FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
セクション:
Table of Contents
名称 | ライブラリ | 書式 | 解説 | 関連項目 | 歴史
STRMODE(3)             FreeBSD ライブラリ関数マニュアル             STRMODE(3)

名称
     strmode -- inode の状態情報をシンポリック文字列に変換する

ライブラリ
     標準 C ライブラリ (libc, -lc)

書式
     #include <string.h>

     void
     strmode(mode_t mode, char *bp);

解説
     strmode() 関数は、ファイル mode (inode に関連するタイプとパーミッション情
     報、stat(2) 参照) を bp によって参照される位置に格納されるシンボリック文
     字列に変換します。この格納される文字列は、11 文字の長さプラス後続するヌル
     文字です。

     最初の文字は、inode タイプで、次の 1 つになります:

           -     通常ファイル
           b     ブロック型特殊
           c     キャラクタ型特殊
           d     ディレクトリ
           l     シンボリックリンク
           p     fifo
           s     ソケット
           w     ホワイトアウト (whiteout)
           ?     未知の inode タイプ

     次の 9 文字は、3 文字ごとに、3 つのパーミッションの組をエンコードします。
     最初の 3 文字は、ファイルの所有者のためのパーミッション、2 番目の 3 文字
     は、ファイルが属するグループのためのパーミッション、と 3 番目の 3 文字
     は、``other'' (その他の人) またはデフォルトのためのユーザの設定のパーミッ
     ションです。

     パーミッションのチェックは、できるだけ明確に行われます。読み込みパーミッ
     ションがパーミッションの最初の設定のファイルの所有者に拒否されるなら、
     ファイルの所有者は、ファイルを読み込むことができません。たとえ所有者が
     ファイルのグループに入っていて、グループのパーミッションが用見込みを許可
     するか、または ``other'' のパーミッションが読み込みを許可していても、これ
     は、真です。

     3 つの文字のセットの最初の文字が ``r'' であるなら、ファイルは、ユーザのそ
     の設定に対して読み込み可能です。ダッシュ ``-'' であるなら、それは、読み込
     み可能ではありません。

     3 つの文字のセットの 2 番目の文字が ``w'' であるなら、ファイルは、ユーザ
     のその設定に対して書き込み可能です。ダッシュ ``-'' であるなら、それは、書
     き込み可能ではありません。

     3 番目の文字は、次に適用する次の文字の最初です:

     S     文字が所有者のパーミッションの一部であり、ファイルが実行可能ではな
           いか、または、ディレクトリが所有者によって検索可能でなく、セット
           ユーザ ID (set-user-ID) ビットが設定されている場合。

     S     文字がグループパーミッションの一部であり、ファイルが実行可能ではな
           いか、またはディレクトリがグループによって検索可能でなく、セットグ
           ループ ID (set-group-ID) ビットが設定されている場合。

     T     文字がその他の人のパーミッションの一部であり、ファイルが実行可能で
           はないか、またはディレクトリが他の人によって検索可能でなく、``ス
           ティッキ'' (S_ISVTX) ビットが設定されている場合。

     s     文字が所有者のパーミッションの一部であり、ファイルが実行可能である
           か、またはディレクトリが所有者によって検索可能であり、セットユーザ
           ID (set-user-ID) ビットが設定されている場合。

     s     文字がグループのパーミッションの一部であり、ファイルが実行可能であ
           るか、またはディレクトリがグループによって検索可能であり、セットグ
           ループ ID (set-group-ID) ビットが設定されている場合。

     t     文字が他の人のパーミッションとファイルの一部であり、ファイルが実行
           可能であるか、またはディレクトリが他の人によって検索可能であり、
           ``スティッキ'' (S_ISVTX) ビットが設定されている場合。

     x     ファイルは、実行可能であるか、または、ディレクトリは、検索可能で
           す。

     -     上記のもののどれも適用しません。

     最後の文字は、常に空白となります。

関連項目
     chmod(1), find(1), stat(2), getmode(3), setmode(3)

歴史
     strmode() 関数は、4.4BSD ではじめて登場しました。

FreeBSD 12.2                     July 28, 1994                    FreeBSD 12.2

Table of Contents

FreeBSD マニュアル検索