FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
セクション:
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名称 | 書式 | 非推奨の注意 | 解説 | 診断 | 関連項目 | 歴史 | 作者
AN(4)              FreeBSD カーネルインタフェースマニュアル              AN(4)

名称
     an -- Aironet Communications 4500/4800 無線通信ネットワークアダプタドライ
     バ

書式
     このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル
     設定ファイルに置きます:

           device an
           device wlan

     もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするため
     には、次の行を loader.conf(5) に置きます:

           if_an_load="YES"

非推奨の注意
     このドライバは、FreeBSD 13.0 のリリース前に削除される予定です。

解説
     an ドライバは、次を含み Aironet Communications 4500 と 4800 無線の無線通
     信ネットワークアダプタとその改良型のサポートを行ないます。

           •   Aironet Communications 4500 と 4800 シリーズ
           •   Cisco Aironet 340 と 350 シリーズ
           •   Xircom Wireless Ethernet Adapter

     これらのデバイスのサポートは ISA、PCI と PCMCIA 品種を含んでいます。
     Aironet 4500 のシリーズアダプタは 1 と 2Mbps で作動し、一方 Aironet 4800
     のシリーズと Cisco アダプタは 1、2、5.5 と 11Mbps で作動することができま
     す。ISA、PCI と PCMCIA デバイスはすべて同じコア PCMCIA モジュールに基づ
     き、すべては同じプログラミングインタフェースを持っています。しかしなが
     ら、Lucent WaveLAN/IEEE カード、普通の ISA と PCI デバイスとしてホストに
     現われる ISA と PCI カードとと違っています。そして、どんな PCCARD サポー
     トも要求しません。

     PCMCIA Aironet カードは、カーネル pccard(4) ドライバを含む PC Card サポー
     トを要求します。ISA カードは ISA プラグアンドプレイを使用するか、または
     ボード上で適切にディップスイッチを設定することにより特別の I/O アドレスと
     IRQ を使用するためかのいずれかに設定できます。(デフォルトスイッチ設定はプ
     ラグアンドプレイのためにあります。) an ドライバはプラグアンドプレイサポー
     トを持っており、いずれかの設定で動作します。しかしながら、ハードワイヤー
     ドの I/O アドレスと IRQ を使用する場合、ドライバ設定と NIC のスイッチ設定
     は一致しなければなりません。PCI カードは、どんな種類のスイッチ設定も要求
     せず、自動的にプローブされ、アタッチされます。

     Aironet カードとの相互作用するすべてのホスト/デバイスはプログラムされた
     I/O によってです。Aironet デバイスは 802.11 と 802.3 フレーム、パワーマ
     ネージメント、BSS (インフラストラクチュア) と IBSS (アドホック) オペレー
     ションモードをサポートします。an ドライバは 802.11 フレームとしてすべての
     IP と ARP トラフィックをカプセル化します。しかしながら、それは 802.11 か
     802.3 フレームのいずれかを受信できます。送信速度は、1Mbps、2Mbps、
     5.5Mbps、11Mbps または "自動" (NIC は自動的に最良の速度を選びます) の間で
     選択可能です。

     デフォルトによって、an ドライバは、インフラストラクチュア操作用の Aironet
     カードを設定します。

     このデバイスの設定についてより詳しい情報については、ifconfig(8) を参照し
     てください。

診断
     an%d: init failed  初期化コマンドが発行された後、Aironet カードは準備状態
     になることに失敗しました。

     an%d: failed to allocate %d bytes on NIC  ドライバは、NIC に搭載された
     RAM の中の送信フレームのためにメモリを割り付けることができませんでした。

     an%d: device timeout  Aironet カードは、送信コマンドの肯定応答 (アクノ
     リッジ) のための割り込みの生成に失敗しました。

関連項目
     altq(4), arp(4), miibus(4), netintro(4), wlan(4), ancontrol(8),
     ifconfig(8)

歴史
     an デバイスドライバは、FreeBSD 4.0 ではじめて登場しました。

作者
     an ドライバは、Bill Paul <wpaul@ee.columbia.edu> によって書かれました。

FreeBSD 12.2                     July 16, 2005                    FreeBSD 12.2

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