FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
セクション:
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名称 | ライブラリ | 書式 | 解説 | フラグ | 戻り値 | エラー | 関連項目 | 歴史 | 作者
CAP_FCNTLS_LIMIT(2)    FreeBSD システムコールマニュアル    CAP_FCNTLS_LIMIT(2)

名称
     cap_fcntls_limit, cap_fcntls_get -- 許可された fcntl コマンドを管理する

ライブラリ
     標準 C ライブラリ (libc, -lc)

書式
     #include <sys/capsicum.h>

     int
     cap_fcntls_limit(int fd, uint32_t fcntlrights);

     int
     cap_fcntls_get(int fd, uint32_t *fcntlrightsp);

解説
     ファイル記述子が CAP_FCNTL ケーパビリティ権利を与えられるなら、許可された
     fcntl(2) コマンドのリストは、cap_fcntls_limit() システムコールで選択的に
     (拡張せずに) 縮小することができます。

     与えられたファイル記述子のための許可された fcntl コマンドのビットマスク
     は、cap_fcntls_get() システムコールで取得することができます。

フラグ
     次のフラグは、fcntlrights 引数で指定されるか、または fcntlrightsp 引数で
     返されます:

     CAP_FCNTL_GETFL   F_GETFL コマンドを許可します。

     CAP_FCNTL_SETFL   F_SETFL コマンドを許可します。

     CAP_FCNTL_GETOWN  F_GETOWN コマンドを許可します。

     CAP_FCNTL_SETOWN  F_SETOWN コマンドを許可します。

戻り値
     成功して終了したときには値 0 を返します。そうでない場合、値 -1 が返され、
     グローバル変数 errno にエラーを示す値が設定されます。

エラー
     cap_fcntls_limit() は、次の場合を除いて成功します:

     [EBADF]            fd 引数が、有効な記述子ではありません。

     [EINVAL]           無効のフラグが fcntlrights で渡されました。

     [ENOTCAPABLE]      fcntlrights が、許可された fcntl(2) コマンドのリストを
                        拡張するでしょう。

     cap_fcntls_get() は、次の場合を除いて成功します:

     [EBADF]            fd 引数が、有効な記述子ではありません。

     [EFAULT]           fcntlrightsp 引数が、無効のアドレスを指しています。

関連項目
     cap_ioctls_limit(2), cap_rights_limit(2), fcntl(2)

歴史
     ケーパビリティとケーパビリティモードのサポートは、TrustedBSD プロジェクト
     の一環として開発されました。

作者
     この関数は、FreeBSD 財団の資金提供の下で Pawel Jakub Dawidek
     <pawel@dawidek.net> によって作成されました。

FreeBSD 11.2                    March 27, 2014                    FreeBSD 11.2

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