FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
セクション:
Table of Contents
名称 | ライブラリ | 解説 | モジュールオプション | 戻り値 | 関連項目 | 規格 | 作者
PAM_GET_AUTHTOK(3)     FreeBSD ライブラリ関数マニュアル     PAM_GET_AUTHTOK(3)

名称
     pam_get_authtok -- 認証トークンを検索する

ライブラリ
     <sys/types.h> <security/pam_appl.h> int pam_get_authtok(pam_handle_t
     *pamh, int item, const char **authtok, const char *prompt)

解説
     pam_get_authtok() 関数は、状況によって、認証トークンのためのユーザにプロ
     ンプトを出すか、またはキャッシュされた認証トークンを検索します。どちらに
     しても、認証トークンへのポインタは、authtok 引数によって指される位置に格
     納され、対応する PAM 項目が更新されます。

     item 引数は、次の値の 1 つがなければなりません:

     PAM_AUTHTOK         認証トークンを変更するとき、現在の認証トークンまたは
                         新しいトークンを返します。

     PAM_OLDAUTHTOK      認証トークンを変更するとき、前の認証トークンを返しま
                         す。

     prompt 引数は、トークンが貯蔵 (キャッシュ) されていないなら、使用するプロ
     ンプトを指定します。それが NULL であるなら、PAM_AUTHTOK_PROMPT か
     PAM_OLDAUTHTOK_PROMPT 項目が必要に応じて使用されます。また、その項目が
     NULL であるなら、決め打ちされたデフォルトのプロンプトが使用されます。さら
     に、pam_get_authtok() がサービスモジュールから呼び出されるとき、プロンプ
     トは、下記に記述されるようなモジュールオプションによって影響されます。次
     に、プロンプトは、それが会話関数に渡される前に openpam_subst(3) を使用し
     て拡張されます。

     item が PAM_AUTHTOK に設定されて、空 (null) でない PAM_OLDAUTHTOK 項目が
     あるなら、pam_get_authtok() は、それを再びタイプすることによって新しい
     トークンを確認するようにユーザに頼みます。不一致があれば、
     pam_get_authtok() は、PAM_TRY_AGAIN を返します。

モジュールオプション
     サービスモジュールによって呼び出されるとき、pam_get_authtok() は、次のモ
     ジュールオプションを認識します:

     authtok_prompt      item が PAM_AUTHTOK に設定されるとき、使用するプロン
                         プト。このオプションは、prompt 引数と
                         PAM_AUTHTOK_PROMPT 項目の両方を上書きします。

     echo_pass           アプリケーションの会話関数が、それを許可するなら、こ
                         れは、それらが何をタイプしているかユーザに確かめま
                         す。これは、単に再使用可能でない認証トークンのために
                         使用されるべきです。

     oldauthtok_prompt   item が PAM_OLDAUTHTOK に設定されるとき、使用するプロ
                         ンプト。このオプションは、prompt 引数と
                         PAM_OLDAUTHTOK_PROMPT 項目の両方を上書きします。

     try_first_pass      要求された項目が NULL でないなら、ユーザにプロンプト
                         を出さすに、それを返します。一般的に、サービスモ
                         ジュールは、トークンを確認し、それが一致しないなら、
                         pam_get_authtok() が 2 回呼び出される前に、項目をクリ
                         アします。

     use_first_pass      ユーザを全くプロンプトを出しません。単に、キャッシュ
                         された値を返すか、または何もないなら、PAM_AUTH_ERR を
                         返します。

戻り値
     pam_get_authtok() 関数は、次の値の 1 つを返します:

     [PAM_SUCCESS]       成功。

     [PAM_BAD_CONSTANT]  不正な定数。

     [PAM_BAD_ITEM]      認識されない項目、または制限された項目。

     [PAM_BUF_ERR]       メモリバッファエラー。

     [PAM_CONV_ERR]      会話失敗。

     [PAM_SYSTEM_ERR]    システムエラー。

     [PAM_TRY_AGAIN]     再試行してください。

関連項目
     openpam_get_option(3), openpam_subst(3), pam(3), pam_conv(3),
     pam_get_item(3), pam_get_user(3), pam_strerror(3)

規格
     pam_get_authtok() 関数は、OpenPAM の拡張です。

作者
     pam_get_authtok() 関数とこのマニュアルページは、FreeBSD プロジェクトのた
     めに DARPA CHATS 研究プログラムの一環として DARPA/SPAWAR 規約
     N66001-01-C-8035 (``CBOSS'') の下で ThinkSec AS と Network Associates
     Laboratories, the Security Research Division of Network Associates, Inc.
     によって開発されました。

     OpenPAM ライブラリは、Dag-Erling Sm/rgrav <des@des.no> によって保守されて
     います。

FreeBSD 12.1                    April 30, 2017                    FreeBSD 12.1

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