日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。
4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)
13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。
Table of Contents
ZLIB(3) ZLIB(3)
名称
zlib - 圧縮/復元ライブラリ
書式
[完全な説明については、zlib.h を参照]
解説
zlib ライブラリは、汎用のデータ圧縮ライブラリです。コードは、メモリ割り
付けルーチンのように、使用される標準ライブラリ関数がスレッドセーフであ
ると仮定すれば、スレッドセーフです。圧縮されていないデータの整合性
チェックを含んで、メモリ内の圧縮と復元機能を提供しています。このバー
ジョンのライブラリは、1 つの圧縮方法 (deflation (デフレーション)) のみ
サポートしていますが、他のアルゴリズムが、後で同じストリームインタ
フェースで追加されるかもしれません。
圧縮は、バッファが十分に大きければ、単一ステップで行うことができます
が、圧縮関数を繰り返して呼び出すことで行うこともできます。後者の場合
は、各呼び出しを行う前に、アプリケーションは、多くの入力を提供する、お
よび出力を消費 (出力空間を多く提供する) しなければなりません。
また、ライブラリは、stdio と似たインタフェースで、gzip(1) (.gz) 形式の
ファイルの読み込みと書き込みもサポートしています。
ライブラリは、何もシグナルハンドラを組み込んでいません。デコーダ
(decoder) は、壊れた入力の場合でもライブラリが絶対にクラッシュしないよ
うに、圧縮データの一貫性をチェックします。
圧縮ライブラリのすべての関数は、ファイル zlib.h に文書化されています。
配布ソースは、examples/ ディレクトリの他の例と同様に、ファイル
test/example.c と test/minigzip.c にライブラリの使用の例を含んでいま
す。
このバージョンへの変更は、ソースに添付されるファイル ChangeLog に文書化
されています。
zlib は、Java, Python, .NET, PHP, Perl, Ruby, Swift と Go へのを含みま
すが、これに限定されるものではなく、多くの言語とオペレーティングシステ
ムに組み込まれます。
Gilles Vollant (info@winimage.com) によって zlib に加えて書かれた .zip
形式でファイルを読み書きする実験パッケージは、次で利用可能です。
http://www.winimage.com/zLibDll/minizip.html と、主な zlib ソー
ス配布の contrib/minizip ディレクトリでも利用可能です。
参照
次の zlib ウェブサイトで見つけることができます:
http://zlib.net/
zlib ライブラリによって使用されている形式は、次のファイルの RFC
(Request for Comments) の 1950 から 1952 に記述されています。
http://tools.ietf.org/html/rfc1950 (zlib のヘッダとトレイラ形式
について)
http://tools.ietf.org/html/rfc1951 (deflate 圧縮データ形式につい
て)
http://tools.ietf.org/html/rfc1952 (gzip のヘッダとトレイラ形式
について)
Mark Nelson は、Dr. Dobb's Journal の 1997 年 1 月号のために zlib に関
する記事を書きました。記事のコピーは、次で利用可能です。
http://marknelson.us/1997/01/01/zlib-engine/
問題の報告
問題を報告する前に、zlib ウェブサイトをチェックして、利用者が zlib の最
新版を持っているのかを確かめてください。そうでなければ、最新版を入手し
て、問題がまだ存在しているかどうかを確かめてください。助けを求める前
に、次の zlib FAQ を読んでください。
http://zlib.net/zlib_faq.html
質問そして/またはコメントを zlib@gzip.org に送ってください。または、
(Windows DLL バージョンの場合は) Gilles Vollant (info@winimage.com) に
送ってください。
作者とライセンス
Version 1.2.11
Copyright (C) 1995-2017 Jean-loup Gailly and Mark Adler
This software is provided 'as-is', without any express or implied
warranty. In no event will the authors be held liable for any damages
arising from the use of this software.
訳: このソフトウェアは、あらゆる明確な、または暗黙の保証なしで、"そのま
ま (as-is)" で提供されますいかなる場合も、作者らは、このソフトウェアの
使用から発生するあらゆる損害に対して責任を負いません。
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including commercial applications, and to alter it and redistribute it
freely, subject to the following restrictions:
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claim that you wrote the original software. If you use this software
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2. Altered source versions must be plainly marked as such, and must not
be misrepresented as being the original software.
3. This notice may not be removed or altered from any source
distribution.
Jean-loup Gailly Mark Adler
jloup@gzip.org madler@alumni.caltech.edu
zlib によって使用される圧縮 (deflate) 形式は、Phil Katz によって定義さ
れました。圧縮と zlib の仕様は、L. Peter Deutsch によって書かれました。
ここで名前を挙げるには、あまりにも多数の、問題を報告し、zlib の様々な改
良を提案したすべての人々に感謝します。
UNIX のマニュアルページは、R. P. C. Rodgers, U.S. National Library of
Medicine (rodgers@nlm.nih.gov) によります。
15 Jan 2017 ZLIB(3)