FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
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名称 | ライブラリ | 書式 | 解説 | 戻り値 | エラー | 関連項目 | 歴史
SWAPON(2)              FreeBSD システムコールマニュアル              SWAPON(2)

名称
     swapon, swapoff -- インタリーブされたページング/スワッピングのためにデバ
     イスを制御する

ライブラリ
     標準 C ライブラリ (libc, -lc)

書式
     #include <unistd.h>

     int
     swapon(const char *special);

     int
     swapoff(const char *special);

解説
     swapon() システムコールは、ブロックデバイス special をページングとスワッ
     ピングのための割り付けに対してシステムに利用可能とします。潜在的に利用可
     能なデバイスの名前は、システムに知られており、システム設定時に定義されま
     す。special のスワップ領域のサイズは、デバイスがスワッピングのために最初
     に利用可能になる時に計算されます。

     swapoff() システムコールは、与えられたデバイスのページングとスワッピング
     を無効にします。すべての関連するスワップのメタデータは、割り付けを解除さ
     れ、デバイスは、他の目的のために利用可能となります。

戻り値
     エラーが生じたなら、-1 の値が返され、errno は、エラーを示す値に設定されま
     す。

エラー
     swapon() と swapoff() は、両方とも次の場合に失敗します:

     [ENOTDIR]          パスの接頭辞の構成要素がディレクトリではありません。

     [ENAMETOOLONG]     パス名の構成要素が、255 文字を越えているか、または全体
                        のパス名が、1023 文字を越えています。

     [ENOENT]           指定されたデバイスが存在しません。

     [EACCES]           検索パーミッションがパス接頭辞の構成要素に対してに拒否
                        されています。

     [ELOOP]            パス名の変換であまりにも多くのシンボリックリンクに遭遇
                        しました。

     [EPERM]            呼び出し側が、スーパユーザではありません。

     [EFAULT]           special 引数が、プロセスの割り付けられたアドレス空間の
                        外側を指しています。

     さらに、swapon() は、次の理由で失敗します:

     [ENOTBLK]          special 引数がブロックデバイスではありません。

     [EBUSY]            special によって指定されたデバイスが、既にスワッピング
                        のために利用可能になっていました。

     [ENXIO]            special のメジャーデバイス番号が範囲外です (これは、関
                        連するハードウェアのためのデバイスドライバが存在しない
                        ことを示します)。

     [EIO]              I/O エラーがスワップデバイスをオープンする間に起こりま
                        した。

     最後に、swapoff() は、次の場合に失敗します:

     [EINVAL]           システムが、現在 special にスワッピングしていません。

     [ENOMEM]           与えられたデバイスへのページングとスワッピングを安全に
                        無効にするために十分な仮想メモリが利用可能ではありませ
                        ん。

関連項目
     config(8), swapon(8), sysctl(8)

歴史
     swapon() システムコールは、4.0BSD で登場しました。swapoff() システムコー
     ルは、FreeBSD 5.0 で登場しました。

FreeBSD 11.2                    October 4, 2013                   FreeBSD 11.2

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