FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
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名称 | 解説 | 関連項目 | 歴史 | バグ
MAILADDR(7)             FreeBSD 多方面の情報マニュアル             MAILADDR(7)

名称
     mailaddr -- メールアドレス指定の説明

解説
     メールアドレスは、このマニュアルページの終わりにリストされたインターネッ
     トプロトコルに基づいています。これらのアドレスは、一般的に次の形式で、

           user@domain

     ここで、domain は、ドットで区切られた階層的なサブドメインのリストです。例
     えば、有効なアドレスは、次の通りです:

           eric@CS.Berkeley.EDU

     アドレス指定のいくつかの他の形式と違って、ドメインは、経路制御を何も意味
     しません。したがって、このアドレスは、インターネットアドレスとして指定さ
     れますが、それがより便利であるか、または効率的であったなら、代替の経路に
     よって進むかもしれません。例えば、Berkeley で、関連したメッセージは、
     Berkeley インターネットゲートウェイを通して行くのではなく、おそらく、イー
     サネットを通して直接 CS に行きます。

   省略形
     特定の状況の下で、完全なドメイン名をタイプする必要はありません。一般的
     に、それが、利用者がメッセージを送信しているドメインと同じであるなら、最
     初のドットに続いている部分を省略できます。例えば、"calder.berkeley.edu"
     のユーザは、両方の送信と受信ホストが同じであるので、"berkeley.edu" を追加
     せずに ``eric@CS'' に送信することがでます。

   互換性
     特定の古いアドレス形式は、以前のメールシステムとの互換性を提供するため
     に、新しい形式に変換されます。特に

           user@host

     と
           user@host.domain

     が許可されます。

           host.domain!user

     は、

           user@host.domain

     に変換され、

           host!user

     は、

           user@host.UUCP

     に変換されます。

     これは、通常、古い UUCP ホストの互換性のために送信される前に
     ``host!user'' 形式に逆変換されます。

   大文字と小文字の区別
     ドメインネーム (すなわち、``@'' 記号の後のあらゆるもの) は、UUCP ホスト名
     を除いで大文字と小文字のあらゆる混合で与えることができます。ほとんどのホ
     ストは、MULTICS サイトの著名な例外として、ユーザ名の大文字と小文字のあら
     ゆる組み合わせを受け付けます。

   経路アドレス (route-addr)
     いくつかの状況の下で、最終的な宛先へのメッセージを取得するためにいくつか
     のホストを通してメッセージを経路変更する必要があるかもしれません。通常、
     この経路制御は、自動的に行われますが、時々、メッセージを手動で経路変更す
     ることが望ましいことです。これらのリレーを示すアドレスは、``経路アドレス
     (route-addr)'' と呼ばれます。これらは、次の構文を使用します:

           <@hosta,@hostb:user@hostc>

     これは、メッセージが、hosta に送信され、そこから hostb に、そして最後に
     hostc に送信されるべきであることを指定します。この経路は、たとえ hostc へ
     のより効率的な経路があったとしても、強制されます。

     経路アドレス (route-addr) は、一般的に各ホストでソフトウェアによって増や
     されるので、返りアドレスで頻繁に起こります。一般的に、実際の送信側を決定
     するために、アドレスの ``user@hostc'' 部分のほかはすべて無視することがで
     きます。

     [注: 経路アドレス (route-addr) 構文は、RFC 1123 で公式に推奨されず、使用
     されるべきではありません。]

     また、多くのサイトは、単純な経路制御のための ``パーセントハック (percent
     hack)'' をサポートします:

           user%hostc%hostb@hosta

     は、前の例で示されるように経路制御されます。

   ポストマスタ
     すべてのサイトは、メールシステムにある問題を扱う、ユーザまたはユーザエイ
     リアスの指定される ``ポストマスタ (postmaster)'' がある必要があります。

   他のネットワーク
     ドメインの最後の構成要素としてネットワークの名前を与えることによっていく
     つかの他のネットワークに到達することができます。これは、標準の機能ではな
     く、すべてのサイトでサポートされているわけではありません。例えば、CSNET
     または BITNET サイトへのメッセージは、それぞれ、``user@host.CSNET'' また
     は ``user@host.BITNET'' に、しばしば送信することができます。

関連項目
     mail(1), sendmail(8)

     Crocker, D. H., Standard for the Format of Arpa Internet Text Messages,
     RFC822.

歴史
     mailaddr は、4.2BSD で登場しました。

バグ
     RFC822 グループ構文 (``group:user1,user2,user3;'') は、古い berknet スタ
     イルのアドレスと衝突するために、``group:;'' の特別な場合を除いてサポート
     されません。

     経路アドレス (route-addres) の構文は、スマートではありません。

     UUCP スタイルとインターネットスタイルのアドレスは、共存されません。

FreeBSD 11.2                     June 16, 1993                    FreeBSD 11.2

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