FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
セクション:
Table of Contents
名称 | 書式 | 解説 | フック | コントロールメッセージ | シャットダウン | 使用例 | 関連項目 | 歴史 | 作者
NG_PPPOE(4)        FreeBSD カーネルインタフェースマニュアル        NG_PPPOE(4)

名称
     ng_pppoe -- RFC 2516 PPPoE プロトコル netgraph ノードタイプ

書式
     #include <sys/types.h>
     #include <net/ethernet.h>
     #include <netgraph.h>
     #include <netgraph/ng_pppoe.h>

解説
     pppoe ノードタイプは、PPPoE プロトコルを実行します。それは、(指定されな
     い) PPP エージェントのやりとりをイーサネットパケットを流用して投入するた
     めにイーサネットフレームワークへの netgraph(4) 拡張と連動して使用されま
     す。

     NGM_PPPOE_GET_STATUS コントロールメッセージは、PPPOE モジュールの現在の状
     態を問い合わせるためにいつでも使用することができます。現在利用可能な唯一
     の統計値は、入出力のためのパケットの総数です。このノードは、まだ
     NGM_TEXT_STATUS コントロールメッセージをサポートしていません。

フック
     このノードタイプは、次のフックをサポートします:

     ethernet  通常 ng_ether(4) ノードに接続されるはずのフック。いったん接続さ
               れると、ng_pppoe は、基本的なノードのイーサネットアドレスを決定
               するためにメッセージをこのフックに送信します。得られたアドレス
               は、格納され、次に発信データグラムのために使用します。

     debug     現在使用されていません。

     [不特定]  その他の名前は、PPP クライアントエージェント、または PPP サーバ
               エージェントに接続されるセッションフックであると仮定されます。

コントロールメッセージ
     このノードタイプは、次を加えて、一般的なコントロールメッセージをサポート
     します:

     NGM_PPPOE_GET_STATUS
          このコマンドは、struct ngpppoestat の状態情報を返します:

              struct ngpppoestat {
                  u_int   packets_in;     /* イーサネットからの入力パケット */
                  u_int   packets_out;    /* イーサネットに向かう出力パケット */
              };

     NGM_TEXT_STATUS
          この一般メッセージは、ノード状態の人間が読み込み可能なバージョンを返
          します。(まだ)

     NGM_PPPOE_CONNECT (pppoe_connect)
          セッションがクライアントとしてステートマシンを入れるべきであるという
          指名されて新しく作成されたフックに伝えます。それは、新たに作成されな
          ければなりません、そして、引数としてサービス名を与えることができま
          す。長さ 0 のサービス名を指定することは正当で、これは、いくつかの
          DSL 設定で共通です。"[AC-Name][Host-Uniq|]Service-Name" 構文を使用し
          て、いくつかのインターネットプロバイダによって必要とされる、特有のア
          クセスコンセントレータ (集中装置) との接続を要求すること、および特有
          の Host-Uniq タグを設定されることが可能です。バイナリの Host-Uniq を
          設定するために、それは、16 進数の小文字の文字列と "0x" を前置きして
          エンコードされなければなりません、例えば、"0x6d792d746167" は、"my
          tag" と同等です。セッションの要求パケットは、イーサネットでブロード
          キャスト (同報通信) されます。このコマンドは、以下に示された
          ngpppoe_init_data 構造体を使用します。例えば、この init データ引数
          は、アクセスコンセントレータ (集中装置) として "remote-ac" だけを受
          け付けて、"my-host" ユニークなタグで "my-isp" サービスと接続するため
          に使用することができます:

                "remote-ac\my-host|my-isp"

     NGM_PPPOE_LISTEN (pppoe_listen)
          セッションがサーバのリスナとしてステートマシンを入れるべきであるとい
          う指名されて新しく作成されたフックに伝えます。与えられた引数は、lis
          ten (接続を受け付け) しようとするサービスの名前です。長さが 0 のサー
          ビス名は、サービスのためのすべての要求に適合します。マッチングサービ
          スリクエストパケットは、サービスを始めるための原因となるプロセスに変
          更さずに元に手渡されます。次にそれを調べることができ、要求に答えるた
          めに始められるセッションにそれを渡します。このコマンドは、以下に示さ
          れた ngpppoe_init_data 構造体を使用します。

