日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。
4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.4-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.3-RELEASE-K, 14.0-RELEASE-K から 14.1-RELEASE-K は、全翻訳済み)
13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。
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USBCONFIG(8) FreeBSD システム管理者マニュアル USBCONFIG(8)
名称
usbconfig -- USB サブシステムを設定する
書式
usbconfig [-v] [-a addr] [-i interface_index] [-u unit] [cmds ...]
usbconfig -d [[/dev/]ugen]unit.addr [-v] [-i interface_index] [cmds ...]
解説
usbconfig ユーティリティは、USB サブシステムの情報を設定して、ダンプする
ために使用されます。
オプションは、次の通りです:
-a addr デバイス範囲を与えられた USB デバイスインデックスに制限します。
ユニット引数のみに関連して使用されるべきです。
-d [[/dev/]ugen]unit.addr
デバイス範囲を与えられたユニットとアドレスに接続された USB デバ
イスに制限します。ユニットとアドレスの座標は、小文字の単語 ugen,
が前に付けられるか、または完全なパス名 /dev/ugen です。
-h ヘルプと利用可能なコマンドを表示します。
-i interface_index
コマンドの説明によって示されるようにインタフェースのインデックス
を指定します。この引数が指定されないなら、0 の値は、インタフェー
スのインデックスのために使用されます。この引数が指定されないな
ら、0 の値は、インタフェースのインデックスのために使用されます。
-u unit デバイスの範囲を、与えられた USBUS ユニットに接続されている USB
デバイスに制限します。
-v dump_device_desc, dump_curr_config_desc と show_ifdrv コマンド
(``verbose mode'') (冗長モード) をアクティブにします。
次のコマンドは、usbconfig で使用されます:
set_config cfg_index
USB デバイスのための設定を選択します。有効な値は、0 から、
dump_device_desc 出力の bNumConfigurations として報告された数の範
囲です。255 の特別な値のため、インタフェースドライバをデタッチ
し、電力消費量を最小に減らして、デバイスの設定を解除しますが、省
力モードまたはバスをデタッチすることなしです。場合によっては、そ
れは、デバイスを充電することを防ぎます。
set_alt alt_index
選択されたインタフェースと USB デバイスのために代替のインタフェー
スを選択します。現在の設定のための代替の設定は、
dump_curr_config_desc 出力の bAlternateSetting として利用可能で
す。このコマンドは、-i interface_index オプションを使用します。
set_template template
グローバルな USB デバイス側のテンプレートを設定します。詳細につい
ては、usb_template(4) を参照してください。
get_template
現在の USB デバイス側のテンプレートを取得します。
add_dev_quirk_vplh vid pid lo_rev hi_rev quirk_name
ベンダ ID、製品 ID、小さいと大きいリビジョン番号、とクワーク
(quirk) 名を指定することによってクワークを追加します。詳細につい
ては、usb_quirk(4) を参照してください。
remove_dev_quirk_vplh vid pid lo_rev hi_rev quirk_name
クワーク (quirk) を削除します。
add_quirk quirk_name
現在選択された USB デバイスのためのクワーク (quirk) を追加しま
す。
remove_quirk quirk_name
現在選択された USB デバイスのためのクワーク (quirk) を削除しま
す。
dump_all_desc
デバイスと設定の記述子を表示します。
dump_quirk_names
サポートされたクワーク (quirk) 名のリストを表示します。
dump_device_quirks
現在のデバイスのクワーク (quirk) のリストを表示します。
dump_device_desc
デバイス記述子を表示します。
dump_curr_config_desc
現在の設定の記述子を表示します。
dump_all_config_desc
すべての設定の記述子を表示します。
dump_string index
選択されたインデックスで文字列記述子を表示します。
dump_info
デバイスに関する要約の情報を表示します。
dump_stats
USB 転送統計値を表示します。
show_ifdrv
現在デバイスにアタッチされたインタフェースドライバ (ukbd(4) また
は u3g(4) のような) のリストを表示します。
detach_kernel_driver
選択されたインタフェースと USB デバイスのためのカーネルドライバを
デタッチします。このコマンドは、-i interface_index オプションを使
用します。
suspend
サスペンドすることをデバイスに強制します。
resume 再開することをデバイスに強制します。
power_off
デバイスをオフに切り替えます。
power_save
自動的なサスペンドと再開をオンに切り替えます。これは、USB ハブの
ためのデフォルトです。
power_on
デバイスをオンに切り替え、自動的なサスペドと再開を無効にします。
これは、ハブでないデバイスのためのデフォルトです。
reset デバイスをリセットします。これは、バスを再列挙することを USB ス
タックに強制します。
list すべての利用可能な USB デバイスをリストします。コマンドを指定せず
に usbconfig が呼び出されるなら、これは、デフォルトです。
do_request bmReqTyp bReq wVal wIdx wLen data...
指定されたデバイスの同期的な制御要求を実行します。詳細について
は、libusb20_dev_request_sync(3) を参照してください。
使用例
すべての接続された USB デバイスとそれらのアタッチされたインタフェースドラ
イバをリストします:
usbconfig show_ifdrv
アドレス 2 の USB バス 1 でデバイスとデバイスのための設定記述子をダンプし
ます:
usbconfig -d ugen1.2 dump_all_desc
アドレス 2 の USB バス 1 でデバイスのための HID 記述子をダンプします:
usbconfig -d ugen1.2 do_request 0x81 0x06 0x2200 0 0x100
アドレス 2 の USB バス 1 でデバイスの電源を切ります:
usbconfig -d ugen1.2 power_off
関連項目
usb(4), usb_quirk(4), usb_template(4)
FreeBSD 13.2 January 29, 2022 FreeBSD 13.2