FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
セクション:
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名称 | 書式 | 解説 | 使用例 | 関連項目 | 歴史 | バグ
MOUNT_CD9660(8)        FreeBSD システム管理者マニュアル        MOUNT_CD9660(8)

名称
     mount_cd9660 -- ISO-9660 ファイルシステムのマウント

書式
     mount_cd9660 [-begjrv] [-C charset] [-o options] [-s startsector] special
                  node

解説
     mount_cd9660 ユーティリティは、node によって示された位置で、ディバイス
     special に存在する ISO 9660 ファイルシステムをグローバルなファイルシステ
     ムの名前空間にアタッチします。このコマンドは、通常、ブート時に mount(8)
     によって実行されます。

     オプションは、次の通りです:

     -b      いくつかの Joliet 形式のディスクで誤った値に設定されている、Sup
             plementary Volume Descriptor Flags (補助ボリューム記述フラグ)
             フィールドのチェックを緩和します。

     -e      拡張属性の使用を有効にします。

     -g      ファイルのバージョン番号を取り除きません。(デフォルトで、ディスク
             上に異なるバージョン番号があるファイルがあるなら、最後のものだけ
             がリストされます。) いずれにしても、ファイルは、明示的にバージョ
             ン番号を提示せずにオープンされます。

     -j      ファイルシステムに含まれるあらゆる Joliet 拡張を使用しません。

     -o      オプションは、オプションのコンマで区切られた文字列が続く、-o フラ
             グで指定されます。指定できるオプションとそれらの意味については、
             mount(8) のマニュアルページを参照してください。次の cd9660 特有の
             オプションが利用可能です:

             extatt        -e と同じです。
             gens          -g と同じです。
             nojoliet      -j と同じです。
             norrip        -r と同じです。
             brokenjoliet  -b と同じです。

     -r      ファイルシステムに含まれるあらゆる Rockridge 拡張を使用しません。

     -s startsector
             startsector でファイルシステムを開始します。通常、基本的なデバイ
             スが CD-ROM ドライブであるなら、mount_cd9660 は、データを含んでい
             る CD-ROM から最後のトラックを見つけ出し、そこでファイルシステム
             を開始しようと試みます。デバイスが CD-ROM でないか、または目次
             (table of contents) を調べることができないなら、ファイルシステム
             は、セクタ 0 で開始されます。振る舞いを上書きするために、このオプ
             ションを使用することができます。startsector は、それぞれ 2048 バ
             イトの CD-ROM ブロックで測定されることに注意してください。これ
             は、例えば、cdcontrol(1)info コマンドが印刷しているのと、同じ
             です。ここで、正確な startsector を指定することによってマルチセッ
             ション CD の任意のセッションをマウントすることが可能です。

     -C charset
             Joliet 拡張を使用するとき、Unicode ファイル名を変換するためにロー
             カルの charset を指定します。

     -v      行われた開始されるセクタ決定に関して冗長にします。

使用例
     Kodak Photo-CD をマウントするために次のコマンドを使用することができます:

           mount_cd9660 -o rw -v -s 0 /dev/cd0 /cdrom

関連項目
     cdcontrol(1), mount(2), unmount(2), cd9660(5), fstab(5), mount(8)

歴史
     mount_cd9660 ユーティリティは、4.4BSD ではじめて登場しました。

     Unicode 変換ルーチンは、2003 年に Ryuichiro Imura <imura@ryu16.org> に
     よって追加されました。

バグ
     POSIX デバイスノードのマッピングは、現在サポートされていません。

     バージョン番号は、Rockridge 拡張が使用されているなら、取り除かれません。
     この場合、バージョン番号のない Rockridge 名がないファイルへのアクセスは、
     最も大きいものではなく、最も小さなバージョン番号があるものを取得しす。

     ECMA のサポートは、ありません。

FreeBSD 11.2                    March 22, 2017                    FreeBSD 11.2

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