FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
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名称 | ライブラリ | 書式 | 解説 | 戻り値 | エラー | 関連項目 | 歴史
GETPRIORITY(2)         FreeBSD システムコールマニュアル         GETPRIORITY(2)

名称
     getpriority, setpriority -- プログラムのスケジューリングの優先度を取得/設
     定する

ライブラリ
     標準 C ライブラリ (libc, -lc)

書式
     #include <sys/time.h>
     #include <sys/resource.h>

     int
     getpriority(int which, int who);

     int
     setpriority(int which, int who, int prio);

解説
     whichwho によって示されるようなプロセス、プロセスグループまたはユーザ
     のスケジューリングの優先度は、getpriority() システムコールで取得され、
     setpriority() システムコールで設定されます。which 引数は、PRIO_PROCESS,
     PRIO_PGRP または PRIO_USER の 1 つで、who は、(PRIO_PROCESS のためのプロ
     セス識別子、PRIO_PGRP のためのプロセスグループ識別子と PRIO_USER のための
     ユーザ ID である) which に関連して解釈されます。who の 0 の値は、現在のプ
     ロセス、プロセスグループまたはユーザを表示します。prio 引数は、範囲 -20
     から 20 の値です。デフォルトの優先度は、0 です。より低い優先度は、より推
     奨されるスケジューリングをもたらします。

     getpriority() システムコールは、指定されたプロセスのいずれかによって恵ま
     れた最高の優先度 (最低の数値) を返します。setpriority() システムコール
     は、すべての指定されたプロセスの優先度を指定された値に設定します。スーパ
     ユーザだけが優先度を低くすることができます。

戻り値
     getpriority() は、適正に値 -1 を返すことができるので、呼び出しより前に外
     部変数 errno をクリアする必要があり、次に、-1 がエラーまたは適正な値かど
     うか判断するために後で、それをチェックします。

     関数 setpriority() は、処理が成功すると値 0 を返します。そうでない場合、
     値 -1 が返され、グローバル変数 errno にエラーを示す値が設定されます。

エラー
     getpriority() と setpriority() システムコールは、次の場合に失敗します:

     [ESRCH]            プロセスが指定された whichwho 値を使用して見つけら
                        れませんでした。

     [EINVAL]           which 引数が、PRIO_PROCESS, PRIO_PGRP または PRIO_USER
                        の 1 つではありませんでした。

     上記に示されたエラーに加えて、setpriority() は、次の場合に失敗します:

     [EPERM]            プロセスが見つけられましたが、その実行ユーザ ID も実
                        ユーザ ID のいずれも呼び出し側の実効ユーザ ID と一致し
                        ませんでした。

     [EACCES]           スーパユーザ以外が、プロセスの優先度を低くすることを試
                        みました。

関連項目
     nice(1), fork(2), renice(8)

歴史
     getpriority() システムコールは、4.2BSD で登場しました。

FreeBSD 11.2                     June 4, 1993                     FreeBSD 11.2

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