FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
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名称 | 書式 | 解説 | 関連項目 | 歴史 | 作者 | バグ
SYSEXITS(3)            FreeBSD ライブラリ関数マニュアル            SYSEXITS(3)

名称
     sysexits -- プログラムのための望ましい終了コード

書式
     #include <sysexits.h>

解説
     style(9) によると、プログラムを終了するとき、失敗の状態を示すために任意の
     値で exit(3) を呼び出することは良い習慣ではありません。代わりに、sysexits
     からのあらかじめ定義された終了コードが、使用されるべきであるので、プロセ
     スの呼び出し側は、ソースコードを検索せずに失敗クラスに関しておおよその評
     価を得ることができます。

     成功して終了することは、常に 0 のステータス、または EX_OK によって示され
     ます。エラー番号は、ランダムなプログラムが既に返している他の終了ステータ
     スと衝突する可能性を減らすために、EX__BASE から始まります。コードの意味
     は、おおよそ次の通りです:

     EX_USAGE (64)         コマンドが間違って使用されました、例えば、引数の間
                           違った数、不正なフラグ、パラメータの不正な構文、ま
                           たは何でも。

     EX_DATAERR (65)       入力データが、どこか不正確でした。これは、システム
                           ファイルではなく、ユーザのデータのみに使用されるべ
                           きです。

     EX_NOINPUT (66)       (システムファイルではなく) 入力ファイルが、存在しな
                           かったか、または読み込み可能ではありませんでした。
                           また、これは、(それを捕まえたいと思ったなら) ``No
                           message'' (メッセージなし) のようなエラーもメーラに
                           含むかもしれません。

     EX_NOUSER (67)        指定されたユーザが、存在しませんでした。これは、
                           メールアドレスまたはリモートログインのために使用さ
                           れるかもしれません。

     EX_NOHOST (68)        指定されたホストが、存在しませんでした。これは、
                           メールアドレスまたはネットワーク要求で使用されま
                           す。

     EX_UNAVAILABLE (69)   サービスが、利用できません。サポートプログラムまた
                           はファイルが存在しないなら、これは、起こるかもしれ
                           ません。これは、また、何か知らないけれども、何か利
                           用者が動作したくないとき、雑多なメッセージとして使
                           用することができます。

     EX_SOFTWARE (70)      内部のソフトウェアエラーが、検出されました。これ
                           は、できるだけオペレーティングシステム関連でないエ
                           ラーに制限されるべきです。

     EX_OSERR (71)         オペレーティングシステムエラーが、検出されました。
                           これは、``cannot fork'' (フォークできない)、
                           ``cannot create pipe'' (パイプを作成できない) また
                           は同様のもののために使用されることを目的としていま
                           す。それは、passwd (パスワード) ファイルに存在しな
                           いユーザに返す getuid のようなものを含んでいます。

     EX_OSFILE (72)        いくつかのシステムファイル (例えば、/etc/passwd,
                           /var/run/utx.active など) が、存在しないか、オープ
                           ンすることができないか、またはある種のエラーがあり
                           ます (例えば、構文エラー)。

     EX_CANTCREAT (73)     (指定されたユーザの) 出力ファイルが、作成することが
                           できません。

     EX_IOERR (74)         エラーが、いくつかのファイルで I/O を行う間に起こり
                           ました。

     EX_TEMPFAIL (75)      一時的な失敗、実際はエラーではない何かを示していま
                           す。sendmail で、これは、(例えば) メーラが接続を作
                           成できなかったことを意味し、要求は、後で再試行され
                           るべきです。

     EX_PROTOCOL (76)      リモートシステムが、プロトコル交換の間に、``not
                           possible'' (可能ではない) であった何かを返しまし
                           た。

     EX_NOPERM (77)        利用者には、操作を実行する十分な許可がありませんで
                           した。これは、EX_NOINPUT または EX_CANTCREAT を使用
                           するべき、ファイルシステムの問題を対象としていませ
                           んが、むしろ高いレベルの許可を対象としています。

     EX_CONFIG (78)        何か、設定されなかったか、または誤設定された状態が
                           見つかりました。

     シンボリックなものと対応している数値は、参照を容易にするために括弧で与え
     られます。

関連項目
     err(3), exit(3), style(9)

歴史
     sysexits ファイルは、4.3BSD の後のどこかで登場しました。

作者
     このマニュアルページは、<sysexits.h> のコメントの後を追って J";rg Wunsch
     によって書かれました。

バグ
     適切な終了値の選択は、しばしばあいまいです。

FreeBSD 11.2                   January 21, 2010                   FreeBSD 11.2

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