FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
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名称 | 書式 | 解説 | 関連ファイル | 終了ステータス | 関連項目 | 歴史 | 作者
GSSD(8)                FreeBSD システム管理者マニュアル                GSSD(8)

名称
     gssd -- 一般的なセキュリティサービスデーモン

書式
     gssd [-d] [-h] [-o] [-v] [-s dir-list] [-c file-substring] [-r preferred-
          realm]

解説
     gssd プログラムは、カーネルの GSS-API 実装のためのサポートを行います。

     オプションは、次の通りです:

     -d      デバッグモードで実行する。このモードでは、gssd 開始するとき、
             フォーク (fork) しません。

     -h      ホストベースの開始プログラムの資格証明のためのサポートを有効にし
             ます。これは、Kerberos 化された NFS マウントがアクセスのためのデ
             フォルトの Kerberos 5 キータブファイルのサービスプリンシパル
             (service principal) を使用することを可能にします。そのようなアク
             セスは、mount_nfs(8) コマンドのための gssname オプションによって
             有効にされます。

     -o      DES と関連する古いスタイルの GSS-API 初期化トークンの使用を強制し
             ます。これは、Kerberos 化された NFS マウントをいくつかの FreeBSD
             でない NFS サーバに対して動作するように要求されます。

     -v      冗長モードで実行します。このモードで、gssd は、LOG_INFO |
             LOG_DAEMON を使用して syslog に、または -d オプションも指定されて
             いるなら、標準エラー (stderr) に活動メッセージをログ記録します。
             実際に Kerberos が署名された状態を返すので、マイナ状態は、10 進数
             としてログ記録されます。

     -s dir-list
             このリストのディレクトリの適切な資格証明キャッシュファイルを検索
             します。リストは、':' 文字によって区切られたルートからのフルパス
             名であるべきです。通常、このリストは、単に "/tmp" にあります。こ
             のオプションなしで、gssd は、資格証明キャッシュファイルが、
             /tmp/krb5cc_<uid> と呼ばれると仮定します、ここで <uid> は、RPC の
             呼び出し側のための実効 uid です。

     -c file-substring
             資格証明キャッシュファイル名のためにファイルの部分文字列を設定し
             ます。-s が指定されたとき、それらの名前に埋め込まれているこの部分
             文字列があるファイルだけが候補として選択されます。指定されないな
             ら、それは、デフォルトで "krb5cc_" となります。

     -r preferred-realm
             -s で指定されたディレクトリで資格証明を検索するとき、このレルム
             (アドレス体系) のために Kerberos 資格証明を使用します。指定されな
             いなら、デフォルトの Kerberos レルムが使用されます。

関連ファイル
     /etc/krb5.keytab  カーネルの GSS-API サービスによって資格証明として使用さ
                       れる Kerberos サービスプリンシパルを含んでいます。

終了ステータス
     ユーティリティ gssd は、成功すると 0 で、エラーがあった場合は >0 で終了し
     ます。

関連項目
     gssapi(3), syslog(3), mount_nfs(8)

歴史
     gssd マニュアルページは、FreeBSD 8.0 ではじめて登場しました。

作者
     このマニュアルページは、Doug Rabson <dfr@FreeBSD.org> によって書かれまし
     た。

FreeBSD 11.2                     July 7, 2013                     FreeBSD 11.2

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