日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。
4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.4-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.3-RELEASE-K, 14.0-RELEASE-K から 14.1-RELEASE-K は、全翻訳済み)
13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。
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LDCONFIG(8) FreeBSD システム管理者マニュアル LDCONFIG(8) 名称 ldconfig -- 共有ライブラリのためのダイナミックリンカの検索パスを設定する 書式 ldconfig [-32] [-Rimrsv] [-f hints_file] [directory | file ...] 解説 ldconfig ユーティリティは、共有ライブラリを検索するとき、ダイナミックリン カ ld-elf.so.1(1) によって使用されるパスのセットを設定するために使用され ます。ダイナミックリンカは、組み込みシステムのディレクトリのセットと、ヒ ントファイルで指定されたあらゆるディレクトリでライブラリを検索します。こ れは、実行形式内で検索パスを保存するための必要を防ぎます、静的リンカ ld(1) の -rpath オプションを参照してください。 ヒントファイルは、ldconfig によって維持されています。ヒントファイルに格納 される directories のリストは、コマンド行で供給されます。 コマンド行で directories リストの代わりに、files は、指定されます。これら のファイルは、共有ライブラリをスキャンするためのディレクトリが含まれてい ると予想されます。各ディレクトリのパス名は、新しい行で開始しなければなり ません。空行とコメント文字 `#' で始まる行は、無視されます。 セキュリティの理由のために、world またはグループ書き込み可能なディレクト リまたはルートで生成された警告メッセージによって所有されないディレクトリ は、-i オプションが存在しないなら、スキップされます。 追加の共有ライブラリ検索ディレクトリを指定するために、LD_LIBRARY_PATH 環 境変数を使用することができます。LD_LIBRARY_PATH は、共有ライブラリをロー ドする必要があるとき、ダイナミックリンカによって検索されるディレクトリの パスの `:' で区切られたリストです。それは、ld(1) の -L スイッチの実行時の 同等物とみなされます。 次のオプションが、ldconfig によって認識されます: -32 32 ビットバイナリの実行をサポートする 64 ビットシステムで 32 ビッ ト ABI 共有ライブラリのためのヒントを生成します。 -elf 後方互換性のために無視します。 -R コマンド行のパス名をヒントファイルのディレクトリリストに追加しま す。 これは、オプションが与えられないときのデフォルトのアクションで す。 -f hints_file 標準のファイルの代わりに、指定されたヒントファイルを読み込みおよ び更新します。このオプションは、主にテストのために提供されていま す。 -i 安全でないモードで実行します。セキュリティチェックは、実行されま せん。 -m コマンド行で指定されたディレクトリで検索するディレクトリのリスト を置き換える代りに、既存のリストを指定されたディレクトリとマージ し、結果をヒントファイルに書き込みます。 -r ヒントファイルから現在のディレクトリのリストを標準出力にリストし ます。ヒントファイルは、変更されません。 ディレクトリリストで見つかったすべてのライブラリをスキャンして印 刷 (表示) します。 -v 冗長なモードに切り替えます。 セキュリティ set-user-Id (セットユーザ ID) プログラムのアドレス空間に、共有ライブラリ をロードするとき、特別の慎重さが必要です。そのようなプログラムがプログラ ムの所有者を除いて、あらゆるユーザによって実行されるときはいつでも、ダイ ナミックリンカは、ヒントファイルに見つかるパスから共有ライブラリのみを ロードします。特に、LD_LIBRARY_PATH は、ライブラリを検索するために使用さ れません。したがって、ldconfig は、共有オブジェクトを安全にロードすること ができるディレクトリの信頼できるコレクションを指定するために役に立ちま す。 関連ファイル /var/run/ld-elf.so.hints ELF ダイナミックリンカのための標準ヒントファ イル。 /etc/ld-elf.so.conf -elf を付けて呼び出されるディレクトリ名を含 んでいる伝統的な設定ファイル。 /var/run/ld-elf32.so.hints -32 を付けて呼び出されるディレクトリ名を含ん でいる伝統的な設定ファイル。 関連項目 ld(1), ld-elf.so.1, link(5) 歴史 ldconfig ユーティリティは、SunOS 4.0 ではじめて登場し、その現在の形式は、 FreeBSD 1.1 で登場しました。 名前 'ヒントファイル' は、ファイルがダイナミックリンカへのヒントを含まれ ていたときの時代からの歴史です。この関数は、ELF のために提供されていませ ん。 FreeBSD 13.2 May 15, 2021 FreeBSD 13.2