FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)

日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索がコンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。

検索コマンド： man apropos whatis
コマンド／キーワード：
日本語マニュアル RELEASE :
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名称 | ライブラリ | 書式 | 解説 | 戻り値 | エラー | 関連項目 | 規格

CATOPEN(3)             FreeBSD ライブラリ関数マニュアル             CATOPEN(3)

名称
     catopen -- メッセージカタログをオープンする

ライブラリ
     標準 C ライブラリ (libc, -lc)

書式
     #include <nl_types.h>

     nl_catd
     catopen(const char *name, int oflag);

解説
     catopen() 関数は、name によって指定されたメッセージカタログをオープンし、
     メッセージカタログの記述子を返します。name が `/' を含んでいるなら、name
     は、メッセージカタログのためのフルパス名を指定し、そうでなければ、環境変
     数 NLSPATH の値は、次の置換で使用されます:

     %N   name 引数の値。

     %L   LANG 環境変数の値、または LC_MESSAGES カテゴリの値 (下記参照)。

     %l   LANG 環境変数または LC_MESSAGES カテゴリの言語要素。

     %t   LANG 環境変数または LC_MESSAGES カテゴリの領域要素。

     %c   LANG 環境変数または LC_MESSAGES カテゴリのコードセット要素。

     %%   単一の % 文字。

     空の文字列は、未定義の値に置換されます。

     NLSPATH で定義されるパス名のテンプレートは、コロン (`:') によって区切られ
     ます。先導するまたは 2 つの隣接するコロンは、%N を指定することと同等で
     す。

     oflag 引数が NL_CAT_LOCALE 定数に設定されるなら、LC_MESSAGES ロケールカテ
     ゴリは、メッセージカタログをオープンするために使用されます。NL_CAT_LOCALE
     を使用することは、X/Open Portability Guide Issue 4 (``XPG4'') 規格に適合
     しています。利用者は、X/Open Portability Guide Issue 3 (``XPG3'') との互
     換性のために 0 を指定できます。oflag が 0 に設定されるとき、LANG 環境変数
     は、メッセージカタログのロケールを決定します。

     メッセージカタログの記述子は、そのプロセスがそれをクローズするまで、また
     は exec(3) 関数の 1 つの呼び出しが成功するまで、プロセスで有効であり続け
     ます。

戻り値
     成功して完了すると、catopen() は、メッセージカタログの記述子を返します。
     そうでなければ、(nl_catd) -1 が、返され、errno は、エラーを示す値に設定さ
     れます。

エラー
     [EINVAL]           引数 name が、有効なメッセージカタログを指さないか、ま
                        たは、カタログが、破損しています。

     [ENAMETOOLONG]     メッセージカタログへの全体のパスが、1024 文字を越えて
                        います。

     [ENOENT]           指定されたメッセージカタログが、存在しないか、または、
                        name 引数が、空の文字列を指しています。

     [ENOMEM]           十分なメモリが、利用可能ではありません。

関連項目
     gencat(1), catclose(3), catgets(3), setlocale(3)

規格
     catopen() 関数は、IEEE Std 1003.1-2001 (``POSIX.1'') に適合しています。

FreeBSD 11.2                   February 12, 2005                  FreeBSD 11.2

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