FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
セクション:
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名称 | 書式 | 解説 | 使用例 | 関連項目 | 歴史 | バグ
UUENCODE(1)             FreeBSD 一般コマンドマニュアル             UUENCODE(1)

名称
     uuencode, uudecode, b64encode, b64decode -- バイナリファイルをエンコード
     する/デコードする

書式
     uuencode [-m] [-r] [-o output_file] [file] name
     uudecode [-cimprs] [file ...]
     uudecode [-i] -o output_file
     b64encode [-r] [-o output_file] [file] name
     b64decode [-cimprs] [file ...]
     b64decode [-i] -o output_file [file]

解説
     uuencodeuudecode ユーティリティは、簡単な ASCII データ以外をサポート
     しない、転送メディアを越えてバイナリファイルを送信するために使用されま
     す。b64encode ユーティリティは、指定された -m フラグがある uuencode と同
     じ意味です。b64decode ユーティリティは、指定された -m フラグがある
     uudecode と同じ意味です。

     uuencode ユーティリティは、file (またはデフォルトで、標準入力) を読み込
     み、エンコードされたバージョンを標準出力に書き込むか、または output_file
     が指定されるなら、それに書き込みます。エンコーディングは、ASCII 文字だけ
     を印刷 (表示) して、ファイルのモードと uudecode によって使用するためのオ
     ペランド name を含んで、使用します。

     uudecode ユーティリティは、uuencoded ファイル (またはデフォルトで、標準入
     力) をオリジナルの形式に変換します。結果のファイルは、name または
     (uudecode に渡されるオプションに依存して) output_file のいずれかが指定さ
     れ、setuid と実行ビットが保持されないことを除いて、オリジナルのファイルの
     モードを持ちます。uudecode ユーティリティは、あらゆる先導する行と後続する
     行を無視します。

     次のオプションが、uuencode で利用可能です:

     -m     伝統的な uuencode アルゴリズムではなく、Base64 方法のエンコーディ
            ングを使用します。

     -r     初期と最終の組み立て行を除いて生の出力を生成します。

     -o output_file
            標準出力の代わりに output_file に出力します。

     次のオプションが、uudecode で使用可能です:

     -c     可能であるなら、file から複数の uuencode されたファイルをデコード
            します。

     -i     ファイルに上書きしません。

     -m     -r フラグで使用されるとき、伝統的な uuencode 入力の代わりに Base64
            入力をデコードします。-r なしで、それは、効果がありません。

     -o output_file
            入力データに含まれているあらゆるパス名の代わりに output_file に出
            力します。

     -p     file をデコードし、出力を標準出力に書き込みます。

     -r     最初とことによると最後のフレーミング行が失われた、生の (または壊れ
            た) 入力をデコードします。入力は、伝統的な uuencode エンコードであ
            ると仮定されますが、-m フラグが使用されるなら、または、ユーティリ
            ティが b64decode として呼び出されるなら、入力は、Base64 形式である
            と仮定されます。

     -s     出力のパス名を基本のファイル名に取り去りません、デフォルトで、
            uudecode は、セキュリティ理由のために最後のスラッシュ '/' であらゆ
            る接頭辞の終りを削除します。

使用例
     次の例は、ソースツリーをパッケージ化し、それを圧縮し、それを uuencode
     し、別のシステムのユーザにそれをメールで送ります。uudecode が、ターゲット
     システムで実行されるとき、ファイル ``src_tree.tar.Z'' は、オリジナルツ
     リーに圧縮を解除し、抽出して作成されます。

           tar cf - src_tree | compress |
           uuencode src_tree.tar.Z | mail user@example.com

     次の例は、すべての uuencode されたファイルを利用者のメールボックスから利
     用者の現在の作業ディレクトリにアンパックします。

           uudecode -c < $MAIL

     次の例は、利用者のメールボックスから圧縮された tar アーカイブを抽出しま
     す。

           uudecode -o /dev/stdout < $MAIL | zcat | tar xfv -

関連項目
     basename(1), compress(1), mail(1), uucp(1) (ports/net/freebsd-uucp),
     uuencode(5)

歴史
     uuencodeuudecode は、4.0BSD で登場しました。

バグ
     伝統的なアルゴリズムを使用してエンコードされたファイルは、35% 拡張されま
     す (3 バイトは、4 + 制御情報になります)。

FreeBSD 11.2                   January 27, 2002                   FreeBSD 11.2

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