FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.4-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.3-RELEASE-K, 14.0-RELEASE-K から 14.1-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
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名称 | ライブラリ | 書式 | 解説 | 戻り値 | 関連項目 | 規格 | 歴史
EXIT(3)                FreeBSD ライブラリ関数マニュアル                EXIT(3)

名称
     exit, _Exit -- 通常のプログラム終了を実行する

ライブラリ
     標準 C ライブラリ (libc, -lc)

書式
     #include <stdlib.h>

     void
     exit(int status);

     void
     _Exit(int status);

解説
     exit() と _Exit() 関数は、プロセスを終了させます。

     終了の前に、exit() は、リストされた順序で次の機能を実行します:

           1.   atexit(3) 関数で登録された関数を、登録された逆の順序で呼び出し
                ます。(通常、ロードされた動的なオブジェクトからのデストラクタ
                である) __cxa_atexit(3) 関数で登録されたすべての関数と
                atexit(3) 関数で登録された関数を、それらの登録された順序とは逆
                に呼び出します。

           2.   すべてのオープンされた出力ストリームをフラッシュします。

           3.   すべてのオープンされたストリームをクローズします。

     _Exit() 関数は、atexit(3) 関数で登録された関数を呼び出さずに終了し、リス
     トされた他の動作を実行するかどうか分かりません。_Exit() 関数の FreeBSD の
     実装は、__cxa_atexit(3,) で登録されたデストラクタを呼び出しません、バッ
     ファをフラッシュせず、ストリームをクローズしません。

     両方の関数は、status 引数の下位 8 ビットを wait(2) 関数ファミリを呼び出し
     た親プロセスに利用可能とします。

     C 標準規格 (ISO/IEC 9899:1999 (``ISO C99'')) は、status の指定可能な値と
     して、値 0, EXIT_SUCCESS と EXIT_FAILURE を定義しています。協力するプロセ
     スは、他の値を使用します: メール転送エージェントによって呼び出されるかも
     しれないプログラムで、sysexits(3) に記述された値は、より多くの情報を親プ
     ロセスに提供するために使用されます。

     atexit(3) 自体使用して登録された関数が exit() を呼び出すならば、exit()
     は、限りない繰り返しを防ぐ方法は何もないことに注意してください。そのよう
     な関数は、(とはいえ、その上、望まれないかもしれない他の影響があります) 代
     わりに _Exit() を呼び出さなければなりません

戻り値
     exit() と _Exit() 関数は、決して返りません。

関連項目
     _exit(2), abort2(2), wait(2), at_quick_exit(3), atexit(3), intro(3),
     quick_exit(3), sysexits(3), tmpfile(3)

規格
     exit() と _Exit() 関数は、ISO/IEC 9899:1999 (``ISO C99'') に適合していま
     す。

歴史
     exit() 関数は、Version 1 AT&T UNIX で登場しました。

FreeBSD 13.2                    August 5, 2021                    FreeBSD 13.2

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