FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
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名称 | 書式 | 解説 | 関連項目 | 歴史
FINGERD(8)             FreeBSD システム管理者マニュアル             FINGERD(8)

名称
     fingerd -- リモートユーザ情報サーバ

書式
     fingerd [-d] [-k] [-s] [-l] [-p filename]

解説
     fingerd ユーティリティは、いくつかのネットワークサイトで finger(1) へのイ
     ンタフェースを提供する RFC1196 に基づいた単純なプロトコルを使用します。そ
     れは、現在のところシステムまたは徹底的に特別の人のいずれかに関する人間指
     向の状況報告をフレンドリに返すと思われます。要求される形式はなく、プロト
     コルは、ほとんど単一の ``コマンド行'' の指定から成ります、したがって、
     fingerd は、また、-p フラグと連動しする他のプロトコルを実装するために使用
     することができます。

     fingerd ユーティリティは、ポート 79 で TCP 要求を listen (接続を受け付け)
     する inetd(8) によって開始されます。いったんそれを接続されると、finger(1)
     に渡される <CRLF> によって終了した単一のコマンド行を読み込みます。fingerd
     ユーティリティは、出力が終了されるとすぐに、その接続をクローズします。

     行がヌルである (すなわち、単に <CRLF> が送られる) なら、finger(1) は、現
     在のところシステムにログインされたすべての人々をリストする ``デフォルト''
     の報告を返します。

     ユーザ名が指定されるなら (例えば、eric<CRLF>) 応答は、ログインされていよ
     うとなかろうとも、特別のユーザだけのためにより拡張された情報をリストしま
     す。``login names'' と ``user names'' の両方を含んでいるコマンド行で
     ``names'' を許容可能とします。名前が曖昧であるなら、すべての可能な派生物
     が返されます。

     次のオプションは、/etc/inetd.conf のサーバプログラムの引数として fingerd
     に渡されます:

     -d      デバッグモードを有効にします。デバッグモードでは、fingerd は、
             stdin でネットワーク関連の操作を試みないで、それを実行する前に、
             完全な finger のコマンド行を stderr に印刷します。

     -k      ログイン情報を抑制します。詳細については、finger(1)-k オプ
             ションの説明を参照してください。

     -s      セキュア (secure) モードを有効にします。ユーザ名のない問い合わせ
             は、拒否され、他のリモートホストへの問い合わせの転送は、拒否され
             ます。

     -l      ログ記録を有効にします。問い合わせを起こすホストの名前は、
             LOG_NOTICE 優先度で syslog(3) によって報告されます。

     -p      ローカルの情報の供給者として代替のプログラムを使用します。fingerd
             によって実行されるデフォルトのローカルプログラムは、finger(1).
             です。カスタマイズされたローカルサーバを指定するによって、このオ
             プションは、システム管理者がどのような情報がリモート側に提供され
             るかを制御をすることを可能にします。-p が指定されるなら、fingerd
             は、また環境変数 FINGERD_REMOTE_HOST を要求しているホストの名前に
             設定します。

関連項目
     finger(1), inetd(8)

歴史
     fingerd ユーティリティは、4.3BSD で登場しました。

FreeBSD 11.2                   November 19, 2014                  FreeBSD 11.2

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