FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
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名称 | ライブラリ | 書式 | 解説 | 戻り値 | 関連項目 | 規格
MEMSET(3)              FreeBSD ライブラリ関数マニュアル              MEMSET(3)

名称
     memset -- バイトをバイト文字列に書き込む

ライブラリ
     標準 C ライブラリ (libc, -lc)

書式
     #include <string.h>

     void *
     memset(void *dest, int c, size_t len);

     #define __STDC_WANT_LIB_EXT1__ 1

     errno_t
     memset_s(void *dest, rsize_t destsz, int c, rsize_t len);

解説
     memset() 関数は、(unsigned char に変換された) 値 clen バイトを文字列
     dest に書き込みます。記憶域オーバフローからの結果の memset() からの未定義
     な振る舞いは、len が、バッファ dest の長さより大きいなら、起こます。dest
     が無効のポインタであるなら、振る舞いも、未定義です。

     memset_s() 関数は、エラーが返されることを除いて、memset() と同じように振
     る舞います、そして dest が NULL ポインタであるなら、destsz または len が
     RSIZE_MAX より大きいか、または lendestsz より大きい (バッファオーバフ
     ローが起こります) なら、現在登録された実行時の強制ハンドラが、呼び出され
     ます。実行時の強制ハンドラは、最初に呼び出され、返ることはありません。そ
     れが返るなら、エラーが、呼び出し側に返されます。explicit_bzero(3) のよう
     に、memset_s() は、センシティブ (sensitive) なデータをクリアするのに役に
     立つようにする、Dead Store Elimination (DSE) 通して削除されません。対照的
     に memset() 関数は、関数によって修正されたオブジェクトが再びアクセスされ
     ないなら、切り離して最適化されます。その後アクセスされないメモリをクリア
     するために、それは、memset() の代わりに memset_s() を使用するようにアドバ
     イスします。例えば、パスワードを含んでいるバッファは、free(3) の前に、
     memset_s() でクリアされるべきです。

戻り値
     memset() 関数は、その最初の引数を返します。memset_s() 関数は、成功すれ
     ば、0 を返し、エラーであるなら、0 以外を返します。

関連項目
     bzero(3), explicit_bzero(3), set_constraint_handler_s(3), swab(3),
     wmemset(3)

規格
     memset() 関数は、ISO/IEC 9899:1990 (``ISO C90'') に適合しています。
     memset_s() は、ISO/IEC 9899:2011 (``ISO C11'') K.3.7.4.1 に適合していま
     す。

FreeBSD 12.2                    August 19, 2018                   FreeBSD 12.2

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