日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。
4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K, 12.1-RELEASE-K は、 プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.4-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K から 8.4-RELEASE-K, 9.0-RELEASE-K から 9.3-RELEASE-K, 10.0-RELEASE-K から 10.3-RELEASE-K, 11.0-RELEASE-K から 11.4-RELEASE-K, 12.0-RELEASE-K から 12.3-RELEASE-K, 13.0-RELEASE-K から 13.2-RELEASE-K は、全翻訳済み)
13.3-STABLE-K, 15.0-CURRENT-K は現在、作成中で日々更新されています。
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PROCCONTROL(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル PROCCONTROL(1) 名称 proccontrol -- いくつかのプロセス実行の側面を制御する 書式 proccontrol -m mode [-s control] [-q] -p pid | command 解説 proccontrol コマンドは、pid 引数によって指定された既存のプロセスの実行パ ラメータを修正するか、またはそれに設定される実行パラメータで新しいプログ ラム command の実行を開始します。 強制的なパラメータ mode によって選択される、どの実行パラメータが変更され るか。mode のために指定できる値は、次の通りです: aslr アドレス空間レイアウトランダム化 (Address Space Layout Random ization) を制御します。spawn された新しいプロセスにのみ適用可能 です。 trace アタッチするデバッガのためのパーミッションを制御します。プロセス は、あらゆる他のプロセスのためでなく、それ自体のためにトレースす ることを有効にすることを許可されるだけであることに注意してくださ い。 trapcap ケーパビリティモードアクセス違反へのシグナルを制御します。 protmax mmap(2) のための暗黙の PROT_MAX アプリケーションを制御します。 kpti 有効にされた KPTI を制御する、AMD64 のみ。 la48 57 ビットのアドレス指定が可能なマシンの、AMD64 のみ、ユーザモー ドのプロセスアドレス空間を 48 ビットのアドレスに制限するように制 御します。 control (制御) は、選択された mode が有効にされるるか、または無効にされる べきであるなら、指定されます。指定できる値は、enable または disable で、 指定されないなら、デフォルト値は、enable です。各モードの効果と他のプロセ ス制御の機能の相互作用の詳細な説明については、procctl(2) を参照してくださ い。 -q スイッチは、ユーティリティの問い合わせを行ない、選択されたモードのため の現在の設定を印刷 (表示) します。-q は、-p で問い合わせターゲットのプロ セス指定を必要とします。 終了ステータス ユーティリティ proccontrol は、成功すると 0 で、エラーがあった場合は >0 で終了します。 使用例 • プロセス 1020 へのデバッガのアタッチメントを無効にするためには、次を 実行します。 proccontrol -m trace -s disable -p 1020 • ケーパビリティアクセス違反が SIGTRAP 配達を起こすとここで、モードの uniq(1) プログラムを実行するためには、次を行ないます。 proccontrol -m trapcap uniq • 実行しているプロセス 1020 のための現在の ASLR 使用可能性のモードを問 い合わせるためには、次を行ないます。 proccontrol -m aslr -q -p 1020 関連項目 kill(2), procctl(2), ptrace(2) 歴史 proccontrol コマンドは、FreeBSD 10.0 ではじめて登場しました。 作者 proccontrol コマンドとこのマニュアルページは、FreeBSD 財団の資金提供の下 で Konstantin Belousov <kib@freebsd.org> によって書かれました。 FreeBSD 13.0 June 28, 2019 FreeBSD 13.0