日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。
4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)
13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。
Table of Contents
CONSCONTROL(8) FreeBSD システム管理者マニュアル CONSCONTROL(8)
名称
conscontrol -- 物理コンソールデバイスを制御する
書式
conscontrol [list]
conscontrol mute on | off
conscontrol add | delete console
conscontrol set | unset console
解説
conscontrol ユーティリティは、仮想コンソールデバイスを支援する物理デバイ
スを検査して修正するために使用されます。引数が指定されない (または list
コマンドだけ) なら、現在のコンソールの設定が表示されます。
2 つのタイプの論理コンソールがあります。/dev/console によって表わされる高
レベルのコンソールと低レベルのコンソール。低レベルのコンソールは、カーネ
ル printf(9) と ddb(4) デバッガサポートのために使用され、一方、高レベルの
コンソールは、syslogd(8) のようなユーザプログラムによって使用されます。複
数のデバイスのサポートは、低レベルのコンソールのためだけに実装されていま
す。高レベルのコンソールは、コンソールリストの最初のデバイスに設定されま
す。
複数のコンソールのサポートは、ブートローダから、-D フラグをカーネルに渡す
ことによって、またはシステムがブートされた後にコンソールデバイスのリスト
を変更するために conscontrol を使用することによって、起動されます。
次のオプションが利用可能です:
add | delete console
論理コンソールから物理デバイスを追加するか、または削除します。デ
バイスは、低レベルのコンソール操作をサポートしなければなりませ
ん。デバイスを追加することは、コンソールデバイスのリストの前方に
それを置きます。最初のデバイスは、高レベルのコンソールのために使
用されます。
console 引数は、/dev のコンソールデバイスの名前です。ディレクトリ
の名前が省略されるかもしれません。
mute on | off
コンソールのミュートの状態を変更します。すべてのコンソール出力
は、コンソールのミュートが on であるとき、抑制されます。
set | unset console
仮想コンソールを設定するか、または未設定とします。未設定とされる
とき、カーネルの printf(9) のようなシステムからの出力は、常に実際
のメインコンソールに出力します。設定されるとき、それは、別のコン
ソールに出力します。これは、tty ioctl TIOCCONS へのインタフェース
です。
関連項目
sio(4), syscons(4), tty(4), vt(4), boot(8), loader(8)
歴史
conscontrol ユーティリティは、FreeBSD 5.0 ではじめて登場しました。
作者
Jonathan Lemon
FreeBSD 12.2 April 14, 2011 FreeBSD 12.2