日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。
4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.4-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.3-RELEASE-K, 14.0-RELEASE-K から 14.1-RELEASE-K は、全翻訳済み)
13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。
Table of Contents
REBOOT(2) FreeBSD システムコールマニュアル REBOOT(2)
名称
reboot -- システムをリブートするか、またはプロセッサを停止する
ライブラリ
標準 C ライブラリ (libc, -lc)
書式
#include <unistd.h>
#include <sys/reboot.h>
int
reboot(int howto);
解説
reboot() システムコールは、システムをリブートします。スーパユーザだけが要
求に応じてマシンをリブートします。しかしながら、リブートは、回復不可能な
システム障害のイベントで自動的に呼び出されます。
howto 引数は、オプションのマスクです。システムコールのインタフェースは、
新しいカーネルまたは新しいブートストラップと init プログラムに渡される、
インクルードファイル <sys/reboot.h> で定義された次のオプションを許可しま
す。
RB_AUTOBOOT デフォルトです、システムは、通常の方式でリブートします。
RB_ASKNAME 通常、システムは、ローダ指定のルートファイルシステムにエ
ラーがある場合のみ、ユーザにプロンプトを出します。このフラ
グは、常にルートパーティションのためのユーザにプロンプトを
出すことを強制します。
RB_DFLTROOT ルートデバイスでコンパイルされたものを使用します。通常、シ
ステムは、可能であるなら、ルートデバイスとしてブートされた
デバイスを使用します。(デフォルトの振る舞いは、すべてのシ
ステムで可能ではない、ロードされたドライブを決定するブート
ストラッププログラムの能力に依存します。)
RB_DUMP リブートの前にカーネルメモリをダンプします。詳細について
は、savecore(8) を参照してください。
RB_HALT プロセッサは、単に停止します。リブートは、起こりません。こ
のオプションは、慎重に使用されるべきです。
RB_POWERCYCLE 停止の後に、シャットダウンコードは、電源を切断し、次に電源
を再開することができることを行います。これは、通常、電源の
シーケンスを供給することができる、予備のマイクロプロセッサ
のハードウェアサポートを必要とします。現在、ipmi(4) ドライ
バだけが、この機能を実装しています。
RB_POWEROFF 停止の後に、シャットダウンコードは、できれば、電源をオフに
します。これは、ハードウェアのサポートを必要とします。
RB_KDB シンボルテーブルをロードし、システムの組み込むデバッガを有
効にします。このオプションは、カーネルがデバッグのために設
定されないなら、役に立つ機能がありません。いくつかの他のオ
プションには、このオプションと組み合わせるなら、異なった意
味がありますが、それらの使用は、reboot() システムコールを
通して可能ではありません。詳細については、ddb(4) を参照し
てください。
RB_NOSYNC 通常、ディスクは、プロセッサが停止されるか、またはリブート
される前に、sync (同期) されます (sync(8) を参照)。このオ
プションは、ファイルシステムの変更が手動で行われたか、また
は、プロセッサが熱くなっている (on fire) なら、役に立ちま
す。
RB_REROOT リブートの代わりに、現在の実行している実行形式を含んでいる
ものを除いて、すべてのファイルシステムをアンマウントし、
vfs.root.mountfrom kenv(1) 変数に基づき、通常のブートの間
に使用される同じメカニズムを使用してルートファイルシステム
をマウントします。
RB_RDONLY 最初に、ルートファイルシステムを読み込み専用としてマウント
します。これは、現在デフォルトであり、このオプションは、推
奨されていません。
RB_SINGLE 通常、リブート手続きは、自動的なディスクの一貫性チェックを
伴い、次にマルチユーザ操作となります。RB_SINGLE は、これを
抑制して、コンソールでシングルユーザのシェルでシステムを
ブートします。RB_SINGLE は、実際に、新しくブートされたシス
テムの init(8) プログラムによって解釈されます。
オプションが与えられない (すなわち、RB_AUTOBOOT が使用される) とき、シス
テムは、プロセッサ特有の方法で選択されたディスクのユニット 0 のルートファ
イルシステムのファイルのファイル ``kernel'' からリブートされます。通常、
ディスクの自動的な一貫性のチェックが、実行されます (fsck(8) を参照)。
戻り値
成功したなら、この呼び出しは、決して返りません。そうでなければ、-1 が返さ
れ、エラーは、グローバル変数 errno に返されます。
エラー
[EPERM] 呼び出し側がスーパユーザではありません。
関連項目
crash(8), halt(8), init(8), reboot(8), savecore(8)
歴史
reboot() システムコールは、4.0BSD で登場しました。
FreeBSD 13.2 July 10, 2018 FreeBSD 13.2