FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
セクション:
Table of Contents
名称 | 解説 | 関連項目 | 歴史
KERBEROS(8)            FreeBSD システム管理者マニュアル            KERBEROS(8)

名称
     kerberos -- Kerberos システムの手引き

解説
     Kerberos は、ネットワーク認証システムです。その目的は、安全でないネット
     ワーク環境でユーザとサービスを安全に認証することです。

     これは、すべてのユーザとサービス (まとめてプリンシパル (principal) と呼ば
     れる) のために秘密鍵があるデータベースを維持して、信頼された第三者として
     動作している Kerberos サーバで行われます。

     各プリンシパルは、Kerberos の管理上のドメインである、正確に 1 つのレルム
     (realm) に属します。レルムは、通常、組織に対応し、レルムは、普通その組織
     のドメイン名に由来するべきです。レルムは、1 つ以上の Kerberos サーバに
     よってサービスされます。

     認証プロセスは、プリンシパルの識別をともに証明する `チケット' と `認証符
     号' の交換を含んでいます。

     通常のシステムログインまたは kinit(1) プログラムのいずれかで、Kerberos シ
     ステムにログインするとき、利用者のパスワードを与えずに telnet または ftp
     のような他のサービスのための新しいチケットを取得することができる、チケッ
     ト付与チケットを利用者は、獲得します。

     どのように Kerberos が動作するか、他の一般的な Kerberos の質問に関する詳
     細については、http://www.nrl.navy.mil/CCS/people/kenh/kerberos-faq.html
     の Kerberos FAQ を参照してください。

     セットアップの取扱説明書については、Heimdal Texinfo マニュアルを参照して
     ください。

関連項目
     ftp(1), kdestroy(1), kinit(1), klist(1), kpasswd(1), telnet(1)

歴史
     Kerberos 認証システムは、Massachusetts Institute of Technology の Athena
     Project の一環として 1980 年代の終わりに開発されました。バージョン 1 から
     3 は、決して MIT の外部に公開されませんでしたが、(まだある) バージョン 4
     は、特に学問的なコミュニティで、かなりよく知られており、AFS ファイルシス
     テムのような商品でも使用されています。

     バージョン 4 に関する問題は、それには、多くの制限があることで、コードは、
     (長い時間かかって開発されたので) あまりよく書かれていませんでした、そし
     て、それには、多くの既知のセキュリティ問題があります。この問題の多くを解
     決するため、バージョン 5 の作業が開始され、1993 年に IETF RFC 1510 という
     結果となりました。IETF RFC 1510 は、Kerberos 明確化としても知られている、
     IETF RFC 4120 で 2005 年に時代遅れとなりました。IETF RFC 4120 の出現で、
     拡張性と国際化の追加の作業が、(Kerberos 拡張) 開始され、新しい RFC が、う
     まくいけばまもなく現れます。

     このマニュアルページは、1997 年頃から Royal Institute of Technology in
     Stockholm, Sweden (スウェーデンの王立ストックホルム工科大学) で開発されて
     いる Heimdal Kerberos 5 配布の一環です。

HEIMDAL                        September 1, 2000                       HEIMDAL

Table of Contents

FreeBSD マニュアル検索