
                  意してください。

                  また、これが古い状態コマンドで、将来のリリースで新しい状態コ
                  マンド (下記参照) を支持して削除されるかもしれないことに注意
                  してください。

     errstat      このデバイスに関するエラー状態を出力 (してクリア) します。す
                  べての通常の操作 (例えば、読み込みまたは書き込み)、とすべて
                  の制御操作 (例えば、巻き戻し) のために、ドライバは、実行され
                  た最後のコマンドとそれが関連した状態と (もしあるなら) あらゆ
                  る残りのカウントを格納します。このコマンドは、この情報を検索
                  して取り出し、出力します。可能であるなら、これは、あらゆる
                  ラッチされたエラー情報もクリアします。

     geteotmodel  現在の EOT ファイルマークモデルを出力します。モデルは、テー
                  プが書き込まれていたなら、クローズでどのくらい多くのファイル
                  マークが書き込まれたかを提示します。

     eod, eom     通常、別のファイルが書き込まれるところの EOF マークの後に、
                  記録されたデータの終わりにテープを巻き戻します。

     rblim        最小と最大のブロックサイズと、もしあるなら、ブロックの粒度
                  (granularity) を含んで、テープドライブのブロック制限を報告し
                  ます。

     次のコマンドは、argument を必要とします。

     sethpos      ハードウェアブロックの位置を設定します。argument は、テープ
                  を位置付けるハードウェアブロック番号です。いくつかのドライブ
                  は、これをサポートしていません。

     setspos      SCSI 論理的ブロックの位置を設定します。argument は、テープを
                  位置付ける SCSI の論理的ブロック番号です。いくつかのドライブ
                  は、これをサポートしていません。

     blocksize    ドライブのためのブロックサイズを設定します。argument は、可
                  変長ブロックを使用する 0 コマンドのドライブを除いて、ロック
                  ごとのバイトの数です。

     seteotmodel  EOT ファイルマークモデルを argument に設定し、古いモデルと新
                  しいモデルを出力します。通常、これは、2 つのファイルマークと
                  なりますが、いくつかのデバイス (通常、QIC カートリッジドライ
                  ブ) は、1 つのファイルマークのみを書き込むことができます。利
                  用者は、1 または 2 の値のみを選択します。

     status       ドライブに関する状態情報を出力します。SCSI 磁気テープデバイ
                  スについて、密度、ブロックサイズと圧縮が有効にされるかどうか
                  の現在の操作モードが報告されます。(それがデバイスで行ってい
                  ることを考える) ドライバの現在の状態が報告されます。

                  ドライバが (ファイルマークとレコードに関して) BOT と相対的な
                  位置を知っているなら、それを出力します。テープドライブが
                  SCSI READ POSITION コマンドの長い形式の報告をサポートするな
                  ら、報告ファイル数 (Reported File Number) と報告レコード数
                  (Reported Record Number) は、-1 以外の番号となり、同様に報告
                  されるフラグがあります。

                  BOP フラグは、ドライブの論理的な位置がパーティションの最初に
                  あることを意味します。

                  EOP フラグは、ドライブの論理的な位置が早期警告 (Early Warn
                  ing) とパーティションの終わり (End of Partition) の間である
                  ことを意味します。

                  BPEW フラグは、ドライブの論理的な位置がプログラム可能な早期
                  警告ゾーン (Programmable Early Warning Zone) または早期警告
                  (Early Warning) の EOP 側にあることを意味します。

                  報告レコード数 (Reported Record Number) は、パーティションの
                  最初と関連するテープブロックまたはオブジェクト数であることに
                  注意してください。計算レコード数 (Calculated Record Number)
                  は、前のファイルマークと関連するテープブロックまたはオブジェ
                  クト数です。

                  計算ファイル (Calculated File) とレコード数 (Record Numbers)
                  は、最終的ではないことに注意してください。報告ファイル
                  (Reported File) とレコード数 (Record Numbers) は、それらが
                  -1 以外の数であるなら、最終的です。

                  -v      最大のサポートされる I/O サイズのような、追加の状態
                          情報を印刷 (表示) します。

                  -x      標準出力にすべての利用可能な状態データを XML 形式で
                          印刷 (表示) します。

     getdensity   テープドライブとロードされるあらゆるメディアのための密度サ
                  ポート情報を報告します。ほとんどのドライブは、すくなくとも
                  status コマンドによって報告されるものと同様の基本的な密度情
                  報を報告します。T-10 SSC と新しいテープ仕様書に適応するより
                  新しいテープドライブは、それらがサポートするテープのタイプと
                  ドライブの現在のテープに関するより詳細な情報を報告します。

