FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.4-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.3-RELEASE-K, 14.0-RELEASE-K から 14.1-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
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名称 | ライブラリ | 書式 | 解説 | 戻り値 | 使用例 | 関連項目 | 歴史 | 作者
ABORT2(2)              FreeBSD システムコールマニュアル              ABORT2(2)

名称
     abort2 -- 診断でプロセスをアボートする

ライブラリ
     標準 C ライブラリ (libc, -lc)

書式
     #include <stdlib.h>

     void
     abort2(const char *why, int nargs, void **args);

解説
     abort2() システムコールによって、プロセスは、kill されるか、または (引数
     で) 指定された診断メッセージをカーネルによって syslogd(8) デーモンに引き
     渡されます。

     why 引数は、プログラムの終了の理由を指定するヌル文字で終了する文字列 (最
     大 128 文字) を指します。args 配列は、(カーネルの `%p' printf(9) 形式の)
     数値でログ登録されるポインタを含んでいます。nargs 引数は、args (最大の
     16) のポインタの数を指定します。

     abort2() システムコールは、プロセスの継続が不可能であるか、または他の決定
     的な理由で望まれていないか、そして、通常の診断チャネルをメッセージが配信
     すると確信できない状況で使用するためのものです。

戻り値
     abort2() 関数は、決して戻りません。

     プロセスは、SIGKILL が使用される場合に、abort2() への引数が無効でないな
     ら、SIGABRT で kill されます。

使用例
     #include <stdlib.h>

     if (weight_kg > max_load) {
             void *ptrs[3];

             ptrs[0] = (void *)(intptr_t)weight_kg;
             ptrs[1] = (void *)(intptr_t)max_load;
             ptrs[2] = haystack;
             abort2("Camel overloaded", 3, ptrs);
     }

関連項目
     abort(3), exit(3)

歴史
     abort2() システムコールは、FreeBSD 7.0 ではじめて登場しました。

作者
     abort2() システムコールは、Poul-Henning Kamp <phk@FreeBSD.org> によって設
     計されました。それは Wojciech A. Koszek <dunstan@freebsd.czest.pl> によっ
     て実装されました。

FreeBSD 13.2                  September 30, 2006                  FreeBSD 13.2

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