FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
セクション:
Table of Contents
名称 | 書式 | 解説 | 診断 | 関連項目
STRIP(1)                FreeBSD 一般コマンドマニュアル                STRIP(1)

名称
     strip -- ELF オブジェクトから情報を破棄する

書式
     strip [-d | -g | -S | --strip-debug] [-h | --help] [--only-keep-debug]
           [-o outputfile | --output-file=outputfile] [-p | --preserve-dates]
           [-s | --strip-all] [--strip-unneeded] [-w | --wildcard]
           [-x | --discard-all] [-I format | --input-target=format]
           [-K symbol | --keep-symbol=symbol] [-N symbol | --strip-
           symbol=symbol] [-O format | --output-target=format]
           [-R sectionname | --remove-section=sectionname] [-V | --version]
           [-X | --discard-locals] file ...

解説
     strip ユーティリティは、ELF オブジェクトから情報を破棄するために使用され
     ます。

     strip ユーティリティは、次のオプションをサポートします:

     -d | -g | -S | --strip-debug
             デバッグシンボルだけを削除します。

     -h | --help
             ヘルプメッセージを印刷 (表示) して、終了します。

     --only-keep-debug
             デバッグのために使用されるものを除いて、すべての内容を削除しま
             す。

     -o outputfile | --output-file=outputfile
             ストリップされたオブジェクトをファイル outputfile に書き込みま
             す。デフォルトの振る舞いは、同じ場所でオブジェクトを修正すること
             です。

     -p | --preserve-dates
             オブジェクトのアクセス時間と更新時刻を保存します。

     -s | --strip-all
             すべてのシンボルを削除します。

     --strip-unneeded
             さらなるリロケーション処理のために必要ではないすべてのシンボルを
             削除します。

     -w | --wildcard
             シンボルを指定するためにシェルスタイルのパターンを使用します。次
             のメタ文字は、パターンで認識されます:
             !     これがパターンの最初の文字であるなら、パターンの照合の意味
                   を反対にします。
             *     シンボル名のあらゆる文字列を照合します。
             ?     シンボル名の 0 個または 1 つの文字を照合します。
             [     文字クラスの開始をマークします。
             \     パターンの次の文字の特別な意味を削除します。
             ]     文字クラスの終わりをマークします。

     -x | --discard-all
             すべてのグローバルでないシンボルを破棄します。

     -I format | --input-target=format
             これらのオプションは、受け付けられますが、無視されます。

     -K symbol | --keep-symbol=symbol
             たとえそれが別のやり方でストリップされていても、シンボル symbol
             を保持します。このオプションは、複数の回指定できます。

     -N symbol | --strip-symbol=symbol
             たとえそれが別のやり方で保持されていても、シンボル symbol を削除
             します。このオプションは、複数の回指定できます。

     -O format | --output-target=format
             出力ファイル形式を format に設定します。サポートされた形式の完全
             なリストについては、関数 elftc_bfd_find_target(3) のための文書を
             参照してください。

     -R sectionname | --remove-section=sectionname
             引数 sectionname によって指定されたセクションを削除します。このオ
             プションは、複数の回指定できます。

     -V | --version
             バージョン識別子を印刷 (表示) して、終了します。

     -X | --discard-locals
             コンパイラで生成されたローカルなシンボルを削除します。

診断
     ユーティリティ strip は、成功すると 0 で、エラーがあった場合は >0 で終了
     します。

関連項目
     ar(1), elfcopy(1), ld(1), mcs(1), elf(3), elftc_bfd_find_target(3),
     fnmatch(3)

FreeBSD 11.3                  September 17, 2011                  FreeBSD 11.3

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