                  -x      標準出力にすべての利用可能な密度データを XML 形式で
                          印刷 (表示) します。現在、密度情報は、mt 状態コマン
                          ドのために使用される一般的な状態 XML 報告に含められ
                          ているので、これは、``mt status -x'' によって同じ
                          XML 出力です。

     param        パラメータを表示するか、または設定します。-l, -s または -x
                  の 1 つは、どの操作を実行するかを示すために指定されなければ
                  なりません。パラメータに関するさらに詳しい情報については、
                  sa(4) を参照してください。

                  -l        パラメータ、値と説明をリストします。デフォルトで、
                            すべてのパラメータが、表示されます。特有のパラメー
                            タを表示するために、-p を付けてパラメータを指定し
                            ます。

                  -p name   (-l で) リストするか、または (-s で) 設定するパラ
                            メータ名を指定します。

                  -q        パラメータのリストのために静かなモードを有効にしま
                            す。これは、パラメータ説明の印刷 (表示) を抑制しま
                            す。

                  -s value  設定するパラメータ値を指定します。この引数 (整数、
                            符号なし整数、文字列) の一般的タイプは、sa(4) ドラ
                            イバによって示される変数のタイプによって決定されま
                            す。より詳細な引数チェックは、sa(4) ドライバによっ
                            て行われます。

                  -x        すべてのパラメータ情報を XML 形式で印刷 (表示) し
                            ます。

     protect      ドライブの保護パラメータを表示するか、または設定します。これ
                  は、それをサポートするテープドライブのためのブロックごとの
                  チェックサムをチェックして、報告することを制御するために使用
                  されます。いくつかのドライブは、いくつかのパラメータのみをサ
                  ポートします。

                  -b 0|1    復旧バッファデータ保護された (Recover Buffered
                            Data Protected) ビットを設定します。設定されるな
                            ら、これは、チェックサムが、RECOVERED BUFFERED
                            DATA SCSI コマンドによって転送された論理的なブロッ
                            クで転送されることを示します。

                  -d        すべての保護情報設定を無効します。

                  -e        すべての保護情報設定を有効にします。使用されるデ
                            フォルトの保護方法は、ECMA-319 で規定されるように
                            リードソロモン (Reed-Solomon) CRC (保護方法 1) で
                            す。リードソロモン (Reed-Solomon) CRC で使用される
                            デフォルトの保護情報の長さは、4 バイトです。もう 1
                            つの設定を除いてすべての設定を有効にするために、-e
                            引数を指定し、次に、利用者が、有効にすることを望ま
                            ない設定を明示的に無効にします。例えば、-e -w 0 を
                            指定することは、LBP_W を除いて、すべての設定を有効
                            にします。

                  -l        利用可能な保護オアラメータとそれらの現在の設定をリ
                            ストします。

                  -L len    保護情報の長さをバイト単位で設定します。リードソロ
                            モン (Reed-Solomon) CRC について、保護情報の長さ
                            は、4 バイトであるべきです。

                  -m num    保護方法のための数の値を指定します。リードソロモン
                            (Reed-Solomon) CRC のための数の値は、1 です。

                  -r 0|1    LBP_R パラメータを設定します。設定されるとき、これ
                            は、テープドライブから読み込まれる各ブロックには、
                            終わりにチェックサムがあることを示します。

                  -v        パラメータのリストのための冗長なモードを有効にしま
                            す。これは、各パラメータの説明を含みます。

                  -w 0|1    LBP_W パラメータを設定します。設定されるとき、これ
                            は、テープドライブに書き込まれる各ブロックには、終
                            わりにチェックサムがあることを示します。ドライブ
                            は、ブロックをテープに書き込む前に、チェックサムを
                            検証します。

     locate       テープドライブの論理的な位置を設定します。-b, -e, -f または
                  -s の 1 つは、位置のタイプを示すために指定されなければなりま
                  せん。パーティション数が指定されるなら、ドライブは、最初に、
                  (それが存在するなら) 与えられたパーティションに移動し、次に
                  そのパーティション内で示された位置に移動します。パーティショ
                  ン数が指定されないなら、ドライブは、現在のパーティション内の
                  与えられた位置に移動します。

                  -b block_addr   与えられたテープブロックまたは論理的なオブ
                                  ジェクト識別子に移動します。ブロック数は、
                                  パーティションの始め (または、テープの始め)
                                  と相対的である報告レコード数 (Reported
                                  Record Number) であることに注意してください

