FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
セクション:
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名称 | ライブラリ | 書式 | 解説 | 関連項目 | 規格 | バグ
STRFTIME(3)            FreeBSD ライブラリ関数マニュアル            STRFTIME(3)

名称
     strftime -- 日付と時間を書式設定する

ライブラリ
     標準 C ライブラリ (libc, -lc)

書式
     #include <time.h>

     size_t
     strftime(char * restrict buf, size_t maxsize,
         const char * restrict format, const struct tm * restrict timeptr);

     size_t
     strftime_l(char *restrict buf, size_t maxsize,
         const char * restrict format, const struct tm *restrict timeptr,
         locale_t loc);

解説
     strftime() 関数は、timeptr からの情報を format によって指される文字列に
     従ってバッファ buf に書式設定を行います。関数 strftime_l() は、strftime()
     と同じこと行いますが、現在のロケールを使用するのではなく明示的なロケール
     を試みます。

     format 文字列は、0 個以上の変換指定と通常の文字で構成されます。すべての通
     常の文字は、バッファに直接コピーされます。変換指定は、パーセント記号
     ```%''' と他の 1 つの文字で構成されます。

     ただの maxsize に過ぎない文字が、配列に置かれます。終端のヌル文字を含ん
     で、結果の文字の合計数が maxsize 以下であるなら、strftime() は、終端のヌ
     ル文字を数えずに配列の文字数を返します。そうでなければ、0 が返され、バッ
     ファ内容は、不定です。

     変換指定は、次のように拡張の後にバッファにコピーされます:

     %A    は、完全な週日の名前の国別の表現によって置き換えられます。

     %a    は、短縮された週日の名前の国別の表現によって置き換えられます。

     %B    は、完全な月名の国別の表現によって置き換えられます。

     %b    は、短縮された月名の国別の表現によって置き換えられます。

     %C    は、10 進数として (年 / 100) によって置き換えられます。単一の桁は、
           0 が前に付けられます。

     %c    は、時間と日付の国別の表現によって置き換えられます。

     %D    は、``%m/%d/%y'' と同等です。

     %d    は、10 進数として月の日 (01-31) によって置き換えられます

     %E* %O*
           POSIX ロケールの拡張。シーケンス %Ec %EC %Ex %EX %Ey %EY %Od %Oe
           %OH %OI %Om %OM %OS %Ou %OU %OV %Ow %OW %Oy は、代替の表現を提供す
           ると想定されます。

           さらに、%OB は、代替の月の名を表現するように実装されました (日にふ
           れずに単独で使用されます)。

     %e    は、10 進数として月の日 (1-31) によって置き換えられます。単一の桁
           は、空白が前に付けられます。

     %F    は、``%Y-%m-%d'' と同等です。

     %G    は、世紀が付けられた 10 進数として年によって置き換えられます。この
           年は、週の大部分を含んでいるものです (週の最初の日として月曜日)。

     %g    は、``%G'' と同じ年によって置き換えられますが、世紀をつけずに 10 進
           数 (00-99) としてです。

     %H    は、10 進数として時間 (24 時間の時計) (00-23) によって置き換えられ
           ます。

     %h    %b と同じです。

     %I    は、10 進数として時間 (12 時間の時計) (01-12) によって置き換えられ
           ます。

     %j    は、10 進数として年の日 (001-366) によって置き換えられます。

     %k    は、10 進数として時間 (24 時間の時計) (0-23) によって置き換えられま
           す。単一の桁は、空白が前に付けられます。

     %l    は、10 進数として時間 (12 時間の時計) (1-12) によって置き換えられま
           す。単一の桁は、空白が前に付けられます。

     %M    は、10 進数として分 (00-59) によって置き換えられます。

     %m    は、10 進数として月 (01-12) によって置き換えられます。

     %n    は、改行によって置き換えられます。

     %O*   %E* と同じです。

     %p    は、必要に応じて "午前" (a.m.) または "午後" (p.m.) のいずかれの国
           別の表現によって置き換えられます。

     %R    は、``%H:%M'' と同等です。

     %r    は、``%I:%M:%S %p'' と同等です。

     %S    は、10 進数として秒 (00-60) によって置き換えられます。

     %s    は、基準時点、協定世界時 (UTC) 以来の秒数によって置き換えられます
           (mktime(3) を参照)。

     %T    は、``%H:%M:%S'' と同等です。

     %t    は、タブによって置き換えられます。

     %U    は、10 進数として年 (週の最初の日として日曜日) の週の数 (00-53) に
           よって置き換えられます。

     %u    は、10 進数として週日 (週の最初の日として月曜日) (1-7) によって置き
           換えられます。

     %V    は、年 (週の最初の日として月曜日) の週の数 (01-53) によって置き換え
           られます。新年に 1 月 1 日を含んでいる週が 4 日以上あるなら、それ
           は、週 1 です。そうでなければ、それは、前の年の最後の週であり、次の
           週が、週 1 です。

     %v    は、``%e-%b-%Y'' と同等です。

     %W    は、10 進数として年 (週の最初の日として月曜日) の週の数 (00-53) に
           よって置き換えられます。

     %w    は、10 進数として週日 (週の最初の日として日曜日) (0-6) によって置き
           換えられます。

     %X    は、時間の国別の表現によって置き換えられます。

     %x    は、日付の国別の表現によって置き換えられます。

     %Y    は、10 進数として世紀を付けた年によって置き換えられます。

     %y    は、10 進数として世紀を付けずに年 (00-99) によって置き換えられま
           す。

     %Z    は、タイムゾーン名によって置き換えられます。

     %z    は、協定世界時 (UTC) からのタイムゾーンによって置き換えられます。先
           導しているプラス記号は、UTC の東を意味し、マイナス記号は、UTC の西
           を意味し、それぞれ 2 桁の時間と分が続き、それらの間にデリミタは、あ
           りません (RFC 822 日付ヘッダに対して共通の形式)。

     %+    は、日付と時間の国別の表現によって置き換えられます (形式は、date(1)
           によって生成されたものに似ています)。

     %-*   GNU libc の拡張。数値の出力を実行しているときに、何もパディングを行
           いません。

     %_*   GNU libc の拡張。明示的にパディングのために空白を指定します。

     %0*   GNU libc の拡張。明示的にパディングのために 0 を指定します。

     %%    は、`%' によって置き換えられます。

関連項目
     date(1), printf(1), ctime(3), printf(3), strptime(3), wcsftime(3)

規格
     strftime() 関数は、`%C', `%D', `%E*', `%e', `%G', `%g', `%h', `%k', `%l',
     `%n', `%O*', `%R', `%r', `%s', `%T', `%t', `%u', `%V', `%z', `%+' を含ん
     で多くの拡張とともに ISO/IEC 9899:1990 (``ISO C90'') に適合しています。

     `%G', `%g' と `%V' の置換で特有の週の数と年は、ISO 8601: 1988 で定義され
     ています。strftime_l() 関数は、IEEE Std 1003.1-2008 (``POSIX.1'') に適合
     しています。

バグ
     月の相のための変換指定は、ありません。

     strftime() 関数は、format 引数でマルチバイト文字を正確に処理しません。

FreeBSD 13.0                     June 25, 2012                    FreeBSD 13.0

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