日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。
4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.4-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.3-RELEASE-K, 14.0-RELEASE-K から 14.1-RELEASE-K は、全翻訳済み)
13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。
Table of Contents
POSIX_SPAWNATTR_INI... FreeBSD ライブラリ関数マニュアル POSIX_SPAWNATTR_INI...
名称
posix_spawnattr_init, posix_spawnattr_destroy -- スポン属性オブジェクトを
初期化して、破壊する
ライブラリ
標準 C ライブラリ (libc, -lc)
書式
#include <spawn.h>
int
posix_spawnattr_init(posix_spawnattr_t * attr);
int
posix_spawnattr_destroy(posix_spawnattr_t * attr);
解説
posix_spawnattr_init() 関数は、実装によって使用される個々の属性のすべての
ためのデフォルト値があるスポン属性オブジェクト attr を初期化します。既に
初期化しているスポン属性オブジェクトを初期化することによって、メモリが
リークされるかもしれません。
posix_spawnattr_destroy() 関数は、スポン属性オブジェクトを破壊します。
posix_spawnattr_init() を使用して、破壊された attr 属性オブジェクトを再初
期化することができます。それを破壊した後に、オブジェクトを使用するべきで
はありません。
スポン属性オブジェクトは、(<spawn.h> で、定義される) タイプ
posix_spawnattr_t であり、スポン操作に渡ってプロセス属性の継承を指定する
ために使用されます。
(場合により、個々の属性値を設定することによって変更される) 結果のスポン属
性オブジェクトは、posix_spawn() または posix_spawnp() の振る舞いを変更す
るために使用されます。スポン属性オブジェクトが posix_spawn() または
posix_spawnp() への呼び出しによってプロセスをスポンするために使用された後
に、(破壊を含んで) 属性オブジェクトに影響する任意の関数は、このようにして
スポンされた任意のプロセスに影響しません。
戻り値
成功して終了すれば、posix_spawnattr_init() と posix_spawnattr_destroy()
は、0 を返します。そうでなければ、エラー番号が、エラーを示すために返され
ます。
エラー
posix_spawnattr_init() 関数は、次の場合に失敗します:
[ENOMEM] スポン属性オブジェクトを初期化するための十分なメモリが
存在しません。
関連項目
posix_spawn(3), posix_spawnp(3)
規格
posix_spawnattr_init() と posix_spawnattr_destroy() 関数は、IEEE Std
1003.1-2001 (``POSIX.1'') に適合しています。
歴史
posix_spawnattr_init() と posix_spawnattr_destroy() 関数は、FreeBSD 8.0
ではじめて登場しました。
作者
Ed Schouten <ed@FreeBSD.org>
FreeBSD 13.2 March 24, 2008 FreeBSD 13.2