                  -e              データの終わりに移動します。

                  -f fileno       与えられたファイル数に移動します。

                  -p partition    変更されるパーティションを指定します。

                  -s setmark      与えられたセットマークに移動します。

     comp         ドライブの圧縮モードを設定します。argument の数値でない値
                  は、次の通りです:

                  off        圧縮をオフに切り替えます。
                  on         圧縮をオンに切り替えます。
                  none       off と同じです。
                  enable     on と同じです。
                  IDRC       IBM Improved Data Recording Capability 圧縮
                             (0x10)。
                  DCLZ       DCLZ 圧縮アルゴリズム (0x20)。

                  上記で認識されている圧縮キーワードに加えて、ユーザは、使用す
                  るドライブのための数値圧縮アルゴリズムを供給することができま
                  す。ほとんどの場合に、単に、圧縮を `on' に切り替えることは、
                  ドライブによってサポートされるデフォルト圧縮アルゴリズムを有
                  効にする望ましい効果があります。これが違うなら、(圧縮アルゴ
                  リズムが現在使用されているかを調べるために status 表示を参
                  照) ユーザは、サポートされる圧縮キーワード (上記) の 1 つを
                  手動で供給するか、またはドライブの仕様から数値の圧縮値を供給
                  することができます。

                  いくつかの古いテープドライブ (例えば、Exabyte 8200 と 8500
                  シリーズのドライブ) について、その圧縮された形式でデータを記
                  録するようにドライブに伝えるために異なった密度に切り換える必
                  要があることに注意してください。ユーザが、圧縮されていない密
                  度が選択される間に圧縮をすることを試みるなら、ドライブは、エ
                  ラーを返します。これは、一般的に、現代のテープドライブに対す
                  る問題ではありません。

     density      ドライブのための密度を設定します。密度コードについては、下記
                  を参照してください。密度値は、``Reference'' フィールドに対応
                  して、数値または文字列として与えられます。文字列が短縮される
                  なら、それは、テーブルで表示される順序で解決され、最初に一致
                  するエントリが、使用されます。与えられた文字列と結果の正式な
                  密度の名前が正確に一致しないなら、情報メッセージは、与えられ
                  た文字列が取られたものに関して出力されます。

     下記の密度テーブルの初期のバージョンは、1997 年 11 月 11 日の日付に
     SCSI-3 Stream Device Commands (SSC) のリビジョン 11 のドラフトの作業の
     `Historical sequential access density codes' 表 (A-1) から取られました。
     その後の追加は、多くのソースに由来します。

     密度コードは、次の通りです:

