FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
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名称 | 解説 | 関連ファイル | 関連項目 | 歴史 | 作者 | 警告
UEFI(8)                FreeBSD システム管理者マニュアル                UEFI(8)

名称
     UEFI -- Unified Extensible ファームウェアインタフェースのブートストラップ
     手続き

解説
     UEFI Unified Extensible Firmware Interface (統合拡張ファームウェアインタ
     フェース) は、オペレーティングシステムへのブート時と実行時サービスを提供
     しています。UEFI は、i386 と amd64 CPU アーキテクチャの古い BIOS のための
     置き換えであり、arm, arm64 と ia64 でも使用されます。

     UEFI 指定は、Extensible Firmware Interface (展開可能なファームウェアイン
     タフェース; EFI) 仕様を継承するものです。用語は、しばしば交互に使用されま
     す。

     UEFI ブートプロセスは、EFI システムパーティション (ESP) に置かれたシステ
     ムブートストラップコードをロードします。ESP は、指定されたファイル階層構
     造で msdosfs(5) FAT ファイルシステムを含んでいる特有な識別子がある GPT ま
     たは MBR パーティションです。

           Partition Scheme    ESP Identifier
           GPT                 C12A7328-F81F-11D2-BA4B-00A0C93EC93B
           MBR                 0xEF

     UEFI ブートプロセスは、次のように進行します:
           1.   UEFI ファームウェアは、EFI システムパーティションで OS ローダ
                のために電源のオンと検索で実行します。ローダへのパスは、EFI 環
                境変数によって設定されます。設定されていないなら、アーキテク
                チャ特有のデフォルトが、使用されます。

                      Architecture    Default Path
                      amd64           /EFI/BOOT/BOOTX64.EFI
                      arm64           /EFI/BOOT/BOOTAA64.EFI

                FreeBSD のためのデフォルトの UEFI ブート設定は、デフォルトのパ
                スの boot1.efi をインストールします。
           2.   boot1.efi は、/boot.config または /boot/config からブートの設
                定を読み込みます。他の最初のステージのブートローダと違って、
                boot1.efi は、設定を次のステージのブートローダに渡し、ファイル
                の内容でそれ自体の動作を行いません。
           3.   boot1.efi は、loader.efi のためにタイプ freebsd-ufs と
                freebsd-zfs のパーティションを検索します。検索は、boot1.efi が
                ロードされたデバイスのパーティションから始まり、他の利用可能な
                パーティションで続行します。freebsd-ufs と freebsd-zfs パー
                ティションの両方が同じデバイスに存在するなら、freebsd-zfs パー
                ティションが、優先されます。次に、boot1.efi は、loader.efi を
                ロードし、実行します。
           4.   loader.efi は、loader(8) で説明されるように、カーネルをロード
                し、ブートします。

     vt(4) システムコンソールは、UEFI を通してブートするとき、自動的に選択され
     ます。

関連ファイル
     /boot/boot1.efi
                   最初のステージの UEFI ブートストラップ
     /boot/boot1.efifat
                   bsdinstall(8)gpart(8) への bootcode 引数によって使用さ
                   れる boot1.efi を含んでいる msdosfs(5) FAT ファイルシステム
                   イメージ。
     /boot/loader.efi
                   最終のステージのブートストラップ
     /boot/kernel/kernel
                   デフォルトのカーネル
     /boot/kernel.old/kernel
                   典型的なデフォルトでないのカーネル (オプション)

関連項目
     vt(4), boot.config(5), msdosfs(5), boot(8), efibootmgr(8), efidp(8),
     efivar(8), gpart(8), uefisign(8)

歴史
     ia64 アーキテクチャのための EFI ブートサポートは、FreeBSD 5.0 ではじめて
     登場しました。amd64 のための UEFI ブートサポートは、FreeBSD 10.1 ではじめ
     て登場し、arm64 のためのサポートは、FreeBSD 11.0 ではじめて登場しました。
     UEFI ブートサポートは、FreeBSD 10.1 ではじめて登場しました。

作者
     UEFI ブートサポートは、Benno Rice <benno@FreeBSD.org>, Ed Maste
     <emaste@FreeBSD.org> と Nathan Whitehorn <nwhitehorn@FreeBSD.org> によっ
     て開発されました。FreeBSD 財団は、仕事の一部を後援しました。

警告
     EFI 環境変数は、loader(8) またはカーネルによってサポートされません。

FreeBSD 12.2                   January 25, 2018                   FreeBSD 12.2

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