FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
セクション:
Table of Contents
名称 | 書式 | 解説 | SYSCTL | ハードウェア | 関連項目 | 歴史 | バグ
UFOMA(4)           FreeBSD カーネルインタフェースマニュアル           UFOMA(4)

名称
     ufoma -- USB モバイル (携帯) 電話のサポート

書式
     このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル
     設定ファイルに置きます:

           device usb
           device ucom
           device ufoma

     もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするため
     には、次の行を loader.conf(5) に置きます:

           ufoma_load="YES"

解説
     ufoma ドライバは、NTT DoCoMo 3G システム端末、FOMA によって採用されてい
     る、Mobile Computing Promotion Consortium USB Implementation Guideline の
     部分集合の USB モバイル電話端末のサポートを行います。それらは、umodem(4)
     によってサポートされている、CDC ACM モデルベースのモデムに部分的に似てい
     ますが、ufoma ドライバは、その役割とインタフェース構造について記述する特
     有の USB 記述子を認識し、デバイスがオープンされているとき、その役割をネゴ
     シエート (交渉) します。それらは、通常の AT コマンドセットをサポートし、
     コマンドは、データストリームと共に多重送信されるか、または個別のパイプを
     通して操作することができます。後者の場合に、AT コマンドは、データデバイス
     から個別のデバイスで与えられなければなりません。

     デバイスは、tty(4) のように振る舞う、ucom(4) ドライバを通してアクセスされ
     ます。

SYSCTL
     これらのデバイスは、しばしば、いくつかのインタフェースセットがあり、これ
     らのインタフェースには、時々多重送信されたそれらの役割があります。これら
     の役割は、次の sysctl MIB と同一です:

     dev.ucom.%d.supportmode
             インタフェースによってサポートされるモード。

     dev.ucom.%d.currentmode
             インタフェースの現在のモード。

     dev.ucom.%d.openmode
             デバイスが次にオープンされるときに、推移するモード。
     モードは、次の通りです:

     modem   AT コマンドを受け付け、パケット通信データを渡します。

     handsfree
             AT コマンドを受け付けますが、データを渡しません。

     obex    電話帳などを交換するのに使用される OBEX フレームを受け付けます。

     vendor1, vendor2
             ベンダ特有のデータが渡されます。

     deactivated
             インタフェースがシステムによって認識されますが、使用されないと
             き、インタフェースは、このモードに設定されます。

     unlinked
             インタフェースがまだネゴシエート (交渉) されていないとき、インタ
             フェースは、このモードです。

ハードウェア
     ufoma ドライバによってサポートされるデバイスは、次の通りです:

     •   SHARP FOMA SH902i
     •   KYOCERA PHS AH-K3001V (a.k.a Kyopon)
     •   SANYO Vodafone3G V801SA

関連項目
     次で仕様を見つけることができます:

     http://www.nttdocomo.co.jp/corporate/technology/document/foma/index.html
     http://www.mcpc-jp.org/doclist.htm

     tty(4), ucom(4), umodem(4), usb(4)

歴史
     ufoma ドライバは、umodem(4) コードから部分的に派生し FreeBSD 7.0 で登場し
     ました。

バグ
     多重送信されたコマンドとデータのインタフェースとコマンドだけのインタ
     フェースは、サポートされます。

FreeBSD 11.3                   November 20, 2011                  FreeBSD 11.3

Table of Contents

FreeBSD マニュアル検索