日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。
4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.4-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.3-RELEASE-K, 14.0-RELEASE-K から 14.1-RELEASE-K は、全翻訳済み)
13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。
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MOUNT_SMBFS(8) FreeBSD システム管理者マニュアル MOUNT_SMBFS(8) 名称 mount_smbfs -- SMB ファイルサーバから共有されるリソースをマウントします 書式 mount_smbfs [-E cs1:cs2] [-I host] [-L locale] [-M crights:srights] [-N] [-O cowner:cgroup/sowner:sgroup] [-R retrycount] [-T timeout] [-U username] [-W workgroup] [-c case] [-d mode] [-f mode] [-g gid] [-n opt] [-u uid] //user@server[:port1[:port2]]/share node 解説 mount_smbfs コマンドは、SMB/CIFS プロトコルを使用して、リモートサーバから 共有をマウントします。 オプションは、次の通りです: -E cs1:cs2 ローカル (cs1) とサーバの (cs2) 文字セットを指定します。 -I host NetBIOS ネームリゾルバを使用しないで、有効な DNS 名または IP アド レスのいずれかを指定できる host に直接接続します。 -L locale 小文字/大文字変換ルーチンのために locale を使用します。小文字/大 文字変換のためのロケールを設定します。デフォルトで、mount_smbfs は、それを決定するために環境変数 LC_* を使用しようと試みます。 -M crights:srights 新しく作成された接続にアクセス権を割り当てます。 -N パスワードを問い合わせません。実行時に、mount_smbfs は、追加の設 定パラメータとパスワードのために ~/.nsmbrc ファイルを読み込みま す。パスワードが見つからないなら、mount_smbfs は、そのためにプロ ンプトを出します。 -O cowner:cgroup/sowner:sgroup 新しく作成された接続に所有者/グループ属性を割り当てます。 -R retrycount SMB リクエスタ (requester) が接続を落すことを決定する前に、どれだ けのリトライを行なうべきか。デフォルトは、4 です。 -T timeout 各要求の秒単位のタイムアウト。デフォルトは、15 です。 -U username 確証するユーザ名。 -W workgroup このオプションは、認証要求で使用されるワークグループを指定しま す。 -c case 名前表現に影響する case オプションを設定します。case は、次の 1 つを指定します: 値 意味 l すべての既存のファイル名は、小文字に変換されます。新しく作 成されたファイルは、小文字を取得します。 u すべての既存のファイル名は、大文字に変換されます。新しく作 成されたファイルは、大文字を取得します。 -f mode, -d mode ファイルとディレクトリに割り当てられるべきパーミッションを指定し ます。値は、8 進数として指定されなければなりません。ファイルモー ドのためのデフォルト値は、マウントポイントから取られ、ディレクト リモードのためのデフォルト値は、ファイルモードが読み込みパーミッ ションを与えるところで、実行パーミッションを追加します。 これらのパーミッションは、SMB サーバによって与えられた権利と異な るかもしれないことに注意してください。 -u uid, -g gid ファイルに割り当てられたユーザ ID とグループ ID。デフォルトは、ボ リュームがマウントされるディレクトリからの所有者とグループ ID で す。 //user@server[:port1[:port2]]/share mount_smbfs コマンドは、リモートのコンピュータの NetBIOS 名として server、リモートユーザ名として user、そしてリモートサーバのリソー ス名として share を使用します。通信プロトコルによって使用される ポート番号のデフォルト値を上書きするために、オプションの port1 と port2 引数を使用することができます。NetBIOS の SMB のために、 port1 のためのデフォルト値は、139 で、port2 は、137 です。 node マウントポイントへのパス。 関連ファイル ~/.nsmbrc 接続と他の情報のためのユーザ特有の静的なパラメータを保持 します。詳細については、 /usr/share/examples/smbfs/dot.nsmbrc を参照してください。 /etc/nsmb.conf 接続と他の情報のためのシステム全体の静的なパラメータを保 持します。 使用例 次の例は、ユーザ ``GUEST'' として SMB サーバ ``SAMBA'' に接続する方法を示 し、マウントは、``PUBLIC'' と ``TMP'' を共有します: mount_smbfs -I samba.mydomain.com //guest@samba/public /smb/public mount_smbfs -I 192.168.20.3 -E koi8-r:cp866 //guest@samba/tmp /smb/tmp また、smbfs マウントのために (パスワードのためにプロンプトをださない、下 記の例) fstab(5) を使用することができます: //guest@samba/public /smb/public smbfs rw,noauto,-N 0 0 関連項目 smbutil(1), nsmb.conf(5) 他のリソース: - FreeBSD ハンドブックの Samba 設定の専用の章: https://www.freebsd.org/doc/handbook/network-samba.html 規格 mount_smbfs は、SMB/CIFS/SMB1 のためのサポートを提供します。それは、SMB2 と SMB3 のようにプロトコルの新しいバージョンをサポートしません。SMB2 と SMB3 は、ports(7) コレクションで利用可能なソフトウェアによってサポートさ れます。 サポートされた SMB サーバのリストは、次の通りです: - Samba - Windows 95/98/ME/2000/NT4.0 (SPs 4, 5, 6) - IBM LanManager - NetApp 歴史 SMB/CIFS プロトコルと SMB/CIFS ファイルシステムの実装は、FreeBSD 4.5 では じめて登場しました。 作者 Boris Popov <bp@butya.kz>, <bp@FreeBSD.org> バグ 著者にバグを報告してください。 FreeBSD 13.2 November 1, 2018 FreeBSD 13.2