FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
セクション:
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名称 | 書式 | 解説 | すべてのプロセス | 実装に関する注 | 終了ステータス | 診断 | 関連項目 | 歴史 | 作者
KILLALL(1)              FreeBSD 一般コマンドマニュアル              KILLALL(1)

名称
     killall -- 指定されたプロセスを kill する

書式
     killall [-delmsvz] [-help] [-I] [-j jail] [-u user] [-t tty]
             [-c procname] [-SIGNAL] [procname ...]

解説
     killall ユーティリティは、kill(1) によって行なわれるように PID (プロセス
     ID) によって選択されるのとは対照的に、名前によって選択されるプロセスを
     kill します。デフォルトで、名前 procname と一致する killall の呼び出し側
     と同一の実 UID (ユーザ ID) があるすべてのプロセスに TERM シグナルを送りま
     す。スーパユーザは、あらゆるプロセスを kill することが許可されています。

     オプションは、次の通りです:

     -d | -v      何が行われるかに関してより冗長にします。単一の -d オプション
                  について、シグナルを送られるプロセスのリストは、印刷 (表示)
                  されるか、または一致するプロセスが見つかっていないことを示す
                  メッセージ。

     -e           -u オプションで指定された、一致するプロセスに対して、(デフォ
                  ルトの) 実ユーザ ID の代わりに実効ユーザ ID を使用します。

     -help        コマンド使用法としてヘルプを表示して、終了します。

     -I           各プロセスにシグナルを送ることを試みる前に確認を要求します。

     -l           kill(1) でのように、利用可能なシグナルの名前をリストし、終了
                  します。

     -m           見つかったプロセスの名前に対して (大文字小文字を区別する) 正
                  規表現として、引数 procname を比較します。注意!  これは、単
                  一のドットは、呼び出し側の実 UID の下で実行しているあらゆる
                  プロセスに一致して、危険です。

     -s           何が行われるかだけを表示しますが、あらゆるシグナルは、送られ
                  ません。

     -SIGNAL      デフォルトの TERM の代わりに異なるシグナルを送ります。シグナ
                  ルは、(先導する ``SIG'' を付けるか、または付けない) 名前、ま
                  たは数値のいずれかで指定されます。

     -j jail      指定された jail 内のプロセスを kill します。

     -u user      指定された user に属しているものに潜在的に一致するプロセスを
                  制限します。

     -t tty       指定された tty で実行されているものに潜在的に一致するプロセ
                  スを制限します。

     -c procname  指定された procname に一致するものに潜在的に一致するプロセス
                  を制限します。

     -q           プロセスが一致しないなら、エラーメッセージを抑制します。

     -z           ゾンビをスキップしません。これは、指定されたパターンと一致す
                  るゾンビプロセスがあるなら、わずかのエラーメッセージを印刷
                  (表示) することを除いて、影響はないはずです。

すべてのプロセス
     与えられた UID があるすべてのプロセスにシグナルを送ることは、kill(1) に
     よって既にサポートされています。したがって、このジョブのために (例えば、
     ``kill -TERM -1'' または、ルートとして ``echo kill -TERM -1 | su -m
     <user>'') kill(1) を使用します。

実装に関する注
     この killall の FreeBSD 実装には、killall の伝統的な UNIX System V の振る
     舞いと比べて、完全に異なったセマンティックがあります。後者は、現在のユー
     ザが kill することができるすべてのプロセスを kill して、システムシャット
     ダウンプロセスだけによって使用されることを目的としています。

終了ステータス
     killall ユーティリティは、いくつかのプロセスが見つけられて、シグナルを送
     ることに成功したなら、0 で終了します。そうでなければ、1 のステータスが返
     されます。

診断
     診断メッセージは、-d オプションによって要求される場合のみ、印刷 (表示) さ
     れます。

関連項目
     kill(1), pkill(1), sysctl(3), jail(8)

歴史
     killall コマンドは FreeBSD 2.1 で登場しました。他のプラットフォームで利用
     可能なように killall コマンドを手本にされました。

作者
     killall プログラムは、最初、Perl で書かれ、Wolfram Schneider によって寄贈
     されました、このマニュアルページは、J";rg Wunsch によって書かれました。
     killall の現在のバージョンは、sysctl(3) を使用して、Peter Wemm によって C
     で書き直されました。

FreeBSD 11.2                     June 30, 2013                    FreeBSD 11.2

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