FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
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名称 | ライブラリ | 書式 | 解説 | 戻り値 | 関連項目 | 規格 | 歴史 | バグ
FNMATCH(3)             FreeBSD ライブラリ関数マニュアル             FNMATCH(3)

名称
     fnmatch -- ファイル名またはパス名がシェルスタイルのパターンと一致するかど
     うかテストする

ライブラリ
     標準 C ライブラリ (libc, -lc)

書式
     #include <fnmatch.h>

     int
     fnmatch(const char *pattern, const char *string, int flags);

解説
     fnmatch() 関数は、シェルによって使用される規則にしたがってパターンを照合
     します。pattern 引数によって指定されたパターンと一致するかどうか調べるた
     めに string 引数によって指定された文字列をチェックします。

     flags 引数は、patternstring の解釈を修正します。flags の値は、インク
     ルードファイル <fnmatch.h> で定義される、次の定数のいずれかをビット単位の
     包括的論理 (OR) したものです。

     FNM_NOESCAPE  通常、pattern 中のバックスラッシュ (`\') が続いている文字の
                   すべての発生は、その文字で置き換えられます。これは、文字に
                   対してあらゆる特別な意味を打ち消すために行われます。
                   FNM_NOESCAPE フラグが設定されるなら、バックスラッシュ文字
                   は、普通の文字と扱われます。

     FNM_PATHNAME  string 中のスラッシュ文字は、pattern 中のスラッシュによって
                   明示的に一致していなければなりません。このフラグが設定され
                   ないなら、スラッシュは、通常の文字と扱われます。

     FNM_PERIOD    string 中の先導するピリオドは、pattern 中のピリオドによって
                   明示的に一致していなければなりません。このフラグが設定され
                   ないなら、先導するピリオドは、通常の文字と扱われます。``先
                   導する'' の定義は、FNM_PATHNAME の指定と関連しています。ピ
                   リオドは、string 中の最初の文字であるなら、常に ``先導す
                   る'' です。さらに、FNM_PATHNAME が設定されるなら、ピリオド
                   は、スラッシュの直後であるなら、先導されています。

     FNM_LEADING_DIR
                   pattern の照合が成功した後の残りの ``/*'' を無視します。

     FNM_CASEFOLD  patternstring の両方の大文字と小文字の区別を無視しま
                   す。

戻り値
     fnmatch() 関数は、stringpattern によって指定されたパターンと一致する
     なら、0 を返し、そうでなければ、値 FNM_NOMATCH を返します。

関連項目
     sh(1), glob(3), regex(3)

規格
     fnmatch() 関数の現在の実装は、IEEE Std 1003.2 (``POSIX.2'') に適合してい
     ません。照合シンボル式、同値類式と文字クラス式は、サポートされていませ
     ん。

歴史
     fnmatch() 関数は、4.4BSD ではじめて登場しました。

バグ
     パターン `*' は、たとえ FNM_PATHNAME が指定されても、空の文字列と一致しま
     す。

FreeBSD 11.2                     July 18, 2004                    FreeBSD 11.2

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