FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.4-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.3-RELEASE-K, 14.0-RELEASE-K から 14.1-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
セクション:
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名称 | 書式 | 非推奨の注意 | 解説 | 関連ファイル | 関連項目 | 歴史 | バグ
RSH(1)                  FreeBSD 一般コマンドマニュアル                  RSH(1)

名称
     rsh -- リモートシェル

書式
     rsh [-46dnN] [-l username] [-t timeout] host [command]

非推奨の注意
     rsh は、推奨されず、FreeBSD 基本システムの将来のバージョンから削除される
     かもしれません。rsh がまだ必要とされるなら、ports またはパッケージからイ
     ンストールすることができます (net/bsdrcmds)。

解説
     rsh ユーティリティは、hostcommand を実行します。

     rsh ユーティリティは、その標準入力をリモートコマンドにコピーし、リモート
     のコマンドの標準出力をその標準出力に、リモートのコマンドの標準エラーをそ
     の標準エラーにコピーします。割り込み (interrupt)、クィット (quit) と終了
     (terminate) シグナルは、リモートのコマンドに伝搬されます。rsh は、通常、
     リモートのコマンドが行われるとき、終了します。オプションは、次の通りです:

     -4    IPv4 アドレスのみを使用します。

     -6    IPv6 アドレスのみを使用します。

     -d    リモートホストとの通信のために使用される TCP ソケットで
           (setsockopt(2) を使用して) ソケットのデバッグをオンに切り替えます。

     -l username
           リモートの username を指定することができます。デフォルトで、リモー
           トのユーザ名は、ローカルなユーザ名と同じです。認証は、rlogin(1) の
           ように決定されます。

     -N    -n オプションの反対です: リモートホストに入力ストリームのための "
           ファイルの終わり" (EOF) の指示を送信しません。このオプションは、rsh
           ユーティリティを、いくつかの Cisco IOS バージョンのように EOF を受
           信することによって混乱されたプロトコル実装と互換性があるようにしま
           す。-n を無効にします。

     -n    特殊デバイス /dev/null からの入力をリダイレクトします (このマニュア
           ルページの「バグ」セクションを参照してください)。-N を無効にしま
           す。

     -t timeout
           timeout を (秒単位で) 指定することができます。この時間にデータが送
           信されないか、または受信さないなら、rsh は、終了します。

     command が指定されないなら、利用者は、rlogin(1) を使用してリモートホスト
     にログインされます。

     クォートされないシェルのメタキャラクタは、ローカルなマシンで解釈され、一
     方、クォートされたメタキャラクタは、リモートのマシンで解釈されます。例え
     ば、コマンド

           rsh otherhost cat remotefile >> localfile

     は、リモートのファイル remotefile をローカルファイル localfile に付け加え
     ます、一方、

           rsh otherhost cat remotefile ">>" other_remotefile

     は、remotefileother_remotefile に付け加えます。

関連ファイル
     /etc/hosts

関連項目
     rlogin(1), setsockopt(2), rcmd(3), ruserok(3), hosts(5), hosts.equiv(5),
     rlogind(8), rshd(8)

歴史
     rsh コマンドは、4.2BSD で登場しました。

バグ
     利用者が csh(1) を使用して、端末から離れてその入力をリダイレクトせずに
     rsh をバックグラウンドにするなら、たとえ読み込みがリモートコマンドによっ
     て掲示 (post) されなくても、ブロックします。入力が要求されないなら、利用
     者は、-n オプションを使用して rsh の入力を /dev/null にリダイレクトするべ
     きです。

     利用者は、rsh を使用して (ee(1) または vi(1) のような) 対話型のコマンドを
     実行することはできません。代わりに rlogin(1) を使用します。

     停止 (stop) シグナルは、ローカルな rsh のプロセスだけを停止します。これ
     は、間違いなく、誤っていますが、現在、ここで説明するには複雑すぎる理由の
     ために修正することは困難です。

FreeBSD 11.2                     July 3, 2017                     FreeBSD 11.2

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