FreeBSD 日本語マニュアル検索 (jman/japropos/jwhatis)


日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。

4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)

13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。



検索コマンド: man apropos whatis
コマンド/キーワード:
日本語マニュアル RELEASE :
セクション:
Table of Contents
名称 | ライブラリ | 書式 | 解説 | 戻り値 | エラー | 関連項目 | 規格 | 歴史
READLINK(2)            FreeBSD システムコールマニュアル            READLINK(2)

名称
     readlink, readlinkat -- シンボリックリンクの値を読み込む

ライブラリ
     標準 C ライブラリ (libc, -lc)

書式
     #include <unistd.h>

     ssize_t
     readlink(const char *restrict path, char *restrict buf, size_t bufsiz);

     ssize_t
     readlinkat(int fd, const char *restrict path, char *restrict buf,
         size_t bufsize);

解説
     readlink() システムコールは、シンボリックリンク path の内容を bufsiz のサ
     イズがあるバッファ buf に置きます。readlink() システムコールは、buf にヌ
     ル文字を付け加えません。

     readlinkat() システムコールは、path が相対的なパスを指定する場合を除い
     て、readlink() と同等です。この場合に、現在のワーキングディレクトリの代わ
     りに、内容が、ファイル記述子 fd に関連するディレクトリに相対的に読み込ま
     れるシンボリックリンク。readlinkat() が fd パラメータの特別な値 AT_FDCWD
     を渡されるなら、現在のワーキングディレクトリが使用され、振る舞いは、
     readlink() への呼び出しと同じです。

戻り値
     成功するなら、呼び出しは、バッファに置かれた文字のカウントを返し、エラー
     が起こるなら、グローバル変数 errno にエラーコードを置いて、-1 を返しま
     す。

エラー
     readlink() システムコールは、次の場合に失敗します:

     [ENOTDIR]          パス接頭辞の構成要素がディレクトリではありません。

     [ENAMETOOLONG]     パス名の構成要素が 255 文字を越えているか、または全体
                        のパス名が 1023 文字を越えています。

     [ENOENT]           指定されたファイルが、存在しません。

     [EACCES]           検索パーミッションが、パス接頭辞の構成要素に対して拒否
                        されます。

     [ELOOP]            パス名を変換で非常に多くのシンボリックリンクに遭遇しま
                        した。

     [EINVAL]           指定されたファイルが、シンボリックリンクではありませ
                        ん。

     [EIO]              I/O エラーが、ファイルシステムから読み込む間に起こりま
                        した。

     [EFAULT]           buf 引数が、プロセスの割り付けられたアドレス空間の外側
                        を指しています。

     readlink() によって返されたエラーに加えて、readlinkat() は、次の場合に失
     敗します:

     [EBADF]            path 引数が、絶対的なパスを指定せず、fd 引数が、
                        AT_FDCWD でも、検索のための有効なファイル記述子でもあ
                        りません。

     [ENOTDIR]          path 引数が、絶対的なパスではなく、fd が、AT_FDCWD で
                        も、ディレクトリと関連したファイル記述子でもありませ
                        ん。

関連項目
     lstat(2), stat(2), symlink(2), symlink(7)

規格
     readlinkat() システムコールは、The Open Group Extended API Set 2 仕様に
     従っています。

歴史
     readlink() システムコールは、4.2BSD で登場しました。readlinkat() システム
     コールは、FreeBSD 8.0 で登場しました。

FreeBSD 11.2                    April 10, 2008                    FreeBSD 11.2

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