日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。
4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)
13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。
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LPRM(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル LPRM(1)
名称
lprm -- ラインプリンタのスプールキューからジョブを削除する
書式
lprm [-Pprinter] [-] [job # ...] [user ...]
解説
lprm ユーティリティは、プリンタのスプールキューから 1 つのジョブ、または
複数のジョブを削除します。スプールディレクトリは、ユーザから保護されてい
るので、lprm を使用することが、通常、ユーザがジョブを削除することができる
唯一の方法です。ジョブの所有者は、ユーザのログイン名と lpr(1) コマンドが
呼び出されたマシンのホスト名によって決定されます。
オプションと引数は、次の通りです:
-Pprinter
特定の printer と関連したキューを指定します (そうでなければ、デ
フォルトのプリンタが使用されます)。
- 単一の `-' が与えられるなら、lprm は、ユーザが所有しているすべて
のジョブを削除します。スーパユーザが、このフラグを使用するなら、
スプールキューは、完全に空にされます。
user lprm は、そのユーザ (または複数のユーザ) に属しているキューに入れ
られたあらゆるジョブを削除することを試みます。lprm を呼び出してい
るこの形式は、スーパユーザにだけ役に立ちます。
job # ユーザは、そのジョブ番号を指定することによって個別のジョブを
キューから解除します。この番号は、lpq(1) プログラムから取得されま
す、例えば、
% lpq -l
1st:ken [job #013ucbarpa]
(standard input) 100 bytes
% lprm 13
引数もオプションも与えられないなら、lprm は、lprm を呼び出したユーザに
よって所有されているなら、現在アクティブなジョブを削除します。
lprm ユーティリティは、削除するあらゆるファイルの名前を通知し、要求リスト
に一致するキューにジョブがないなら、静かです。
lprm ユーティリティは、あらゆるスプールファイルを削除する前に、必要である
なら、アクティブなデーモンを kill します。デーモンが kill されるなら、新
しいデーモンは、ファイルの削除の完了時に自動的に再開されます。
環境変数
次の環境変数が存在するなら、lprm によって利用されます。
PRINTER 環境変数 PRINTER が存在し、プリンタが -P オプションで指定されな
かったなら、デフォルトのプリンタは、PRINTER から決定されます。
関連ファイル
/etc/printcap プリンタの特性のファイル。
/var/spool/* スプールディレクトリ。
/var/spool/*/lock 現在のデーモンの pid、と現在アクティブなジョブのジョ
ブ番号を取得するために使用されるロックファイル。
診断
ユーザがユーザ所有のファイル以外を削除することを試みるなら、``Permission
denied'' となります。
関連項目
lpq(1), lpr(1), lpd(8)
歴史
lprm コマンドは、3.0BSD で登場しました。
バグ
ロックファイルの更新で起こり得る競合状態があるので、現在アクティブなジョ
ブは、間違って識別されるかもしれません。
FreeBSD 11.2 June 6, 1993 FreeBSD 11.2