     NGM_PPPOE_OFFER (pppoe_offer)
          セッションがサーバとしてステートマシンを入れるべきであるという指名さ
          れて新しく作成されたフックに伝えます。与えられた引数は、提供するサー
          ビスの名前です。長さ 0 のサービスは、正当です。ステートマシンは、
          LISTEN モードフック (上記参照) からそれをたぶん順番に受信した始動
          サーバからそれに転送されるリクエストパケットを待つ状態に進みます。オ
          リジナルのセッションリクエストパケットに組み込まれているセッションに
          要求される状態は、結局要求に答えるためのステートマシンを利用可能にし
          ます。セッションリクエストパケットが受信されるとき、セッション交渉
          は、進行します。このコマンドは、以下に示された ngpppoe_init_data 構
          造体を使用します。

     上記の 3 つコマンドは、共通データ構造体を使用します:

         struct ngpppoe_init_data {
             char       hook[NG_HOOKSIZ];       /* モニタをオンにする
                                                   フック */
             uint16_t   data_len;               /* サービス名の長さ */
             char       data[0];                /* 初期データはここから
                                                   始まる */
         };

     NGM_PPPOE_SUCCESS (pppoe_success)
          このコマンドを上記のメッセージの 1 つでこのセッションを開始したノー
          ドに送信し、状態の変化を報告します。このメッセージは、成功したセッ
          ション交渉を報告します。それは、以下に示される構造体を使用し、報告
          は、成功したセッションに対応するフック名を戻します。

     NGM_PPPOE_FAIL (pppoe_fail)
          このコマンドを上記のメッセージの 1 つでこのセッションを開始したノー
          ドに送信し、状態の変化を報告します。このメッセージは、失敗したセッ
          ション交渉を報告します。それは、以下に示される構造体を使用し、報告
          は、失敗したセッションに対応するフック名を戻します。このフックは、こ
          のメッセージを送信する直後にたぶん削除されてしまうでしょう。

     NGM_PPPOE_CLOSE (pppoe_close)
          このコマンドを上記のメッセージの 1 つでこのセッションを開始したノー
          ドに送信し、状態の変化を報告します。このメッセージは、セッションをク
          ローズする要求を報告します。それは、以下に示される構造体を使用し、報
          告は、クローズされたセッションに対応するフック名を戻します。このフッ
          クは、このメッセージを送信する直後にたぶん削除されてしまうでしょう。
          現在のところ、まだこのメッセージを使用されていません。そして、代わり
          にクローズで NGM_PPPOE_FAIL メッセージを受信するでしょう。

     NGM_PPPOE_ACNAME
          このコマンドは、上記のメッセージの 1 つとともにこのセッションから始
          まるノードに送信し、Access Concentrator Name を報告します。

     上記の 4 つコマンドは、共通データ構造体を使用します:

         struct ngpppoe_sts {
             char    hook[NG_HOOKSIZ];
         };

     NGM_PPPOE_GETMODE (pppoe_getmode)
          このコマンドは、文字列としてノードの現在の互換性モードを返します。こ
          のメッセージの ASCII 形式は、"pppoe_getmode" です。次のキーワードを
          返すことができます:

          "standard"
               ノードは、RFC 2516 にしたがって動作します。

          "3Com"
               ng_pppoe が PPPoE クライアントであるときに、不正確な 3Com
               ethertype でカプセル化されたパケットのセッションを開始します。
               この互換性オプションは、サーバモードに影響しません。サーバモー
               ドで、ng_pppoe は、接続するとき使用されるクライアントである
               ethertype によって、同時に両方のモードをサポートします。

          "D-Link"
               ng_pppoe が特定の Service-Name だけで役立つ PPPoE サーバである
               ときに、空の Service-Name タグ、ノード上で利用可能なすべての
               Service-Name を返す PADI 要求に応答します。特定の Service-Name
               だけに役立つとき、このオプションは、クライアントとして D-Link
               DI-614+ と DI-624+ SOHO との互換性が必要です。この互換性オプ
               ションは、クライアントモードに影響しません。

