FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)

日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索がコンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。

検索コマンド： man apropos whatis
コマンド／キーワード：
日本語マニュアル RELEASE :
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名称 | ライブラリ | 書式 | 解説 | 戻り値 | 使用例 | エラー | 関連項目 | 歴史 | 作者

CAP_RIGHTS_GET(3)      FreeBSD ライブラリ関数マニュアル      CAP_RIGHTS_GET(3)

名称
     cap_rights_get -- ケーパビリティの権利を取得する

ライブラリ
     標準 C ライブラリ (libc, -lc)

書式
     #include <sys/capsicum.h>

     int
     cap_rights_get(int fd, cap_rights_t *rights);

解説
     cap_rights_get 関数によって、与えられた記述子のために現在のケーパビリティ
     の権利を取得することができます。関数は、それらが制限されていないか、また
     はケーパビリティの権利が与えられた記述子で cap_rights_limit(2) の最後の成
     功した呼び出しの間に設定されるなら、すべてのケーパビリティの権利で rights
     (権利) 引数を満たします。

     rights 引数は、cap_rights_init(3) 関数ファミリを使用して検査することがで
     きます。

     ケーパビリティの権利の完全なリストは、rights(4) マニュアルページで見つけ
     ることができます。

戻り値
     成功して終了したときには値 0 を返します。そうでない場合、値 -1 が返され、
     グローバル変数 errno にエラーを示す値が設定されます。

使用例
     次の例は、ファイル記述子のケーパビリティの権利を制限する方法とそれらを取
     得する方法の実例の説明です。

     cap_rights_t setrights, getrights;
     int fd;

     memset(&setrights, 0, sizeof(setrights));
     memset(&getrights, 0, sizeof(getrights));

     fd = open("/tmp/foo", O_RDONLY);
     if (fd < 0)
             err(1, "open() failed");

     cap_rights_init(&setrights, CAP_FSTAT, CAP_READ);
     if (cap_rights_limit(fd, &setrights) < 0 && errno != ENOSYS)
             err(1, "cap_rights_limit() failed");

     if (cap_rights_get(fd, &getrights) < 0 && errno != ENOSYS)
             err(1, "cap_rights_get() failed");

     assert(memcmp(&setrights, &getrights, sizeof(setrights)) == 0);

エラー
     cap_rights_get() は、次の場合を除いて成功します:

     [EBADF]            fd 引数が、有効でアクティブな記述子ではありません。

     [EFAULT]           rights 引数が無効のアドレスを指しています。

関連項目
     cap_rights_limit(2), errno(2), open(2), assert(3), cap_rights_init(3),
     err(3), memcmp(3), memset(3), capsicum(4), rights(4)

歴史
     ケーパビリティとケーパビリティモードのサポートは、TrustedBSD プロジェクト
     の一環として開発されました。

作者
     この関数は、FreeBSD 財団の資金提供の下で Pawel Jakub Dawidek
     <pawel@dawidek.net> によって作成されました。

FreeBSD 11.2                    March 27, 2014                    FreeBSD 11.2

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