       0x0    デバイスのデフォルト
       0xE    ECMA のために予約

       値     幅            トラック 密度          コード Type リファレンス 注
               mm    in              bpmm       bpi
       0x01   12.7  (0.5)    9         32     (800)  NRZI  R   X3.22-1983   2
       0x02   12.7  (0.5)    9         63   (1,600)  PE    R   X3.39-1986   2
       0x03   12.7  (0.5)    9        246   (6,250)  GCR   R   X3.54-1986   2
       0x05    6.3  (0.25)  4/9       315   (8,000)  GCR   C   X3.136-1986  1,3
       0x06   12.7  (0.5)    9        126   (3,200)  PE    R   X3.157-1987  2
       0x07    6.3  (0.25)   4        252   (6,400)  IMFM  C   X3.116-1986  1
       0x08    3.81 (0.15)   4        315   (8,000)  GCR   CS  X3.158-1987  1
       0x09   12.7  (0.5)   18      1,491  (37,871)  GCR   C   X3.180       2
       0x0A   12.7  (0.5)   22        262   (6,667)  MFM   C   X3B5/86-199  1
       0x0B    6.3  (0.25)   4         63   (1,600)  PE    C   X3.56-1986   1
       0x0C   12.7  (0.5)   24        500  (12,690)  GCR   C   HI-TC1       1,6
       0x0D   12.7  (0.5)   24        999  (25,380)  GCR   C   HI-TC2       1,6
       0x0F    6.3  (0.25)  15        394  (10,000)  GCR   C   QIC-120      1,6
       0x10    6.3  (0.25)  18        394  (10,000)  GCR   C   QIC-150      1,6
       0x11    6.3  (0.25)  26        630  (16,000)  GCR   C   QIC-320      1,6
       0x12    6.3  (0.25)  30      2,034  (51,667)  RLL   C   QIC-1350     1,6
       0x13    3.81 (0.15)   1      2,400  (61,000)  DDS   CS  X3B5/88-185A 5
       0x14    8.0  (0.315)  1      1,703  (43,245)  RLL   CS  X3.202-1991  5,11
       0x15    8.0  (0.315)  1      1,789  (45,434)  RLL   CS  ECMA TC17    5,12
       0x16   12.7  (0.5)   48        394  (10,000)  MFM   C   X3.193-1990  1
       0x17   12.7  (0.5)   48      1,673  (42,500)  MFM   C   X3B5/91-174  1
       0x18   12.7  (0.5)  112      1,673  (42,500)  MFM   C   X3B5/92-50   1
       0x19   12.7  (0.5)  128      2,460  (62,500)  RLL   C   DLTapeIII    6,7
       0x1A   12.7  (0.5)  128      3,214  (81,633)  RLL   C   DLTapeIV(20) 6,7
       0x1B   12.7  (0.5)  208      3,383  (85,937)  RLL   C   DLTapeIV(35) 6,7
       0x1C    6.3  (0.25)  34      1,654  (42,000)  MFM   C   QIC-385M     1,6
       0x1D    6.3  (0.25)  32      1,512  (38,400)  GCR   C   QIC-410M     1,6
       0x1E    6.3  (0.25)  30      1,385  (36,000)  GCR   C   QIC-1000C    1,6
       0x1F    6.3  (0.25)  30      2,666  (67,733)  RLL   C   QIC-2100C    1,6
       0x20    6.3  (0.25) 144      2,666  (67,733)  RLL   C   QIC-6GB(M)   1,6
       0x21    6.3  (0.25) 144      2,666  (67,733)  RLL   C   QIC-20GB(C)  1,6
       0x22    6.3  (0.25)  42      1,600  (40,640)  GCR   C   QIC-2GB(C)   ?
       0x23    6.3  (0.25)  38      2,666  (67,733)  RLL   C   QIC-875M     ?
       0x24    3.81 (0.15)   1      2,400  (61,000)        CS  DDS-2        5
       0x25    3.81 (0.15)   1      3,816  (97,000)        CS  DDS-3        5
       0x26    3.81 (0.15)   1      3,816  (97,000)        CS  DDS-4        5
       0x27    8.0  (0.315)  1      3,056  (77,611)  RLL   CS  Mammoth      5
       0x28   12.7  (0.5)   36      1,491  (37,871)  GCR   C   X3.224       1
       0x29   12.7  (0.5)
       0x2A
       0x2B   12.7  (0.5)    3          ?        ?     ?   C   X3.267       5
       0x40   12.7  (0.5)  384      4,800  (123,952)       C   LTO-1
       0x41   12.7  (0.5)  208      3,868  (98,250)  RLL   C   DLTapeIV(40) 6,7
       0x42   12.7  (0.5)  512      7,398  (187,909)       C   LTO-2
       0x44   12.7  (0.5)  704      9,638  (244,805)       C   LTO-3
       0x46   12.7  (0.5)  896      12,725 (323,215)       C   LTO-4
       0x47    3.81 (0.25)   ?      6,417  (163,000)       CS  DAT-72
       0x48   12.7  (0.5)  448      5,236  (133,000) PRML  C   SDLTapeI(110) 6,8,13
       0x49   12.7  (0.5)  448      7,598  (193,000) PRML  C   SDLTapeI(160) 6,8
       0x4A   12.7  (0.5)  768          ?            PRML  C   T10000A      10
       0x4B   12.7  (0.5) 1152          ?            PRML  C   T10000B      10
       0x4C   12.7  (0.5) 3584          ?            PRML  C   T10000C      10
       0x4D   12.7  (0.5) 4608          ?            PRML  C   T10000D      10
       0x51   12.7  (0.5)  512      11,800 (299,720)       C   3592A1 (unencrypted)
       0x52   12.7  (0.5)  896      11,800 (299,720)       C   3592A2 (unencrypted)
       0x53   12.7  (0.5) 1152      13,452 (341,681)       C   3592A3 (unencrypted)
       0x54   12.7  (0.5) 2560      19,686 (500,024)       C   3592A4 (unencrypted)
       0x55   12.7  (0.5) 5120      20,670 (525,018)       C   3592A5 (unencrypted)
       0x56   12.7  (0.5) 7680      20,670 (525,018)       C   3592B5 (unencrypted)
       0x58   12.7  (0.5) 1280      15,142 (384,607)       C   LTO-5
       0x5A   12.7  (0.5) 2176      15,142 (384,607)       C   LTO-6
       0x5C   12.7  (0.5) 3584      19,107 (485,318)       C   LTO-7
       0x5D   12.7  (0.5) 5376      19,107 (485,318)       C   LTO-M8       14
       0x5E   12.7  (0.5) 6656      20,669 (524,993)       C   LTO-8
       0x71   12.7  (0.5)  512      11,800 (299,720)       C   3592A1 (encrypted)
       0x72   12.7  (0.5)  896      11,800 (299,720)       C   3592A2 (encrypted)
       0x73   12.7  (0.5) 1152      13,452 (341,681)       C   3592A3 (encrypted)
       0x74   12.7  (0.5) 2560      19,686 (500,024)       C   3592A4 (encrypted)
       0x75   12.7  (0.5) 5120      20,670 (525,018)       C   3592A5 (encrypted)
       0x76   12.7  (0.5) 7680      20,670 (525,018)       C   3592B5 (encrypted)
       0x8c    8.0  (0.315)  1      1,789  (45,434)  RLL   CS  EXB-8500c    5,9
       0x90    8.0  (0.315)  1      1,703  (43,245)  RLL   CS  EXB-8200c    5,9