     NGM_PPPOE_SETMODE (pppoe_setmode)
          ノードを指定されたモードに設定します。文字列引数が必要です。このコマ
          ンドは、同じキーワードを理解して、NGM_PPPOE_GETMODE コマンドによって
          返されます。このメッセージの ASCII 形式は、"pppoe_setmode" です。例
          えば、次のコマンドは、独自の 3Com モードで次のセッションを開始するた
          めにノードを設定します:

                ngctl msg fxp0:orphans pppoe_setmode '"3Com"'

     NGM_PPPOE_SETENADDR (setenaddr)
          発信データグラムのためのノードイーサネットアドレスを設定します。ノー
          ドが ethernet フックでそのピア (相手側) からイーサネットアドレスの取
          得に失敗したとき、またはユーザが別のものでこのアドレスを上書きするこ
          とを望むとき、このメッセージは、重要です。このメッセージの ASCII 形
          式は、"setenaddr" です。

     NGM_PPPOE_SETMAXP (setmaxp)
          RFC 4638 で説明されるようにノード PPP-Max-Payload 値を設定します。こ
          のメッセージは、クライアント設定のためだけに適用します。このメッセー
          ジの ASCII 形式は、"setmaxp" です。

          クライアントに返されたデータ構造は、次の通りです:

              struct ngpppoe_maxp {
                  char     hook[NG_HOOKSIZ];
                  uint16_t data;
              };

     NGM_PPPOE_SEND_HURL (send_hurl)
          HURL タグがある PADM メッセージを送信するためにアクティブなセッショ
          ンで指名されたフックに伝えます。引数は、クライアントに配信される URL
          です:

                ngctl msg fxp0:orphans send_hurl '{ hook="myHook" data="http://example.net/cpe" }'

     NGM_PPPOE_SEND_MOTM (send_motm)
          MOTM タグがある PADM メッセージを送信するためにアクティブなセッショ
          ンで指名されたフックに伝えます。引数は、クライアントに配信されるメッ
          セージです:

                ngctl msg fxp0:orphans send_motm '{ hook="myHook" data="Welcome aboard" }'

     上記の 2 つのコマンドは、前述の同じ ngpppoe_init_data 構造を使用します:

     NGM_PPPOE_HURL
          このコマンドは、HURL タグがある PADM メッセージが受信されるとき、こ
          のセッションを開始するノードに送信され、ホストがユーザに提出するため
          の web ブラウザに渡すことができる URL を含んでいます。

     NGM_PPPOE_MOTM
          このコマンドは、MOTM タグがある PADM メッセージが受信されるとき、こ
          のセッションを開始するノードに送信され、ホストがユーザに表示すること
          ができる Message Of The Minute を含んでいます。

     上記の 2 つのコマンドは、共通のデータ構造を使用します:

         struct ngpppoe_padm {
             char    msg[PPPOE_PADM_VALUE_SIZE];
         };

シャットダウン
     このノードは、すべてのセッションが切断されている時、または ethernet フッ
     クが切断されている時、NGM_SHUTDOWN コントロールメッセージを受け取って
     シャットダウンします。

使用例
     次のコードは、ng_pppoe ノードを設定するために libnetgraph を使用して、そ
     れをソケットノードとイーサネットノードの両方に接続します。それは、
     ng_pppoe ノードが既にイーサネットに取り付けられている時の場合を扱うことが
     できます。そして、それは、クライアントセッションを開始します。

     #include <stdio.h>
     #include <stdlib.h>
     #include <string.h>
     #include <ctype.h>
     #include <unistd.h>
     #include <sysexits.h>
     #include <errno.h>
     #include <err.h>

     #include <sys/types.h>
     #include <sys/socket.h>
     #include <sys/select.h>
     #include <net/ethernet.h>

