日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。
4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.4-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.3-RELEASE-K, 14.0-RELEASE-K から 14.1-RELEASE-K は、全翻訳済み)
13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。
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PTHREAD_COND_WAIT(3) FreeBSD ライブラリ関数マニュアル PTHREAD_COND_WAIT(3)
名称
pthread_cond_wait -- 条件変数をウェート (待つ) する
ライブラリ
POSIX スレッドライブラリ (libpthread, -lpthread)
書式
#include <pthread.h>
int
pthread_cond_wait(pthread_cond_t *restrict cond,
pthread_mutex_t *restrict mutex);
解説
pthread_cond_wait() 関数は、cond によって指定された条件変数でウェート (待
つ) している現在のスレッドを不可分にブロックし、mutex によって指定された
ミューテックス (mutex) を解放します。ウェート (待つ) しているスレッドは、
別のスレッドが同じ条件変数で pthread_cond_signal(3) または
pthread_cond_broadcast(3) を呼び出した後のみブロックを解除し、現在のス
レッドは、mutex のロックを再獲得します。
戻り値
成功したなら、pthread_cond_wait() 関数は、0 を返します。そうでなければ、
エラー番号がエラーを示すために返されます。
エラー
pthread_cond_wait() 関数は、次の場合に失敗します:
[EINVAL] cond によって指定された値、または mutex によって指定さ
れた値が無効です。
[EPERM] 指定された mutex が呼び出しているスレッドによってロッ
クされませんでした。
[EOWNERDEAD] 引数 mutex は、mutex ロックを保持する間に終了する以前
の所有しているスレッドを含んでいる強固な mutex とプロ
セスを指します。ロックが、呼び出し側に与えられて、状態
の一貫性をたもつことは新しい所有者次第です。
[ENOTRECOVERABLE] mutex によって保護された状態が、復元可能ではありませ
ん。
関連項目
pthread_cond_broadcast(3), pthread_cond_destroy(3), pthread_cond_init(3),
pthread_cond_signal(3), pthread_cond_timedwait(3),
pthread_mutex_consistent(3)
規格
pthread_cond_wait() 関数は、ISO/IEC 9945-1:1996 (``POSIX.1'') に適合して
います。
FreeBSD 13.2 August 7, 2019 FreeBSD 13.2