       コード  説明                                       タイプ 説明
       ----    --------------------------------------     ---- ----------------
       NRZI    0 に戻らない, 1 で変更                     R    オープンリール式
               (Non return to zero, change on ones)            (Reel-to-reel)
       GCR     グループ符号記録                           C    カートリッジ
               (Group code recording)
       PE      位相符号化                                 CS   カセット
               (Phase encoded)
       IMFM    反転修正周波数変調
               (Inverted Modified Frequency Modulation)
       MFM     修正周波数変調
               (Modified Frequency Modulation)
       DDS     DAT データ記憶装置
               (Dat Data Storage)
       RLL     ランレングス符号化
               (Run Length Encoding)
       PRML    部分的な応答最大可能性
               (Partial Response Maximum Likelihood)

       注
       1.  シリアル記録.
       2.  パラレル記録.
       3.  QIC-11として知られている古い形式.
       5.  ヘリカルスキャン.
       6.  これは, American National Standard ではありません. リファレンスは,
           メディア形式の工業規格の定義に基づいています.
       7.  DLT recording: serially recorded track pairs (DLTapeIII and
           DLTapeIV(20)), or track quads (DLTapeIV(35) and DLTapeIV(40)).
       7.  DLT 記録: シリアル記録されたトラックペア (DLTapeIII と DLTapeIV(20)),
           またはトラック 4 つ組 (DLTapeIV(35) と DLTapeIV(40)).
       8.  スーパ DLT (SDLT) 記録: 各 8 つの物理的なトラックがある 56 の
           シリアル記録の論理的なトラック.
       9.  圧縮された形式のためのベンダ特有の Exabyte 密度コード.
       10. Oracle/StorageTek T10000 テープドライブのための bpi/bpmm 値は,
           マニュアルでリストされていません. ドライブへのアクセスがある誰かは,
           'mt getdensity' を実行することによって必要な値を供給できます.
       11. これは, Exabyte 8200 の圧縮されていない形式です. 圧縮された形式の
           密度コードは, 0x90 です.
       12. これは, Exabyte 8500 の圧縮されていない形式です. 圧縮された形式の
           密度コードは, 0x8c です.
       13. T また、この密度コード (0x48) は、DAT-160 のために使用さます.
       14. M8 と短縮され, 公式に、LTO-8 タイプ M として知られています. これは,
           LTO-8 ドライブによって高密度形式で初期設定された純粋な LTO-7
           カートリッジです. それは, LTO-7 ドライブによって読み込むことができます.
           圧縮されていない容量は, LTO-7 のための 6TB と LTO-8 のための 12TB に
           比べて 9TB です.