     #include <netgraph.h>
     #include <netgraph/ng_ether.h>
     #include <netgraph/ng_pppoe.h>
     #include <netgraph/ng_socket.h>
     static int setup(char *ethername, char *service, char *sessname,
                                     int *dfd, int *cfd);

     int
     main()
     {
             int  fd1, fd2;
             setup("xl0", NULL, "fred", &fd1, &fd2);
             sleep (30);
     }

     static int
     setup(char *ethername, char *service, char *sessname,
                             int *dfd, int *cfd)
     {
             struct ngm_connect ngc; /* connect */
             struct ngm_mkpeer mkp;  /* mkpeer */
             /******** nodeinfo 要素 **********/
             u_char          rbuf[2 * 1024];
             struct ng_mesg *const resp = (struct ng_mesg *) rbuf;
             struct hooklist *const hlist
                             = (struct hooklist *) resp->data;
             struct nodeinfo *const ninfo = &hlist->nodeinfo;
             int             ch, no_hooks = 0;
             struct linkinfo *link;
             struct nodeinfo *peer;
             /**** PPPoE セッションに接続するメッセージ *****/
             struct {
                     struct ngpppoe_init_data idata;
                     char            service[100];
             }               message;
             /******** 私たちの小さいグラフを追跡 ********/
             char            path[100];
             char            source_ID[NG_NODESIZ];
             char            pppoe_node_name[100];
             int             k;

             /*
              * データと制御ソケットを作成
              */
             if (NgMkSockNode(NULL, cfd, dfd) < 0) {
                     return (errno);
             }
             /*
              * 問い合せ情報のために質問によって要求された名前の ether ノード
              * を見つける.
              */
             if (strlen(ethername) > 16)
                     return (EINVAL);
             sprintf(path, "%s:", ethername);
             if (NgSendMsg(*cfd, path, NGM_GENERIC_COOKIE,
                           NGM_LISTHOOKS, NULL, 0) < 0) {
                     return (errno);
             }
             /*
              * コマンドは存在しているので受け入れられました.
              * 返答を待ちます (それはほぼ確実に既に待っています).
              */
             if (NgRecvMsg(*cfd, resp, sizeof(rbuf), NULL) < 0) {
                     return (errno);
             }
             /**
              * 次はノードに関して利用可能です:
              * ninfo->name          (string)
              * ninfo->type          (string)
              * ninfo->id            (uint32_t)
              * ninfo->hooks         (uint32_t) (count of hooks)
              * 正しいタイプかチェックします. そして、後で mkpeer
              * で使用するためにその ID を取得します.
              */
             if (strncmp(ninfo->type, NG_ETHER_NODE_TYPE,
                         strlen(NG_ETHER_NODE_TYPE)) != 0) {
                     return (EPROTOTYPE);
             }
             sprintf(source_ID, "[%08x]:", ninfo->id);

             /*
              * 既に取り付けられたフックを検索.
              */
             for (k = 0; k < ninfo->hooks; k++) {
                     /**
                      * 次は各フックで利用可能です.
                      * link->ourhook        (string)
                      * link->peerhook       (string)
                      * peer->name           (string)
                      * peer->type           (string)
                      * peer->id             (uint32_t)
                      * peer->hooks          (uint32_t)
                      */
                     link = &hlist->link[k];
                     peer = &hlist->link[k].nodeinfo;

                     /* debug フックを無視 */
                     if (strcmp("debug", link->ourhook) == 0)
                             continue;

                     /* orphans フックが取り付けられていれば、それを使用 */
                     if (strcmp(NG_ETHER_HOOK_ORPHAN,
                         link->ourhook) == 0) {
                             break;
                     }
                     /* 他のオプションは 'divert' フック */
                     if (strcmp("NG_ETHER_HOOK_DIVERT",
                         link->ourhook) == 0) {
                             break;
                     }
             }

             /*
              * 私たちがそこでフックを見つけたかどうかを見る.
              */
             if (k < ninfo->hooks) {
                     if (strcmp(peer->type, NG_PPPOE_NODE_TYPE) == 0) {
                             /*
                              * それがタイプ PPPoE であるなら、私たち自身で作成
                              * したものをスキップしますが、存在するものを使用
                              * して、私たちは続けます.
                              */
                             sprintf(pppoe_node_name, "[%08x]:", peer->id);
                     } else {
                             /*
                              * 既にだれかが消費したデータがあり、
                              * エラーを返します. いつか私たちは
                              * デイジチェーンを試みるでしょう.
                              */
                             return (EBUSY);
                     }
             } else {

