FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
セクション:
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名称 | 書式 | 解説 | 警告 | 関連ファイル | 関連項目 | 作者 | バグ
SDPD(8)                FreeBSD システム管理者マニュアル                SDPD(8)

名称
     sdpd -- Bluetooth サービス発見プロトコル (Service Discovery Protocol)
     デーモン

書式
     sdpd [-dh] [-c path] [-g group] [-u user]

解説
     sdpd デーモンは、ホスト上に登録された Bluetooth サービスの経過を追って、
     リモート Bluetooth デバイスからサービス発見 (Service Discovery) 問い合わ
     せに応答します。

     なんらかのサービスを使用するためには、リモート Bluetooth デバイスは SDP
     PSM (0x0001) で Bluetooth L2CAP 接続上で、サービス検索 (Service Search)
     とサービス属性 (Service Attribute) またはサービス検索属性 (Service Search
     Attribute) 要求を送信する必要があります。sdpd デーモンは、サービスデータ
     ベース (Service Database) で適合するサービスレコード (Service Record) を
     見つけようと試み、適切な応答を返送します。リモートデバイスは、次に、応答
     を処理して、すべての必要な情報を抽出して、サービスを利用するために別々の
     接続を行います。

     ホストで実行している、Bluetooth アプリケーションはローカル sdpd デーモン
     でサービスを登録します。サービス登録、サービス削除、およびサービス変更の
     ような操作は、制御ソケット上で実行されます。制御ソケット上で browse コマ
     ンドを発行することによって sdpcontrol(8)sdpd サービスデータベース
     (Service Database) の全体の内容について問い合わせることは可能です。

     コマンドラインオプションは次の通りです:

     -d      制御端末から、デタッチしません。

     -c path
             制御ソケットへのパスを指定します。デフォルトのパスは /var/run/sdp
             です。

     -g group
             sdpd がその初期化の後に、実行すべきグループを指定します。値はグ
             ループ名か数値グループ ID のいずれかで指定できます。sdpd がルート
             として開始された場合にだけ、これは動作します。デフォルトのグルー
             プ名は ``nobody'' です。

     -h      使用法のメッセージを表示して、終了します。

     -u user
             sdpd がその初期化の後に、実行すべきユーザを指定します。値はユーザ
             名か数値ユーザ ID のいずれかで指定できます。sdpd がルートとして開
             始された場合にだけ、これは動作します。デフォルトのユーザ名は
             ``nobody'' です。

警告
     sdpd デーモンはワイルドカードの BD_ADDR で着信 L2CAP 接続を listen (接続
     を受け付け) します。

     同じホストに接続された複数の Bluetooth デバイスの場合には、どのサービスが
     どの Bluetooth デバイスに ``バインド'' されるべきであるかを指定することは
     可能です。そのような割り当てはサービス登録時に行われるべきです。

     サービスを登録するか、削除するか、または変更する要求は、制御ソケットを通
     してのみ行うことができます。sdpd デーモンは、ピアの資格証明をチェックし
     て、アプリケーションに ``root'' ユーザ ID と同じ実効ユーザ ID がある場合
     にだけ、要求を受け付けます。

     sdpd デーモンは複製されたサービスレコード (Service Record) をチェックしま
     せん。それはサービス登録 (Service Register) 要求で送信されたサービスデー
     タで最小のチェックのみを実行します。サービスを登録する前に、アプリケー
     ションは RFCOMM チャネルなどのようなすべての必要なリソースを取得しなけれ
     ばならないと仮定します。

関連ファイル
     /var/run/sdp

関連項目
     sdp(3), sdpcontrol(8)

作者
     Maksim Yevmenkin <m_evmenkin@yahoo.com>

バグ
     たぶんあるでしょう。見つけたなら、報告してください。

FreeBSD 12.2                   January 13, 2004                   FreeBSD 12.2

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