FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
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名称 | 書式 | 解説 | 関連項目 | 歴史 | 作者 | バグ
POWERD(8)              FreeBSD システム管理者マニュアル              POWERD(8)

名称
     powerd -- システム電源制御ユーティリティ

書式
     powerd [-a mode] [-b mode] [-i percent] [-m freq] [-M freq] [-N]
            [-n mode] [-p ival] [-P pidfile] [-r percent] [-s source] [-v]

解説
     powerd ユーティリティは、システム状態をモニタして、それに応じて、様々な電
     源制御オプションを設定します。それは、AC (交流) 電源またはバッテリの操作
     のために、個々に選択することができる、省電力モードを提示します。

     maximum     最も高い性能値を選択します。max と短縮できます。

     minimum     最も大きな省電力を得るために最低の性能値を選択します。min と
                 短縮できます。

     adaptive    システムがアイドルと思われるとき、性能を下げ、システムがビ
                 ジーであるとき、性能を増加させることによって、バランスをとる
                 ことを試みます。それは、大幅に増加した省電力のために小さな性
                 能の損失のよいバランスを提示します。adp と短縮できます。

     hiadaptive  adaptive モードに似ていますが、性能と相互作用が電力消費量より
                 重要なところで、システムのために調整されました。それは、周波
                 数をより速く増加させて、周波数をそれほど積極的に縮小せず、長
                 く十分な周波数を維持します。hadp と短縮できます。

     デフォルトモードは、バッテリ電源に対して adaptive で、その他に対して
     hiadaptive です。

     powerd は、これらの実行時オプションを認識します:

     -a mode     交流 (AC) 電源の動作中に使用する mode (モード) を選択します。

     -b mode     バッテリ電源の動作中に使用する mode (モード) を選択します。

     -i percent  adaptive モードで電源を節約するために性能を下げ始めるとき、
                 CPU アイドルのパーセントレベルを指定します。デフォルトは、90%
                 以下です。

     -m freq     速度を減らす最小の周波数を指定します。

     -M freq     速度を上げる最大の周波数を指定します。

     -N          ロード計算の目的のためにアイドルとして "nice" 時間を扱いま
                 す。すなわち、CPU が "nice" プロセスでのみビジーであるなら、
                 CPU 周波数を増加させません。

     -n mode     交流 (AC) 線の状態が未知であるときに、通常、使用される mode
                 (モード) を選択します。

     -p ival     交流 (AC) 線の状態とシステムアイドルレベルのための異なった
                 ポーリング間隔を (ミリ秒単位で) 指定します。デフォルトは、250
                 ms です。

     -P pidfile  プロセス ID が格納されるべき代わりのファイルを指定します。デ
                 フォルトは、/var/run/powerd.pid です。

     -r percent  adaptive モードで CPU が実行中で、性能を増強を考慮するべきで
                 あるところで、CPU アイドルパーセントレベルを指定します。デ
                 フォルトは、75% 以上です。

     -s source   AC 回線状態のリフレッシュのために方法を強制します。デフォルト
                 で、それは、自動的に選択されます。有効な方法のセットは、
                 sysctl, devdapm です (i386 のみ)。

     -v          冗長なモード。電源変化に関するメッセージは、stdout (標準出力)
                 に印刷 (表示) され、powerd は、フォアグランドで動作します。

関連項目
     acpi(4), apm(4), cpufreq(4)

歴史
     powerd ユーティリティは、FreeBSD 6.0 ではじめて登場しました。

作者
     Colin Percival は、powerd の基となっている estctrl ユーティリティを最初に
     書きました。次に、Nate Lawson は、cpufreq(4) のために、それを更新して、機
     能を追加し、このマニュアルページを書きました。

バグ
     また、powerd ユーティリティは、CPU のほかにアイドルディスクと他のコンポー
     ネントを電源を低下するべきです。

     powerdpower_profile と共に使用されるなら、それらは、互いを上書きする
     かもしれません。

     powerd ユーティリティは、たぶん交流 (AC) 線の状態のためのポーリングの代わ
     りに devctl(4) インタフェースを使用するべきです。

FreeBSD 12.2                   January 13, 2019                   FreeBSD 12.2

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