                     /*
                      * フック NG_ETHER_HOOK_ORPHAN でノード "ID" 対して
                      * タイプ PPPoE のノードの作成を試みます.
                      */
                     snprintf(mkp.type, sizeof(mkp.type),
                              "%s", NG_PPPOE_NODE_TYPE);
                     snprintf(mkp.ourhook, sizeof(mkp.ourhook),
                              "%s", NG_ETHER_HOOK_ORPHAN);
                     snprintf(mkp.peerhook, sizeof(mkp.peerhook),
                              "%s", NG_PPPOE_HOOK_ETHERNET);
                     /* メッセージ送信 */
                     if (NgSendMsg(*cfd, source_ID, NGM_GENERIC_COOKIE,
                                   NGM_MKPEER, &mkp, sizeof(mkp)) < 0) {
                             return (errno);
                     }
                     /*
                      * 新しいノードのために名前を考え出す.
                      */
                     sprintf(pppoe_node_name, "%s:%s",
                             source_ID, NG_ETHER_HOOK_ORPHAN);
             }
             /*
              * 私たちは今、PPPoE ノードをイーサネットカードに取り付けます.
              * イーサネットは ethername として記述されます: PPPoE ノードは、
              * pppoe_node_name として記述されます: それに取り付けます.
              * ソケットノードをリンクの両端で同じフック名を使用する指定された
              * ノードに接続します.
              */
             snprintf(ngc.path, sizeof(ngc.path), "%s", pppoe_node_name);
             snprintf(ngc.ourhook, sizeof(ngc.ourhook), "%s", sessname);
             snprintf(ngc.peerhook, sizeof(ngc.peerhook), "%s", sessname);

             if (NgSendMsg(*cfd, ".:", NGM_GENERIC_COOKIE,
                           NGM_CONNECT, &ngc, sizeof(ngc)) < 0) {
                     return (errno);
             }

     #ifdef  NONSTANDARD
             /*
              * ある場合には、我々は 3Com ハードウェアと話しているので、
              * ノードを標準でないモードに設定します.
              */
             if (NgSendMsg(*cfd, ngc.path, NGM_PPPOE_COOKIE,
                             NGM_PPPOE_SETMODE, NG_PPPOE_NONSTANDARD,
                             strlen(NG_PPPOE_NONSTANDARD) + 1) == -1) {
                     return (errno);
             }
     #endif

             /*
              * 始動するように伝えるメッセージを送信.
              */
             bzero(&message, sizeof(message));
             snprintf(message.idata.hook, sizeof(message.idata.hook),
                                     "%s", sessname);
             if (service == NULL) {
                     message.idata.data_len = 0;
             } else {
                     snprintf(message.idata.data,
                              sizeof(message.idata.data), "%s", service);
                     message.idata.data_len = strlen(service);
             }
             /* クライアントとして始動するようにセッション/フックに伝える */
             if (NgSendMsg(*cfd, ngc.path,
                           NGM_PPPOE_COOKIE, NGM_PPPOE_CONNECT, &message.idata,
                           sizeof(message.idata) + message.idata.data_len) < 0) {
                     return (errno);
             }
             return (0);
     }

関連項目
     netgraph(3), netgraph(4), ng_ether(4), ng_ppp(4), ng_socket(4), ngctl(8),
     ppp(8)

     L. Mamakos, K. Lidl, J. Evarts, D. Carrel, D. Simone, and R. Wheeler, A
     Method for transmitting PPP over Ethernet (PPPoE), RFC 2516.

歴史
     ng_pppoe ノードタイプは、FreeBSD 4.0 で実装されました。

作者
     Julian Elischer <julian@FreeBSD.org>

FreeBSD 12.2                   February 14, 2018                  FreeBSD 12.2

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