       QIC ストリーマでの注意

       次は、Archive Viper 150, Wangtek 5525ES と Tandberg TDC4220 テープ
       ドライブのような 1/4 インチテープドライブで使用されるようなデータ
       カートリッジタイプのテーブルです:

                                     カートリッジ
       値    参照          形式      タイプ          容量       トラック 長さ
       ----- ---------     ------    --------------  --------   ------  ------

       0x05                QIC-11    DC300           15MB       4        300ft
       0x05                QIC-11    DC300XL/P       20MB       4        450ft
       0x05                QIC-11    DC600           27MB       4        600ft
       0x05  X3.136-1986   QIC-24    DC615A          15MB       9        150ft
       0x05  X3.136-1986   QIC-24    DC300XL/P       45MB       9        450ft
       0x05  X3.136-1986   QIC-24    DC600A          60MB       9        600ft
       0x0F  QIC-120       QIC-120   DC600A/DC6150   120MB      15       620ft
       0x10  QIC-150       QIC-150   DC600XTD/DC6150 150MB      18       620ft
       0x10  QIC-150       QIC-150   DC6250          250MB      18     1,020ft
       0x11  QIC-320       QIC-525   DC6320          320MB      26       620ft
       0x11  QIC-320       QIC-525   DC6525          525MB      26     1,020ft
       0x1E  QIC-1000C     QIC-1000  DC9100/DL9135   1.0GB      30       760ft
       0x1E  QIC-1000C     QIC-1000  DC9150          1.2GB      30       950ft
       0x22  QIC-2GB(C)    QIC-2GB   DC9200          2.0GB      42       950ft
       0x22  QIC-2GB(C)    QIC-2GB   DC9250          2.5GB      42     1,200ft

     注:

     QIC-24、QIC-120、QIC-150 は、512 バイトの固定ブロックサイズを使用し、
     QIC-525、QIC-1000 と QIC-2GB は、1,024 バイトのブロックサイズを使用するこ
     とができます。DDS (DAT) ドライブは、一般的に変数ブロックを使用します。

     QIC-02 と QIC-36 は、テープドライブのためのインタフェース標準です。そうで
     なければ、Wangtek 5250EQ のような QIC-02 と QIC-36 ストリーマは、それらの
     SCSI バージョンと同一です (すなわち: Wangtek 5250ES)。

     150MB とより大きいストリーマは、それらを読み込むだけの、QIC-24 9 トラック
     形式を書き込むことができないように思われます。

     "10,000ftpi" とマークされた DC600A カートリッジは、QIC-11、QIC-24、と
     QIC-120 形式としてのみ使用されます。12,500ftpi とマークされた DC600A カー
     トリッジは、QIC-120 と QIC-150 形式の両方として使用することができます。

     いくつかのメーカは、それらのカートリッジで "DC" を使用しません。Verbatim
     は、DL を使用し、Maxell は、MC を使用し、Sony は、QD を使用し、Quill は、
     DQ を使用します。

     3M/Imation & Fuji は、DC を使用します。したがって、DL6250、MC-6250、
     QD6250、DQ6250 は、すべて DC6250 と同一のメディアです。

     QIC テープメディアは、リールを再開するために "接続" せず、テープドライブ
     にメディアのテープの穴の終わりを検索する軽いセンサをカバーしているダスト
     (dust) があるなら、スプール解除します。

環境変数
     TAPE  これは、テープドライブのパス名です。(変数が設定されていないけれど
           も、null でないなら) デフォルトは、/dev/nsa0 です。それは、-f オプ
           ションで上書きされます。

関連ファイル
     /dev/*sa[0-9]*  SCSI 磁気テープインタフェース

診断
     終了ステータスは、ドライブ操作が成功したとき、0 で、ドライブ操作が成功し
     なかったとき、2 で、認識されないコマンドまたはドライブデバイスが失われる
     ような他の問題については、1 です。

互換性
     いくつかの文書化されていないコマンドは、古いソフトウェアをサポートしてい
     ます。

関連項目
     dd(1), ioctl(2), mtio(4), sa(4), environ(7)

歴史
     mt コマンドは 4.3BSD で登場しました。

     st(4) ドライバに関する拡張は、個別の st コマンドとして 386BSD 0.1 で登場
     し、FreeBSD 2.1 で mt コマンドにマージされました。

     weof のための同義語であった前者の eof コマンドは、しばしば、それがかなり
     危険な eom と混同されたので、FreeBSD 2.1 で捨てられました。

バグ
     ユーティリティは、(1 時間よりどれが長いかもしれない) 長い消去の間に割り込
     むか、または kill することができません、デフォルトの消去が長いことを忘れ
     がちです。

     ハードウェアブロック番号は、ドライブが内部の圧縮を使用するとき、常にテー
     プのブロックと対応していません。

     消去は、テープが始めにないなら、保証されません。

     テープ関連の文書は、ここと他の場所で貧弱です。

FreeBSD 11.2                   November 3, 2017                   FreeBSD 11.2

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